・ナスカでの出来事が気になって気になってしょうがないダイノガイスト。 この作品は毎話宝が出てくるが、盗めなかったら、もうその宝は見限って次の宝──と、お話の都合もあるが、引き際が肝心!みたいな感じで見向きもしなくなる。 盗めなかった宝について考えるのは初めてである。 プテラは、なぜナスカの地上絵にこだわるのかとダイノガイストにそれとなく聞いてみる。するとダイノガイストは、「あの不思議な出来事、忘れたわけではないだろう?」。 あの当時のプテラガイストって、最初こそエクスカイザーを攻撃していたものの、自分に勝ち目がないと踏んだ時点でダイノガイストに全てを丸投げし、皆と一緒に地中に逃げちゃっている。だから‥‥実は『不思議な出来事』を一切知らないのである(爆)。 でもダイノガイストの手前、知りませんとは言えない為、適当に相槌をうって同調するという、けっこう世渡り上手なヤツである。 ・タクミは、父が自分のことを気にかけてくれないと嘆いている。 忙しいと家に帰ってこないし、遊んでもくれない。約束も守ってくれない。 今更謝罪を込めた野球ボールをもらったところで嬉しくなんかないと、放り投げてしまう。 生意気だけどまだ小学3年生だものね‥‥。両親共働きで、寡黙な執事と大きな屋敷に2人暮らし。‥‥寂しいよね。 ・友達が落ち込んでいる時、なんと言えばいいのか。 声をかけて励ますか、遠くから見守るか、いつも通りに世間話をするか──。 エクスカイザーの答えは‥‥「言いたいことを言えばいい」という(汗)、一歩間違えれば友達との仲が破綻しかねないアドバイスを与えるのであった(^_^;) しかし、『ケンカするほど仲が良い』とはよく言ったもので、要するに“ケンカが出来る”ほどの仲であれば、もはや変な気を使うこともないだろうという──。 ・ピラミッド内のお宝をガイスターに盗ませないため、コウタ達はお宝を移動させようとする。 しかしガイスターに見つかってしまう。 エクスカイザーは、そのお宝を見た途端に、ヤバい!と思ったってことは、そのお宝が何をするかを知っているらしい。 どうやら、生命体捕獲装置らしいが、なんでこんなものが地球にあるのか不思議すぎる。 どこかの宇宙生命体が置いていったのか?カイザーズはこの装置の存在を知らなかったのか? 珍しくガイスターのほうが上手の回。やはりダイノガイストが作戦に入ると、サクサク物事が進んでいく。 Xウイルスを強奪したらすり替えられた偽物だったり、タバコを強奪したら価値が無かったり、札束を強奪すれば4将が捨てたり(笑)と‥‥運が無いだけで、なんだかんだ言っても、ダイノガイストが作戦に入った回のお宝強奪は成功している。 そして、今回も強奪に成功した!おめでとう♪ 今回のお宝は、転売するのではなく、実際にカイザーズを捕えるために使うのが目的。あぁ〜あ、ヤバいね。 ・タクミが捨てた野球ボールを拾い、タクミに渡してあげるエクスカイザーが優しい。 「これは君のだろう?」って、タクミが野球ボールをもらった場面に居合わせなかたのに、なぜ分かる!? タクミは父からのメッセージカードを読んで、「来年はもっと一緒に遊べる時間をつくる。これでキャッチボールをしよう」の言葉にウルウルし、「パパありがとう!」と叫んだのである。 タクミも、純粋な子で良かったです。本当に、実現させてあげたいですね。 ・次回予告。「ガイスター逮捕まであと3回!」とコウタが宣言。 いよいよ最終話に向けてのカウントダウンが始まりました。 あと3話で終わっちゃうと思うと、長いような短いような‥‥。 |