47話 雪国の決戦

・スカイマックスがガイスターに捕らえられ、元気がないコウタ。
せっかくパパが「スキーに連れてってあげる」言ってくれても気分が乗らない。
フーコが「嬉しくないの?」と聞くと、「嬉しいよ‥‥」と、落ち込みながら返事。
コウタはエクスカイザーに、自分にもできることはないかと聞き、今後はどうすればいいと思う?と心配そうに尋ねたら、エクスカイザーの言葉は「これは我々の問題だ」と、実に冷たいものであった。
確かにそうだけど‥‥。コウタを巻き込みたくないのはわかるけど、突き放しているように聞こえてしまう。
・スキー場に来ても、気分がのらないコウタだが、周りのテンションに乗せられて、少しは元気を取り戻し、エクスカイザーはほっとしていた。
コウタはまだ子供なのよね。本来は元気いっぱいな男の子だもの。
・ガイスターが、レイカー兄弟が新幹線から変形することをついに突き止めた!47話目でやっと‥‥である(遅い)。
スカイマックスもいなくなり、ウルトラレイカーもいなくなれば、エクスカイザーただ一人。そして、トドメにコウタを盾にすれば絶対勝てる!と綿密な作戦を練るガイスターであった。
・ガイスターが全国各地で一斉に新幹線を襲い始めた。
レイカー兄弟は、自分たちが狙われていることを知ったが、地球人に正体を隠している身──ということは、彼らはダイヤに合わせて粛々と走らざるをえず、悔しいが、事態を静観するしか術がなかった。
しかし、ホームで止まっていたグリーンレイカーの目の前にプテラガイストが現れ、新幹線や駅を破壊してゆく。やりたい放題のプテラガイストに腹を立てたグリーンレイカーは兄の忠告を無視してその場でチェンジ!
「新幹線がロボットになった!」と驚く人々(あぁ〜やってしまった)。
プテラガイストが、乗客入りの電車を抱えて飛び去ると、グリーンレイカーは光のレールを出して新幹線にチェンジし空へと走っていった。
驚く人、目を凝らす人、彼らはこれを幻と思ってくれるだろうか?
・プテラを追い雪山へ誘い込まれるグリーンレイカー。
雪の中から、待ってましたと言わんばかりにガイスター4将が現れ、グリーンレイカーを狙い撃ち。
グリーンレイカーがとっ捕まり、もはや不用となった乗客入りの新幹線を投げ捨てるプテラ。地面に叩きつけられるのを阻止するため、力を振り絞って安全に雪山にそっと降ろすグリーンレイカーである。
・弟を助けに、ブルーレイカーが助けにやってきた!
自分の勝手な行動によって兄を振り回してしまったことを詫びるグリーンレイカーだが、ブルーレイカーは弟を心配しただけで、彼を責めたりはしなかった。
個々の力では適わないため、ウルトラレイカーに合体開始。
とんとん拍子に(-_-;)、実に綺麗にガイスターの罠にかかっていくレイカー兄弟。こりゃガイスターの笑いは止まらないだろうな。
・合体した瞬間に捕らえられるウルトラレイカー。あぁ〜あ‥‥。という落胆。あまりにおバカすぎる。
貴方も散々だけど、くそ寒い雪山に無理やり連れてこられた乗客が可哀そうすぎる(一体誰がこの人たちを送り返してくれるんだろうか?)。
・ついに1人になってしまったエクスカイザーである。
ガイスターの目的は、エクスカイザーをやっつけることではあるが、コウタを人質にして盾にするため、捕らえることでもあった。
ダイノガイストの綿密に練られた作戦によって、追い詰められていくエクスカイザー。
捕獲装置を掲げられ、万事休すか──!?と覚悟したら、捕獲装置が反応しない。なんと‥‥曇っていると使えないという。
偶然に救われたエクスカイザー。幼児向け作品の王道であるが、『たまたま』が起こり、エクスカイザーを救う。
・コウタの代わりに徳田さんが捕らえられてしまった(徳田さんが捕らえられるのは2回目)。
さて、次回は最終回。予告のコウタ「時々観てくれた」の中に当時入っていた私である。
子どもは自分で毎週録画する習慣もなければ、お小遣いでビデオを買ってまで録ったりもしない。
当時はVHS。レコーダーにはHDDにはあるわけないし、番組予約方法も難しかった(ジェイデッカーのころに、Gコードで録画して楽になったのを覚えている)
毎週録画する‥‥。コレクションとして保存しておく。それがとても困難な時代だったんですよ。

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