111〜120

ターン121

■次ターンに戦闘を控えているリュドラル。
 マキュラドラゴンとの対決。
 彼にとって、最後の決戦の舞台。彼には、最高の武器を揃えてあげたいもの。
 最高級となる武器「グランメタリカ」と、最高高級の防具「ドラグメイル」を買いました。
 2つ買って、帰ってきたら、APは500AP。
 半端だなぁ〜。あと400Pあったら、大回復を2回かけられるのに──(悔)
 せめて、あと100Pあったら‥‥あったら‥‥
 ま、いいや。 フロリンダもいることだし、彼女のカンガルーパンチに期待しよう。
 カンガルーパンチが出ず、しかも彼女が逃げたりしたら‥‥(汗)。
 リュドラル!フロリンダが逃げないように、危なくなったら、ちゃんと身を挺して庇ってあげるのよ ←酷い。
 「攻撃は最大の防御」。頑張りなさい!

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ターン122
戦闘 リュドラル「魔竜再び」

■アウルの敵を討ちに、マキュラと戦うことになったリュドラル。
 リュドラルの目は、とても怖い。でも‥‥カッコいい♪
■でもこの戦闘、結構遅くなってしまった。というのも、武器防具を揃えるのに手間取ったというか(笑)。
 リュドラルを訪問して、実は事件が‥‥と口を開くと、「遅いぜ、えみり」だって。
 私が、ぽか〜んとしていると、アウルと親しかったモンスター達が、いろんな場所から教えてくれたんだと。
 教えてくれた?なら、私の依頼を待ってなんかいないで、さっさとそこに行きなさいよ!!と、言いたくなったが、そこはぐっと堪えた私。
 で、今日が戦闘の日である。

■マキュラは、アウルを倒したことで得意げになってしまっているようで、その息子・リュドラルを、やたらと小馬鹿にする。
 リュドラルがマキュラに向かって叫んでも、全く堪えておらず、アウルの後ろ盾がなければ何もできないと、またアウルのことを持ち出す。
 その言葉に、リュドラルがカァッとなるのを狙っていたようだけど、とても冷静なリュドラルは、「魔力でねじ伏せなきゃ何も出来ない奴がいきがるな」と言い返す。
 これには、さすがのマキュラもプッツン!すると、ニヤリとしたリュドラルは、「ほら、図星だろ?」と、更に煽る。オイオイリュドラル‥‥あまり煽らない方が‥‥(汗)。
■戦闘後、マキュラは、なぜ自分がこのような魔力を持ったのか、教えてくれた。
 彼は、堕天使イウヴァートから魔力をもらったのだそうだ。
 なぜ、そんな事をしたのか?と聞いたら、マキュラは、地上を我が物顔ではびこる人間が許せなかったらしい。『地上は人間の物』と、当たり前のように発展をし続ける人間が憎かったらしいのだ。
 う〜ん。そう言われちゃうと、ちょっとマキュラも被害者なのか?
 リュドラルも、私と同じ事を考えていたのか、「イウヴァートがいなければ、マキュラもこんなことは出来なかった」と言う。
 堕天使は、誑かす為に存在する。堕天使を倒さない限り、第2、第3のマキュラが生まれてしまうから。
 絶対‥‥イウヴァートを倒す。こんなバカげた戦いは、すぐに終わらせるべきだとリュドラル。うん。私もそう思うよ。
ターン123

マキュラを倒したら、APをもらえた。
武器防具は、買える時に買っておくべきと、シーヴァスの武器・防具一式を買いました。
いやぁ〜武器が800APで、防具が700APとは‥‥。破産するわよ(汗)。
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ターン124
イベント シーヴァス「女天使とデート」
■シーヴァスの舞踏会についていった私。
 プレイボーイのシーヴァスは、またいつものように女の子をくどいて遊ぶんじゃないのかな?と思っていた。
 しかし、今日は何かが違う。
 舞踏会で綺麗な貴婦人を見ても、目線は何処となく宙を向いてるし、笑顔も、愛想笑いをしているという感じだ
 シーヴァスの踊りも、なんとなくだがぎこちない。それどころか焦点が合っていない感じで、スタスタと何処かへ立ち去ってしまう。
 ため息だって、何度もついてる。
「どっか悪いのかしら?疲れてるのかな?」と心配していたら、シーヴァスが私の側に近づいてくる。
 「えみり、話がある。来てくれないか?」と、突然手を掴まれて、連れてこられたのは会場の外の噴水広場。
 シーヴァスはそこに腰かけて、また、「ハァ‥‥」「ハァ‥‥」とため息ばかり。
 「あのさぁシーヴァス。どっか具合でも悪いの?」by私。
●するとシーヴァスは、私の顔をじ〜っと見つめて、また、「ハァ‥‥」とため息をついて(ため息つきすぎ(笑))、ポツリポツリと話し始めた。
 「私は、ずっと‥‥怖かった」
 「怖かった?戦のことですか?そうですね。堕天使戦はこれからですし‥‥」
 と、私が言うと、シーヴァスは「その話ではない」という。
 「いつか‥‥この戦いが終わったら、君は天界に帰ってしまうのだろうか?そう思うと‥‥私は怖くてたまらなかった」
 ため息をつきながらシーヴァスは空を見上げた。
 その言葉を聞いて、意外というか‥‥何というか。
 初対面の時から、相性がかな〜り悪かった私達。嘘の告白をされて、指差してからかわれて、バカにされて、笑われて‥‥。性格的に、気が合わないんだと思って諦めていた。そのシーヴァスが、私と離れるのが怖い──なんてね。
 シーヴァスが私の顔を見る。私は、またからかってるのだと思い、いつぞやの出来事を引き合いに出して、「またからかってるんですか?私、あの時、傷ついたんですよ」と、言ってやった。
 するとシーヴァスは、とても悲しそうな顔をして‥‥「あの時はすまなかった。本当に‥‥」と、深く頭を垂れてくれた。
 いつものシーヴァスじゃ無い。私はなんと返したらいいのか分からず、黙っていた。シーヴァスも何も言わない。時間だけが、ただ過ぎていくという‥‥沈黙が続いた。
 すると、ついにその沈黙を破って、シーヴァスがぽつりと口を開いた。
「もし‥‥‥」
「──もし、何ですか?」
「もし、君が天界に帰ってしまうことになっても‥‥」
 悲しそうに私の顔を見ながら、

「急に居なくなってしまった 頼むから、それだけは‥‥しないで欲しい」

 急に居なくなるって‥‥私のこと?
 まぁ、アニメとかだと、事件が片付いたら「ハイさよなら」と、人知れずどっか行っちゃうのが王道よね。でも私は、そこまで薄情じゃない。お世話になった勇者たちには、1人づつ、感謝をして去りたいと思っている。
「安心してシーヴァス。私はいきなりいなくなったりはしないわ。天界を去る時は、絶対、貴方に会いに行きますから」
 そう言うと、シーヴァスの顔はパァッと輝き、いつものあっけらかんとした表情に戻った。
 そうかそうか♪と喜び、何か美味しい物でも食べようと、軽い足取りで会場へ戻っていく。

 私が黙って帰るんじゃないかと思うと怖かった なんて、ちょっと嬉しい。
 でもそれって裏を返せば、「帰り際には顔を見せに寄ってけよ」ってこと。つまり‥‥「天界に帰らないでほしい」では無いのよね。
 フッ‥‥まだまだ、シーヴァスとの関係は薄いのね。


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ターン127
イベント フェリミとリュドラル2

■フェリミのお姉さんが、リュドラルの故郷に乗り込み、モンスターや人を襲ってしまった──という事で、かなり、フェリミとリュドラルの間には、重苦しい不穏な空気が流れていました。
 この前、二人がバッタリ会った時、リュドラルがフェリミに殴りかかったりしないか冷や汗ものでしたから。

■というわけで、またまたバッタリと会ってしまったフェリミとリュドラル。
 国が近い、かつ勇者の立場上、敵が出没するところに向かなければならない。そしてトドメに、私が二人が出会うように仕向けた‥‥(爆)。
 鬼のような天使の私ですが、勇者のごたごたに付き合っているほど私も暇じゃないし(←本音 (^▽^;))、長引けば、お互いだって辛いだろうし、『勇者』の職務としても支障を起こすだろうし‥‥と思って(笑)。
●バッタリと逢ってしまったフェリミとリュドラル。さぁどうするリュドラル!?
 遠くから、じ〜っと見つめていた私(←堕天使)。
 リュドラルは、フェリミの顔を見るなり、一瞬「ムッ」と顔をしかめたが、すぐに気まずそうな顔をして、フェリミに謝ってきた。
「ゴメンな、姉さんのこと。お前だって辛かったはずなのに‥‥。酷い事を言って、本当に悪かったと思ってる」byリュドラル。
 以前は、自分の故郷を襲われ、カアッ頭に血が昇り、怒り狂っていたリュドラルですが、彼はその後、数々の辛い出来事が降りかかり、様々な経験したせいか、一気に心が成長し、大人びた表情をしている。
 実姉の事で、フェリミがどれほど悩んでいたか‥‥。助けたくても助けられない気持ちが、どんなに辛いことだったか‥‥。その彼の気持ちを、リュドラルは、ひしひしと感じ取っていたようです。
 フェリミはリュドラルの言葉を聞き、怒るどころか、優しく彼の肩に手を添え、謝らないで下さいと笑った。
 でも、フェリミの笑顔は、とても悲しそうで‥‥。
 その彼の目を見たリュドラルは、決意を込めた目をして、「俺は、堕天使を絶対に許さない!」と、怒りを吐いた。
 フェリミも、「ええ、僕も同じです」と返す。
 堕天使は、俺たち勇者の敵。倒そう、絶対に‥‥!そして、インフォスに平和を取り戻そう!
 そういって、二人は分かれたのでした。
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★その後の話★

 というわけで‥‥。全ての勇者のイベントが終了しました〜♪
 あぁ、長かった。長かったけど、書いてて楽しかった。

 これからは『堕天使3人集』を倒し、それが済んだら、いよいよ堕天使の頂点となるガープを倒すことになります。
 勇者は、更なる腕を磨く毎日です。
 もう彼らには、ザコっぽい戦闘など、用意されてはいません。ただただ最終決戦の為に、力を蓄え、己を鍛えるのみ!

 ガープ戦が近くなると、インフォスには暗雲がたちこめます。
 勇者らは、現実味を増してゆく堕天使戦を控え‥‥決意に燃えながらも‥‥やはり人間。少し臆病になってしまう。
 臆病になれば、天使の側で、しばしの休息(←堕天使戦前は、やたらと面会が多い カワイイ(*^-^))
 日に日に迫る決戦の日。勇者は、『愛する者が天使であり、人間ではない。いつか天へと還る──』という事実を認めたくなくて、「全てが終わって平和になっても、人間界に残り、俺の側にいて欲しい」と、天使に告白するのです。

 最後の大イベント『告白イベント』 ←プレイ日記として書くか困惑中(クライマックス。ネタバレ以前の問題)。
 
 勇者に告白されるのには条件があり、勇者が異性であること(当たり前だ)。それと、勇者との信頼度が高くなければならない。
 因みに私は、毎度毎度、シーヴァスとの仲が最悪だったので、3巡するまで、告白されることはなかった(笑)。

 勇者は6人管理できる。6人が異性であり、6人とも信頼度が高ければ、全員から告白されることも有り得る。
 しか〜し!天使たるもの『純粋』でなければならないので、『2また』は出来ない。まして『6また』など‥‥ゴホッゴホッ!
 1人に告白され、次ターンでまた1人に告白され、OKした時点で、前ターンの勇者は振られている(笑)。

 え〜!1人としかハッピーエンドになれないの〜!?
 そんな時は禁断の技‥‥‥‥メモリー分割作戦。
 まずは、『堕天使3人集』を倒しておく(←毎回闘うのが厄介だから)。
 それが終わったら‥‥
 1人目に告白される。それを、『データ1』として保存。
 2人目に告白される。それを『データ2』として保存。
 3人目『データ3』、4人目『データ4』

 ‥‥それぞれのデータで最終決戦に勝ち‥‥全員とハッピーエンドを迎える♪

 夢のような話‥‥いえいえ(悪魔も真っ青)。

 さらにさらに、告白されOKしたにもかかわらず、「ゴメン気が変わった、やっぱり私、天界に帰るわ」も、有ったりして(笑)。
 その場合、勇者の『恨み節』や、「ずっと一緒だと思ったのに‥‥そう決めたのに‥‥」と、嘆く勇者の顔を見ることが出来る。
 それを、何故か観てみたかった私は、最終決戦の前ターンで、『データ7』をして保存‥‥。

 堕天使というか、もはや悪魔である。
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