・結局日本海溝は、プラネットエナジーの解放点では無かったことが判明して一安心。 以前の美里村の温泉と同じように、温泉が湧きでてくることもなく‥‥特に何も起こらなかったのです。 ふぅ‥‥命拾いしたね。 ・尿意をもたらした星史は、ヤンチャーを連れて近くの島へ──。 星史‥‥女の子の前で、そんな分かりやすい尿意の我慢の仕方はしちゃダメよ(-_-;) 尿を漏らす直前に島に到着することが出来て(ダ・ガーンの中で漏らさなくて良かった♪)、星史が立ちションをしていると、ヤンチャーもつられて共に立ちション。 2人で飛ばし合いをしていると、妙な視線を感じて上を見上げると──勇者たちが覗き見をしていて、星史は赤面。 多分、なんだろうなぁ〜ぐらいだと思うのですが(-_-;) なぜか螢も見ていて(これは恥ずかしすぎる)、立ちションを見られ〜の、正体も見られ〜のダブルショックである。 でも‥‥実は螢は星史の正体をずっと前から知っていたらしい。 確かに、そんな描写は多々ありましたね〜。3話ぐらいで、もう見抜いていたんじゃ? ・海で泳ぐ星史と螢。ヤンチャーは、螢も誘いますが‥‥女の子にそれを言うな! 日本海溝の近くに、ペンギンの群れがいる島ってどこ──?というツッコミはさておき、星史とヤンチャーは楽しそうである。 そんな時、ペンギン達の悲鳴が聞こえて2人が振り向くと、ペンギンがシャチに食べられそうになっていた。 星史はダ・ガーンにペンギンを助けるよう命令しますが、螢が「ダメ!」と制止。 ダ・ガーンは、星史の命令には例え死にそうになってもクソ真面目に従うのに、螢の一言に圧倒されてしまっている。 シャチに食べられたペンギンの最期を見てしまった星史は、結果としてペンギンを見殺しにさせた螢を責めたてた。 星史は、ただ単純に『ペンギンが可哀そうだから助けてあげたい』という純粋な気持ちだったのだろうが、螢はそれは違うとする。 「自然の摂理を壊してはいけない。シャチはペンギンを滅ぼそうとしているわけではない」という。 シャチは快楽のためにペンギンを殺しているのではなく、生きるために食べているだけである。それは『食物連鎖』というのですが、自然界での摂理に、人間は手を貸してはいけないというのである。 これって、分かっていても出来ない時ってありますよね。 ツバメの巣から落ちたヒナの場合、半数が親鳥がわざと巣から落としているんですよね(実際に見たことがありますが‥‥残酷です)。 確かに、弱ったヒナに与える餌があったら、より強いヒナにあげたいですもの。その分食費(?)は浮くのですから。 私は、親鳥が敢えて落としたヒナを、人間のエゴで巣に戻したりするようなことはしませんし、保護することもしないようにしています(というより、『鳥獣保護法』で禁じられています)。 彼らは弱肉強食の野生で生きているのです。巣から落されたヒナは、その生存競争に負けたのです。可哀そうだからといって巣に戻したり、人間が連れ帰って面倒をみちゃうのは‥‥やはり違うと思いますしね。 ※落されたヒナが死ねば、その死骸に蟻が群がり始めます。このヒナの死骸が、今度は蟻の餌になります──。それが正しい自然の姿だと思います。 ・砂浜から、赤ちゃんの亀が海を目指して歩いている。 単純に「可愛い〜」と喜ぶヤンチャー。 星史は亀の群れを見ながら、海は危険がいっぱいで、大人になるころには、この殆どが死んでしまうことをどこかで聞いたと呟く(学校で習ったのかな?)。 生き延びにくい種は数多く卵を多く生み、生き延びやすい種は卵が少ない。う〜ん、ホント自然界とは良く出来たものです。 死ぬかもしれないけれど、それでも海を目指していく亀たちは、精一杯生きようとしている。 はかなく健気で、逞しい命の輝きに感動した星史たち。今回『勇者の隊長』として、とても成長したと思います。 因みに‥‥ランドバイソンって、荒くれものでいい加減なように見えても、実は優しくて、よく人を観察しているんですよねぇ。 ヤンチャーの服がいつも一緒とか、服を買ってやれとか、まるでお父さんのようです。 『着たきり雀』って、そんな言い回し、どこで習ったのよ(-_-;) |