25話 キリマンジャロの勇者

・アフリカ大陸が避け、マグマが噴出し、もはや手が付けられない状態を、ただ呆然と見つめ続ける星史(人間、パニックになると呆けるものですよ。どうしたらいいか分からん)。
 マグマの真横を、動物が平然と通り過ぎるが‥‥熱くはないのか?
・ホークセイバーが「何とかこの爆発を止める方法は無いのか?」と星史に聞くと、「そんな難しいことを俺に聞くな」って‥‥それを考えて勇者に命令するのが隊長の仕事じゃないのかい?
 星史が同じ質問をダ・ガーンに振ると、「今、考えているところだ」と答える。すると星史は皆に、「ダ・ガーンが考えつくまで被害状況を調べろ」と命令‥‥ってコラコラ(^▽^;)!星史、それで隊長が務まるなら、どうか隊長の座を譲ってくださいませんか?
・住人に、動物の不思議な行動の意味を尋ねる星史。長老?が言うには、キリマンジャロには古来より伝説の獅子が眠っていると信じられている。人間は古くからの伝承によりそれを信じ、動物は、誰が教えるわけでもないのに、本能的にそれを知り行動しているとのこと。
 動物の本能って確かに凄い。本能の話とは違いますが、『周期蝉』は、如何に有利に生存するかの進化の集大成だと思います。
 人間は逆に、親知らず無し、足小指の関節数減少、長掌筋無しと(ドンドン無くなってくぞ(;^_^A)‥‥おそらく退化しているのでしょう。
・ダ・ガーンが策を思いついた。直接地面の割れ目に入り、亀裂を閉じるというのだ(すごいシンプルなんですね(^▽^;))。
 それはどうかと‥‥と思っていると、星史も「そんなのできっこない」と言う。
 しかし、出来るかどうかではなくやるしかなく、このまま地球が悲鳴を挙げつつけるのを黙ってみている方が、死より辛いと星史に告げた為、星史はダ・ガーンの心情を汲み取り、命令を下した。
・ダ・ガーンらが地面の割れ目を塞いでいると、ピンキーロボが襲ってくる。ずっとダ・ガーン達を監視していたのだから、今が絶好のチャンスだと思ったのだろう。
確かに、ダ・ガーンは両手が塞がってるのだから、今なら倒せる!かなり卑怯な手だが、ビオレッツェに先を越されたくないのと、無能というレッテルをオーボスに貼られたくない為、もはやしのごの言ってる場合じゃないようだ。
・キリマンジャロに眠っていた獅子が目覚めた。星史は大慌てで飛んでいく(凄い喜んでいるのが分かるなぁ〜よかったよかった)。ダイレクターを見て、その獅子が勇者であることを知り、星史は獅子を目覚めさせる。
 今までの勇者は、側に車があればダイレクター開けた途端に勇者が勝手に目覚めていたのに何故?もはや乗物も石さえも無いし‥‥(汗)。保険の勇者だからか?
獅子の勇者はかなりの強さを持ち、ピンキーロボを次々と倒していく。単体なのにこの強さは一体?と思ったが、ロボット形態になると、ダ・ガーンXと同等の身長だったので、最初からダ・ガーンX並みの強さを持っているようです。
 名前はガ・オーンで、声優はダ・ガーンと同じ速水さんだった。
・闘いが終わり、ダ・ガーンXは割れ目補修に力を注ぐ。完全に亀裂が塞がるまで、それがいつになるか分からないが、星史は待つ続けると、ダ・ガーンに「頑張れ」とエールを送る。
 ところで、完全に亀裂が閉じたらダ・ガーンXがどうやって地上に出てくるのかしら不思議‥‥。閉じても良いけど、地上に出てくるだけの隙間は確保しておかないとダメですよね。

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