1話 目覚めよ!黄金勇者

・『OPが無い!』というのがビックリ。ジェイデッカーと同じですね。
 金色の恐竜。そして、それを捕まえようする悪の人々。
 皇帝陛下とは誰!?石版って何?サブタイトルの背景はクサビ文字だし‥‥この物語には、古代の遺物とかが関わってくるのでしょうか?
・ソリを作って走らせようとする子供たち3人。「スーパーグレードビックエクストラ号」byタクヤ。なんちゅう名前ギャグアニメだと、『もう一度名前を言ってみな』と言われても、必ず言えないのがお約束(安易に名前を考えるからだが。
 でも見ているとのソリって操縦出来ないんじゃないの?人の家を突き抜けちゃうし‥‥。一体誰が弁償するのやら‥‥
 ソリの速度から計算すると、堅い壁を突き抜ける程の衝撃‥‥‥何軒もの家を貫通するぐらいだから、その威力は凄まじいものだろう。それにシートベルトも着けていないタクヤ達。ケガ一つしない彼らって一体‥‥超人!?
・先生は子供たちに諭します。ダイくんは体力があるから、カズキ君は頭が良いんだから、それをもっと別の事に向けなさいと。で、肝心のタクヤ君の良い所は‥‥‥‥「無いわね」と先生(酷い)。
・ワルター王子の声優さんは森川智之氏。森川氏‥‥何故か、王子役の声優って森川氏が多いんですよね。甘い声だからでしょうか?私は、吹き替え映画で様々な王子を見てきましたが、60%の確立で森川氏だった(笑)。
 今回の王子は、赤毛の王子(珍しい)。自由奔放に遊んでいる彼を見ていると、王子という地位にいるような方とは思えないのですが‥‥。皇帝陛下のご子息という事は、この方も将来は跡を継いで国王になるんですよね。でもこの方はどうも、国王になれる器ではないなぁ?
・地上で最も大きな男。「ソースカ」の地上絵。ナスカの地上絵みたい。
・剣を抜こうとするワルター。有名な物語《王様の剣》と似ている。

 資格のある者にしか抜く事が許されない剣‥‥しかしこれって、考えてみると不思議。剣はただ地面に刺さっているだけなのに、なぜ抜く事ができないのか?地盤が固まって抜けないのであれば、資格以前の問題。豪腕者が数人集まれば、抜 >く事は出来る筈。なのに抜けない(この作品は抜けたけど)。しかし、資格の有る者は、一人で容易く剣を抜くことができる。一体なぜなのか?
 私が読んだ神話の一説では、"剣は、地盤に刺さっている為に抜けないのではなく、重たいから抜けない"となっていた。資格の無い者が触れれば剣は鉛の如く重くなり、資格の有る者が触れれば剣は羽の様に軽くなり、容易く抜く事ができる。

・タイムカプセルを開けた子供達。すると、穴から光が射し込んできた!光が射したら掘ってみる。アンタは犬か(笑)!
・剣を抜いたら新たな古代文字が現れた。その果たしてその文字とは‥‥?
 [池]に記された文字が「サッサ・トアッチ・エー」。それを解読すると、[さっさとあっちへ行け]。おいおい‥‥、古代人がそんな冗談みたいな文残すなって‥‥。
 ワルター王子ってお堅い人だと思ったけど、案外気が抜けている(汗)。面白くて私は好きですが。
・タクヤたちに「早くパワーストーンを渡せ」と迫るワルター。その時、石から自分たちを呼ぶ声がまた聞こえた。その声に答えたいタクヤ達だが、あいにく呪文を知らない‥‥でも、彼(ワルター)なら知ってるかもしれない。
 そして、ある作戦に出るタクヤ。「おじさ〜〜〜ん」byタクヤ。『おじさん』だって(笑)。一瞬引いてしまうワルターが可愛い。こらこらタクヤ君。ワルターはまだ『おじさん』って年じゃないぞ。
 タクヤの誘導尋問にドンドンひっかっかってゆくワルター。これはタクヤが頭が良い‥‥というものではないな。単にワルターが馬鹿なだけでしょう(こんな王子が皇帝のご子息?彼が王を継いだら、危ない国になりそうで怖い)。
・復活の呪文を唱えたタクヤ。すると、環状列石が生えてきた!「俺達の街は古代遺跡の上に建っていたんだ」byカズキ。おお〜すごい‥‥!と最初は思ったが、もし発掘とかされることになれば、《立ち退き》があるかもしれない(泣)。

 因みに、環状列石が実際には何に使われていたのか、正確には分からないです。
 ですが、一番信憑性のある説は『日時計』。石の配列が、時計の文字盤にピッタリ合うそうです。そしてそれは単なる日時計ではなく、今の時計と寸分狂わぬ精度だそうです。
  古代人が知る筈も無い、1日24時間サイクル。1日の時間を「24」に区切り、更にその「24」を「60」という時で区切るという時間の概念。1日が24時間、1つの時が60分。それを人はいつ知ったのだろうか?
 24時間・日の出・日の入り、その全てを、環状列石で調べていたそうです。
 6つ目の石が光に照らされ、対称の石がスッポリと影に覆われたら6時丁度。石と石の間を光が通れば6時半。正に日時計。凄いなぁと思います。何も無かった時代なのに‥‥
 因みに環状列石は、A遺跡とB遺跡がある。A遺跡とB遺跡、それぞれの真ん中に建っている柱。その真ん中にある柱を線で結ぶと、なんと夏至の太陽の通過点になる。夏至の太陽が沈む時、太陽の日の入りを知らせる光が、一直線にA・Bの列石の真ん中の柱を通るそうだ。もうアッパレとしか言いようが無い!!

・ドランが目覚めた。「何でも言う事聞いちゃうんだ!」byタクヤ。何でそう考えるんだろうこの子達は‥‥欲が深いぞ欲が(汗)。
・ゴルゴンを呼ぶドラン。初話なのに早速かよ!ザコ敵(一応ボスだが)相手にいきなり合体するとは‥‥情けないぞ〜。因みにゴルゴンとドランの名前の意味。図書館に行って調べてきました。分かる方なら分かると思いますが、あまり勇者に相応しい名前じゃないです(泣)。
 ドランもゴルゴンも、ギリシャ神話に出てくる魔物の名前です(魔よけ用の石にもなっています(汗))。
 ゴルドランがギリシャ神話を基にしているのは分かるけれど(主人公が3人というのも神話と同じ(エルフ・ドワーフ・人間の3人)詳しくは、おまけの話で)、何故神聖な勇者ロボの名前を魔物から取ったのか謎!

次へ トップ ホーム