44話 サンタさんがいっぱい

・クリスマス。会社で働くお父さんたちは、この日ばかりは休みを取りたいと思うもの。
パパもそうだけど、上司だって取りたい。
上司は自分の代わりに会合に出てくれないかと、手を合わせて懇願している。
「今回のクリスマスをボイコットすると、女房が子供を連れて実家に帰ると言い出してね!」
パパは、「うちもそうですが‥‥」とやんわり断ろうとしてみるが、ダメだった。
帰宅後、断りきれなかったと謝るパパだが、ママは、『そのぶん夕食のごちそうが豪華になる』と言ってくれた。優しい!
・上空を旋回するスカイマックスは、地上から溢れる熱気が気になって仕方がない様子。
よそ見運転をしていると、金有グループの巨大飛行船とぶつかりそうになってしまう。
その愚痴を吐き出したいのかは知れないが、「地球は祭りが多い」だって(笑)。
・趣味の悪〜いサンタ像が公開される。
袋の中には実際にプレゼントが入っているようである。
今回のガイスターは、サンタクロースを狙っているようだが、この時期、店ではサンタクロースの格好をした店員が山のようにいるのである。
片っ端から捕えて上機嫌のガイスターだが、コウタに「それは偽物だよ!」と言われてしまった。
・サンタの格好をした店員を解放するエクスカイザーら。
エクスカイザーはコウタに「本物のサンタクロースがいる場所を教えてほしい」と聞く。
どうして?と聞いたら、もちろんサンタクロースを保護したいからだそうだ(爆)。
物知りのコウタも、さすがにサンタクロースの居場所はしらないので、「僕だって知らない」と答える。
しかし諦めないエクスカイザーは「じゃぁ誰が知ってるんだ?」だって。
「つまり‥‥いると思えばいるし、いないと思えば‥‥いない」と言われてしまい、首を傾げるエクスカイザー。
私も、幼稚園までは信じていたなぁサンタクロース。
・コウタとフーコの誕生日プレゼントを買う為に車を走らせるパパ。
もう夜だけど、金有デパートだけは開いているらしい。
そうそう、今でこそ夜中まで開いているデパートは多くなったけど、この時代は‥‥ね。
近くのデパートが、夜8時で閉まっていたんですものねぇ。
‥‥それでいいと思いますけどね。うちの近所のスーパーは『年末オールナイト営業』としているけど、24時間開けなくたって‥‥と時々思う時もある。
・趣味の悪いサンタ像がガイスター化されてしまった。
マッチョな体で、「メリークリスマース」と叫びながら突っ込んでくる。
子どもの頃、怖くて仕方なかったです。
サンタが暴れるたびに、いつものように、金有グループの施設や店が破壊されていく(泣)。
そのデパートの中にはパパと徳田さんが、まだコウタ達のプレゼントを選んでいた。
皆が血相を変えて走っているので、さすがの鈍感な徳田さんでさえ、何かがおかしいと感じたようである。
その時、デパートの床を突き破って、エクスカイザーが現れた。
首根っこをサンタに掴まれ、苦しそうにもがいてるエクスカイザーに向かって、徳田さんは「メリークリスマス♪」
エクスカイザーと人間サイズの大きさの対比がよくわかるワンシーンでした(結構大きいのねぇエクスカイザー)。
サンタ像に、金有デパートの奥まで吹き飛ばされたエクスカイザー。金有デパートは大破である(汗)。
・戦闘が終わり、アナウンサーはエクスカイザーの事を「現在のサンタクロース」と称えた。
パパは、戦闘の中でもコウタ達のためにプレゼントを買い、ママは、パパが何事もなく無事に家に帰ってくれることが最高のプレゼントだと言ってくれる。
エクスカイザーはサンタの正体をなんとなくだが悟ったようである。
・ラスト、アーマーガイストが「でもサンタなんかいないって話だぜ」と言うと、サンダーガイストが「いや、いる!」信じているのね。‥‥可愛いなぁ。敵ながら、サンダーって純真だと思う。

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