16話 怪しいのはどっちだ?!

・星史が珍しく考え事をしている。
サーカスがやって来てから怪物が町に出るようになった。『アヤシサーカス』なんて、名前からして怪しすぎる!星史はヒカルに「そう思わないか?」と同意を求める。しかしヒカルは「そんな事は無い」と反論。
「彼らは『レストランつくし』の常連だし、何より、自然食が好きな人に悪い人は居ない」とヒカル。それはちょっと偏見だと思う‥‥(汗)。
・ブッチョはいつものように住民の会話を盗み聞き。
「加藤さんの奥さんは、8つじゃなくて、本当は15も歳を誤魔化してるのよ」なんて会話、そんなの盗み聞きしてどうすんのよ〜。
 しかし面白い場面もあって、別の使役獣が監視していた某事務所内に、『エクスカイザー』の徳田さんとコウタパパがいた。声こそは違うものの(確かにたったの1シーンだけの為に声優さん呼ぶのもちょっと‥‥と思うし)、楽しかったシーンです。
・星史は、ダ・ガーンに自分の考えを話し始める。ブッチョの事、サーカスの事等、自分が今感じていることをダ・ガーンに話す。ダ・ガーンはヒカルと違って物事を冷静に見るので、相談のしがいがあるってもんだ♪
しかし大事な事を話している時に限ってお邪魔虫は現れるものでして‥‥根本さん登場(大事な話の時になると、決まって根元さんが現れる)。
星史は咄嗟に「10円落としちゃってさ〜」と言いその場から逃げようとする‥‥が!ご親切にも根本さんが10円を一緒に探してくれちゃったので星史は焦る(良い人なんだけどねー根本さんって)。
しかし、一刻も早くその場から逃げたい星史は、「たかが10円だからもういいよ」と、遠まわしに『これ以上探さないで』と断る。
根本さんは、星史の『たかが10円』発言にムッとしたのか、星史を説教しだした。
「『1円を笑う者は1円に泣く』って諺もあるんだよ」by根元さん。

『1円を笑う者は1円に泣く』
たかが『1円』と笑えば、何時かその『1円』が無いが為に泣くことになる。1円を重宝すれば、何時かその1円が有るが為に救われる。
でも普通に考えると、財布の中には2円以上あるものなので、1円ぐらいで泣かないのでは?
でもこのことわざの真意は、『一事が万事』と似たような意味らしい。
  『些細な出来事(一事)を笑っていると、いつか取り返しの付かない万事がやってくる』
『万事は一事の積み重ね』なので、絶対に一事を放っておいてはいけない。
一事を知って、万事を知る。ある一点から見た一事によって、その人の万事について憶測が付いてしまう。
一事の面接で、その人の仕事に対する情熱(万事)が分かるようなものだろうか?ちょっと違うか(汗)。
 会社に遅刻した一事で、その人の万事の人となりが分かるように一事の1円を笑えば、その人のお金に対する価値観が低い為、一事が万事、その人はお金にルーズである。いつか1円に泣かされ、いずれ1円どころか‥‥(怖)。
でもこのことわざ、『一つの物事から、他のすべてを推し量ることができる』という意味で、少し混乱。「秋茄子を嫁に食わせてはいけないのは何故か」論争みたいである。
『白羽の矢』も、本来は“生贄に選出された家に刺さる矢”なので、本当は嬉しくないのだけれど、今は“嬉しい”選出にも使われている。
初めに作った人の真意が分かれば‥‥いいのだけれど。


・ピンキーの家に上がった星史とヒカル。ピンクの事が好きな星史はもうデレデレ。しかしその時、無常にもダイレクターが星史を呼んだ(泣)。
焦った星史は『お腹が痛いからトイレに行ってくる』と演技。そして恒例の寒いギャグ「トイレにさえ行っといれば‥‥」と言い残し部屋を後にする。
この前の『便は急げ(善は急げ)』だの、今回の『いっといれ』だの、その寒すぎるギャグはなんとかならんのか?父親のギャグ好き遺伝子が息子に受け継がれたのかは不明だが、父と同じく、星史のギャグも寒い。
・団長が星史の家に侵入。
すんなり窓から入れたところから見ると、鍵かけて無かったんだな(汗)。1話でも玄関の鍵をかけわすれてたし‥‥全く怖いなぁ。
・道路を堂々と歩く、変身したブッチョ。2人組みの主婦を見つけ「加藤さんの奥さんは15も歳をごまかしてるんだってな。てめえらだってごまかしてるんだろう!?」と叱る。徳田さん(?)にも「ちゃんと仕事しろ!」と叱る。なんだかな‥‥。緊迫感に溢れている筈なのに‥‥ガクッと力が抜けてしまう^^;
・人目に付かない場所に移動したブッチョは、団長の姿に戻り、星史の机を地面に投げつけて引き出しを壊す。鍵も壊れ、見事に星史が隠していた『何か』をゲット!‥‥が、喜んだのも束の間、星史に出くわしてしまう。星史は団長に詰め寄る。一方、早くカメライオンを操縦したい団長は焦る。でもどうやって乗り込もうか!?星史は見てるし‥‥ということで、芝居を打ってカメライオンに食われた事にした。星史真っ青(笑)。一方団長はやっと操縦席に入れたとホッとしている。
操縦席に座って落ち着いたブッチョは、星史の秘密の書類を読んだのだが‥‥それは何と20点以下の星史のテストの答案用紙だった。オイオイ星史‥‥20点以下かよ。
・ラスト。
カメライオンはダ・ガーンによって倒され、星史の団長への誤解も解け(でも本当は同一人物)、良かった良かったと星史。しかし、頭上から自分の答案用紙が降ってきた。再び真っ青の星史。星史にとって一番悲惨な日でしたね。


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