22話 Gウイング危機一髪

・エースバロンから通信を受け取るガードウィング。でも、とても横柄な態度を取っている。「どこにいる?」と言われても、「どこに居ようが俺の勝手だろ」だって‥‥‥‥。
 自分勝手で横柄なガードウィング。そんな彼に限って、消防署・警察署などという『固定の居場所』が無いなんて‥‥やりたい放題になりそうで怖い(笑)。
・庭でティータイムを楽しむケンタ達。彼らの話題は‥‥‥‥『ガードウィングの性格の悪さ』について (^▽^;)
 結構、話は盛り上がっているようである。
「そんなに性格が悪いの?」というハルカに、「“悪い”なんてもんじゃないよ!」。ケンタは、あれが火鳥兄ちゃんの仲間だなんて信じられないという。
 私も、初代の『宇宙警察』の優等生振りからしたら、ガードウィングの性格は‥‥‥‥(汗)。
 でもでも、こんな性格の人が仲間にいたら、仕事も楽しいだろなぁ。
 確かにエクスカイザー率いるカイザーズもステキだけど‥‥‥‥ステキだと思えるのはきっと、コウタのような友達であったり、もしくは彼らに助けられる立場であるからでして‥‥。彼らと組んで、一緒に仕事をしようとは‥‥‥‥思えない私です(笑)。
 『宇宙警察』『宇宙警備隊』のどちらかに配属できるとしたら、私は迷わず、お調子者のガードファイヤーや、ひねくれ者で子供みたいなガードウィングがいる『宇宙警備隊』と答えます。
 でも、リーダーとしての立場からすれば、ガードチームは、カイザーズほど“チームはまとまっていない”という結論に‥‥(爆)。ガードスターも、さぞかし苦労が絶えないだろうなぁ〜。エクスカイザーは、リーダーとして輝いていたけど、ガードスターは‥‥リーダーなのに仲間に舐められている(遊ばれている)シーンが多々あったように思える(でも私は、そんな『苦労人リーダー』だからこそ、部下として働きたいと思う(笑))。
・ティータイムを楽しんでいたら、ハルカがふと空を見上げる。飛行機が飛んでいた。しかし、妙に低空飛行過ぎるのに違和感を感じる。
火鳥さんがジャンボ機をスキャンしてみたら‥‥「乗客の代わりに爆弾が積まれている!」というので、たちまち大騒ぎ。ちょっと!爆弾背負って何処行く気よ‥‥怖いなぁ。
・飛行機に爆弾を背負わせ、離陸させる工場(?)では、山のような爆弾を、流れ作業的に飛行機に積み、離陸させていた。
 そこに偶然居合わせたガードウィングは、機体から小さなお手々を出して(可愛い♪)、機械のOFFスイッチをポチッ。突然止まったラインに、「何で止まったんだ?」とシュラは首を傾げながらも、ONスイッチをポチッ。しかし、それに懲りずにガードウィングがOFFボタンをポチッ‥‥なんて。ここからは際限なく、ポチポチとスイッチの押し合いっこをして欲しいものですが(笑)、そこまでバカではないシュラは、ガードウィングの存在を見抜いてしまった。
・正体がバレてしまったガードウィング。しかし、その場に居るの敵がシュラだけだと思っていたので、とっってもでかい態度をとっていた。しかしドライアスが登場した途端────いともアッサリと退却。しかし、当たり前だが、捕まってしまう。
・その頃、ケンタはドライアスに捕まってしまう。ガックリ落ち込むケンタだが、そこでレポーターのモモ子と出くわしてしまった。
 モモ子はパァッと目を輝かせ、「アンタがここに居るって事は、ファイバード様もいるのね♪」と大はしゃぎ。
 ケンタが口ごもっていると、タイミング悪く火鳥さんから通信が‥‥‥‥(笑)。
 モモ子は浮かれてしまい、自分が捕まっている立場だという事も忘れてしまっている。なんとかファイバード様とお話したいモモ子。ケンタの腕を鷲づかみにし、勝手に「好きです。会いたいです」と、通信機に向かって告白。すかさずケンタはモモ子の手を払いのけ‥‥‥‥通信機の取り合いである(笑)。
 敵陣の中だというのに、2人とも、全く緊張感と言うものが無い (^▽^;)
・ガードウィングの目の前で、ファイバードとドライアスの戦闘が繰り広げられる。
 ガードウィングは、その戦闘の渦の中に猛突進し、テシターを自身の体でなぎ払う。
 そして、独りでテシターを次々に退治していくガードウィング。「良い眺めだ♪」と笑い、彼も、背中に背負ってる爆弾の存在を、すっかり忘れてしまっている(爆)。
 で、どうなったかというと‥‥案の定、調子に乗りすぎてシュラの逆鱗に触れてしまう。機体を操られ、「いってらっしゃ〜い!」と、シュラに見送られながら、猛スピードで独り海へと突っ込んでいった──(おバカ)。
・戦闘が終わって、研究所へ帰るファイバード達。そんな彼らの後ろ姿を、モモ子は寂しそうに見つめている(夕日をバックに佇むモモ子さん‥‥綺麗です!)。
 帰りを促すTVクルーに向かって、「私は、あの方が助けに来てくれるまで動かないの!」と、意地を張って怒鳴る。一途なのよね〜モモ子さんは。とっても可愛い♪
 それを見たファイバードは、「行かなくていいのかな?」と、心配そう。
 一方エースバロンは、ガードウィングの度重なる単独行動&迷惑行為を目の当たりにしても、「元気の良いヤツが入ったな」と笑っているだけ。
 そんな2人を見て、「人が良いんだから2人とも」とケンタは、ただただ呆れる。
 火鳥さんは律儀に「ありがとう」と返して、「ねぇ‥‥本当に行かなくて良いのかな?」だって(笑)。

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