24話 引き裂かれる大陸

・真夏のマラソン。キツイだろう‥‥。体力の無い星史はヘトヘト。だがヒカルはまだまだ余裕がある。螢は‥‥今にも倒れそうな感じである。熱中症になったのか、大陸が真っ二つになる白昼夢を見て、ぶっ倒れてしまった。※熱中症で倒れた経験が何度かありますが、マジで幻覚を見た(怖)。
 保健の先生は、「最近の子は体力が無いわね〜」と言うが、そういう問題じゃないと思う(真夏のマラソンは危険すぎ)。
・螢の忠告を無視できず、早速アフリカ大陸に向かう星史(いいなぁ〜このぉ)。
 でも、任務だから仕方ないよねと同情したが、当の星史は、「ビデオカメラ持って来るんだった」と、やはり旅行気分である。
・星史は、地上に降り立ち、早速命令。
 「“多分”この辺りに基地や装置があるはずだ。それをぶっこわせ」‥‥‥‥なんていうか、すごいザックリとした命令ですねぇ。普通に「了解」と従うダ・ガーンらは、本当にそれでいいのか?もう、慣れてるのか?
・生理現象を済ませた星史が帰ろうと振り向くと、一匹の狼が睨みを利かせている。焦った星史は一目散に逃げ出し────バレバレの落とし穴に見事に落下。
 「何でこんな奴にブッチョもピンキーもてこずってたのかしら?」だってさ。星史、言われてるよ。恐らくは、レッドロンもブッチョもピンキーも、元々大した作戦を練っていなかったから、なんとか星史は勝っていけたんでしょう。しかしビオレッツェは、やはり幹部というだけあって、細部にわたって作戦を練り上げる。そうなると星史は、いとも簡単に引っかかってしまう。
・ビオレッツェと話す星史。でも、至って星史に緊張感が感じられない(落ち着きが無い)。
 この会話の中で分かるのは、星史は敵と今まで闘っていたが、果たしてどんな心境だったのか?星史が思う“敵”の認識を私達は知るのですが‥‥悲しいかな、『オーリンに託された』『地球を守ってと言われた』から闘っていたという、情けない隊長であったことが判明する。
 レッドロン・ブッチョ・ピンキーと対峙していながら、闘いが終われば安堵し、首謀者は誰か?背後から糸を引く者はいるのか?一切を調べておらず、攻撃されたらやっつけるという、ビオレッツェの指摘どおりの『デタラメ戦』をしていたのである。これには、ビオレッツェでなくとも、私も呆れてしまった。
・ビオレッツェは、その気になれば星史はいつでも倒せると判断したのだろう。人手不足の為、彼に自分の仕事を手伝うよう依頼する。自分達が地球で何をしようとしているかを、敵自ら暴露するのであるから、相当星史を舐めきっていることがわかる(笑)。
 星には、プラネットエナジーを持っており、大抵、核となる場所がいくつか存在する。そこを刺激して解放すると、プラネットエナジーは爆発的に放出される。そのエネルギーを回収するのがビオレッツェ達の目的だそうだ。
 ビオレッツェは、星々を消滅させすぎて、もはや事務処理的な感覚になっているのか、「この星の生命もみ〜んな死んじゃった」とアッサリ。
・ビオレッツェは、プラネットエナジー活性化装置はどこにあるのかと聞かれ、床を指差す。すると星史は床を見つめて「なにもねーじゃん」‥‥‥‥‥おいおい。「おっばかさんねー」と、ビオレッツェは半ば怒り口調で、相手をするのも疲れる様子だ(;^_^A。
・おバカな星史を放置し(?)、ビオレッツェは退散。「隊長が隊長なら部下も部下」「使い物にならない」と散々な事を言われる星史。しかし、今はそんなことより活性化装置を壊すのが先である。
 冷や汗を浮かべ、「大丈夫。きっと大丈夫。今度も間に合うさ」と自分に言い聞かせるが‥‥‥悲しいかなヒットしてしまい、大陸真っ二つ!!ドクドクとマグマが地表に溢れ、もはや手が付けらない。唖然とする星史に、セイバーズは「どうすればいいんですか?」と問い‥‥「俺が教えて欲しいよ!」と逆切れ。どうするよ星史。

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