■□勇者たち■□

ドラン

・勇者一、不幸な勇者です。これ以上不幸な勇者は、私は見た事有りません(笑)。
 タクヤ達にはからかわれ……笑われ、ドランはその度にオロオロオタオタ。それに、毎回からかわれるのは何故かドランだけ。他のメンバーは一切からかわれたりしない。それならばドランを守ってあげるのが筋なのに、それどころか、他の仲間も一緒になってドランをからかっている(何て奴らだ(笑))。勇者なのに……主人公なのに……リーダーなのに……メンバーの誰よりも不幸で、かつ苦労者。
 しかし、何故彼だけが毎回からかわれるのかは、彼をじっくり見ていれば分かるんですけどね。だって、『頼まれると嫌と言えない/優柔不断/すぐ気後れする/喜怒哀楽が手に取るように分かる』点だと思います。
 そして、やっぱり『からかった際の反応が面白い』からだと思う。だってエクスカイザーに冗談を言っても……あの人、年の割りに精神年齢すんごい高いから。20歳なのにもうお父さんみたいで……お若いのに立派です。でも『若いのに精神年齢は大人』であるが為、彼は鉄壁主義の完璧主義。+生真面目すぎて、息抜きユーモアを知らない人。一緒居ると絶対私は疲れてご無礼してしまう。自分は冗談のつもりで言っているのに、エクスカイザーは冗談を本気にしてしまう(実際、コウタの冗談を本気にして出動しようとした事も。それ以来、コウタは一切エクス様に冗談を言わなくなったのは言うまでも有りません)。
 その点ドランは、からかえば慌てたりオドオドしたり焦ったり、実に反応が面白い。タクヤ達が放っておく筈が有りません。でも、タクヤ達はドランが好きだからからかっているんですよね。
・唯一彼には4人の子供が子供がいます。
 何故出来たかというと…………………………。
 子供たちは皆可愛いです。ドランも子供達を可愛いと思っています。奥さんは……怖いです(ドランは尻に敷かれているし)。
 子供が出来る前は優しい女性だったのに、子供が出来たら……ここまで変わるのか!?

レオン

・う〜ん……私、ゴルドランのロボット達ってよくわかんないのよね(ゴメン)。
・彼は、人を見る目が有ると思います。
 ワルターとタクヤ達の追いかけっこ?をする姿を見て、「(今までの戦闘も、ワルターの悪業も、彼は何一つ知らないけれど)ワルターが悪人には見えない」と言う。
 確かに、今までのワルターをよく知っているドランから見れば、ワルターは悪だけど、レオンから見ればワルターは悪ではない。つまりこういうこと。タクヤ達と接する内に、ワルターの心が少しずつ変化して来ている証拠です。レオンの目に映るワルターは、もしかしたら『善』なのかもしれない。人の心は変わる物。ワルターの心は、段々と変化しているのでしょう。レオンはそれに気づいたのでしょうかね?
 レオンは他の勇者とは違いますね(洞察力が)。みんなの見て無い所を見ているし。ドラン達は……ワルターの心の変化には……気づいては居なかったと思いますから(いつも見ているから気づきにくいって事もあるけど)。
・『将軍』だけあって、とても偉そう……というかタクヤと対等に接している(ま、良いけどね)。
・勇者の中では、一番強いかもしれない彼。ドランがゴルゴンという竜を持っているのに対し、レオンはカイザーというライオンを持っている。飼っているのか……は不明。合体する時にしか呼ばず、カイザー自体が戦った事は無い……と思う(そもそも、ゴルゴンやカイザーに個人の意思が有るのかさえよく分からない。ま、意思が無かったら、ドランはあそこまで異常なぐらいゴルゴンを思いやったりはしなかったと思うけが(勇者なのに……泣きべそかいて(笑))。

 ★彼の武器はジャベリン 投げやりの一種です。
 8〜15世紀のヨーロッパの騎兵隊が、好んで身に付けた武器だとか。
 飛距離を伸ばすため、『スピアスローワー』という武器を付け足して使うことが多かったらしい。
 でも、投げ槍なので投げたら終わり(取りに戻らなきゃ(爆))。


アドベンジャー

・海、陸、空、宇宙、どんな所でも移動可能(有る意味凄い)。良いなぁ……陽に当たらないドリルの勇者が聞いたら絶対「ずるい」って言われますよ。
・性格はおっとりしている(黒カラーの勇者って、皆ドッシリして物静かな方が多いですよね。でも、怒ると怖い(頭から煙がプシューッとでます!)。
・空を飛ぶ場面は、某アニメの「銀○鉄△9◇9」です。そして、タクヤ達はそのアドベンジャーの中から外をのぞく場面があるのですが、私はそのシーンを見て……「世界の○窓から」を思い出してしまいました。
 いつ見てもタクヤが窓から半分身を乗り出している、「危ないなぁ」と思っています。落ちたらどうするんだろう…………アドベンジャーも、何とか言ったらどうなのだ?
・最初、アドベンジャーの声優さんが「茶風林」さんと聞いて、最初は想像がつかなかったです。勇者シリーズで初めての方。どうなるんだろうと思ったら……ピッタリでした。♪
・単体なのに凄いでかい(ファイバードと同じ)。
 それに、合体したゴルドランやシルバリオンより強い(武器も一番多い。体中のあらゆる所から武器が出てくる(笑))。

空影

・自分で「忍」と言っているが、「全身まっ金々のくせに〜」と思っていた。だってこんなド派手で『忍』といわれてもねぇ(笑)。
・勇者なのに態度がでかいし口が悪いし偉そう。タクヤ達は、主なのに空影に気を使う有様……(普通逆だろう?)。それに、いつも腕を組んでいるし……その仕草、『威嚇』と取られちゃうって知ってた?
・群れるのが嫌いらしく、いつも単独で行動していることが多い。でも……絶対危ない時にはしっかり助けてくれている……という事はだ。『単独行動』とは言え、やはり単独行動は得策ではないと感じているのか、それとも……ひとりで居るのが寂しいのか……付かず離れずの距離を保っている。

ドリル・シルバー

・堅〜い人です。主の命令には絶対服従。主の為なら、自分の感情だって容易くコントロールできちゃう。「主の命令なら、自分は怒るのをやめる」らしい。スゲエなぁ。
・彼らって、単体で活躍する場面ってそうそう無いから、よく性格がわからない。
 私は、彼の様に『堅い性格』の方は苦手です(気遣いしちゃいそうで)。

 ★彼が使う武器は、槍斧。通称アックス(正式名称はハルバードというらしい)。中世からルネサンス北欧で使われた武器です。

ジェット・シルバー

・赤なのに……上品で、落ち着きの有るロボットだなぁ。
 とっても礼儀正しい彼。でも、どこかユーモア。
「主の命令が聞けないのですか!?」命令にちょっとだけ反抗しただけでこの怒りよう(真面目すぎるぞ!)。

 ★彼が使うのはスピアという武器。
 この武器は主に中世のヨーロッパ・ギリシャで使われた武器らしいです。
 パッと見ると、彼の使うスピアは、ロングスピアの様に見えるけれど……


スターシルバー

・彼は……青なのに……元気いいなぁ(汗)。あっけらか〜んとしていて、落ち着き無い。
 とっても軽そうなヤツです。主に、平気でタメ口利くし……
 でも、私は彼のタイプの様な勇者のほうが大好きです。

 ★彼が使う武器は、ソード。
 これは……ソードって言ったらみんなご存知ヨーロッパ発祥のロングソード・ショートソード。


ファイアーシルバー

・…………う〜ん。なんかイマイチ好きになれないこの人。
 シルバリオンの時、合体の掛け声はリーダーのジェットシルバーの役目だった。それを、この人が横取りを……ジェットシルバーはただえさえ大人しいから、通常でもなかなか表に出てこないのに……

 ★彼の武器はボウガン。これって古い言い方?現代ではクロスボゥと呼ばれるらしい(ゴメン、武器は全部一緒に見える)。
 クロスボゥは、ヨーロッパ・スイスで広く知れ渡った武器です。こう考えると……シルバーナイツの武器って全てヨーロッパの武器なんですよね。
 それも、どれも中世の騎士使った武器。スタッフは果たして狙ってくれたのか?


シルバリオン・ゴッドシルバリオン

・全身銀色という意味だが、う〜ん。銀色とは呼べないぞ(笑)。
・シルバーナイツ全員の声が坂東氏の為、合体時に人格の主導権を誰が握るかもめなくていい。でも……勇者なのにワルターの愚痴に付き合う彼は楽しい。「バカな!?」「バカではない!!」とかね。ゴルドランもワルターの愚痴に応えていたりしたけど。
 ★シルバリオンの持つ武器はランサー。武器を見ると、どうもツインランサーという種類かな?私は、ランサーという武器をよく知りません。ヨーロッパの武器本には載っていなかった。わからん。

ゴルドラン・スカイゴルドラン・グレートゴルドラン

・眩しいぐらいの金色。
 スカイゴルドランになると、空影と合体することで翼が生えました。
 しかも、翼を羽ばたかせることができます(いままでこれが出来た人は居なかった)。ガードウイングなんか、訳すと『翼』なのに……人型の状態で、空を悠々飛んでいた事あったっけか?しかも、空を飛べなくて、サンダーーバロンに助けてもらった事もあるし……上空で停止する事は有ったが……まさか飛べないなんて事は……
 グレートでは、剣術はあまり見せません。

 ★武器はアーチェリーです。
 一瞬ドラゴンカイザーとかぶっちゃう。でも、いつも思うけど、動きにくそうです(重そうだし)。武器はアーチェリー。イギリスが発祥の地です。勇者がアーチェリーを放つと、妙に美しいわぁ。
 ここで一つ。弓とアーチェリーが同じ物だと思っている人……弓とアーチェリーは全く別物です。使い方も違います。よく、弓=アーチェリー一緒くたに考えている方がいるので念のため。その違いはというと……う〜ん。何処かに弓を引ける勇者がいればなぁ違いがすぐ分かるんだけど……居ないんだなぁコレが。



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