・星史は郷上大佐に対して、「もう逃げたりしないが、その代わりに緑ヶ浜に迷惑がかからないように配慮してくれ。それから事情聴取したピンキーを解放するように」と交換条件を持ちかけた。 郷上大佐はアッサリ了解するが‥‥口約束ほど危ないものはない。案の定、郷上大佐は緑ケ浜から軍を撤退するつもりは毛頭ないようである。 一方の星史は、ガ・オーンと共にオーストラリアに向かいながら、「これで緑ケ浜も一安心」って、本当になんとういか‥‥おめでたいなぁ。 ・星史やガ・オーンを調べる軍。てっきりガ・オーンだけ調査するかと思いきや、星史本人、身に纏っている衣服、ダイレクターなどの持ち物も調査するそうだ。 しかし軍がいくら調べても、全ての探査を受け付けず、結局何も解析できなかったのである。 ・星史は、軍によって与えられた個室で、疲れたようにベッドで休んでいる。ヘルメットの口を開けてリラックスしていると──そこへ高杉大佐がやってきて、「君空気は!?」 星史が自分で設定を作った「地球の空気を吸うと死ぬ」。どう言い訳するのかと思ったら、「意外と大丈夫だったみたいです」って(笑)。星史、その態度が軍の信用を失くしているのでは? ・高杉大佐は、星史に見せたいものがあるといって倉庫へ連れて行く。 そこで星史が見たものは、軍が極秘裏に回収していたプラネットエナジーを探査する装置『レッドロンアイ』であった。 星史が高杉大佐と話していると、なんと郷上大佐が銃を手に星史を包囲する。 助けを呼ぼうにも、ダイレクターは軍が持っている。そして渡すつもりもないようである。 「これが防衛機構軍のやり方かよ」と星史は軍を睨むが、言われたことを疑うことも無く全て信用してきた星史にも落ち度はある。 ・ついに、星史は軍から銃をかすめ取り、郷上大佐に銃を突きつける。 正義の隊長とはいえ、星史が人に向けて銃を突きつけるシーンは悲しいものがある。高杉大佐は、今にも撃たんばかりの星史をなだめて銃を取り上げ、郷上大佐に突きつけた。 地球が襲われている今、諍いをしている場合ではない。どちらが偉いとか管理するとかそういう問題ではない。『地球を護るという任務の重さを考えろ』と高杉大佐。 ・ダイレクターを取り戻した星史は、ガ・オーンと共に敵メカを倒そうとする。 その隙にビオレッツェは、レッドロンアイを盗みだそうとする。 あれが盗られてしまっては、あのアフリカと同じような事が起こる可能性がある。それは絶対に避けなければならない。星史の機転によって、その最悪の事態は避けられたのである。 興奮し、「やったね父さん!」と叫び‥‥おいおい、本当にいつかバレルぞ。 |