41話 大接近!オーボス星

・オーボス星が、ついに地球軌道上に姿を現した!
防衛機構軍から協力を要請された星史達は、密林を抜けてオーストラリア本部に向かうことになった。
アハハ、昨日まで日本の緑ヶ浜にいたはずなのにねぇ。
ヒカル「まさか、引っ越しに荷物を持ってオーストラリアに向かうことになるとは思わなった」
星史「まさか、軍隊の正式な協力要請があるとは思わなかった」
ヤンチャ―「まさか、オーストラリアまで同行するはめになるとは思わなかった」
もう一度ヒカル「まさか、憧れの隊長が星史君だったなんて思わなかった」
皆、まさかの連発である。
今まで、たった一人で敵と戦ってきた星史ですが、協力してくれるヤンチャ―、アドバイスをしてくれる螢、使命をわかってくれるヒカル。心強い仲間が一気に3人となり、これからは仲間として一致団結である(心強いね星史!)。
・一方、緑が浜では、帰ってこない星史達を心配し、「レストランつくし」では、根本さんを囲んで今後の対処を相談していた。
その時、レストランに電話がかかってきて──。意を決したつくしさんが電話に出ると、受話器のむこうから聞こえてきたのは、ヒカルだった。
星史が、一応こちらの安否を知らせようと、ヒカルに電話をさせたのだが、自分らが無事な事だけを知らせて、一方的に切ってしまった。
「長話をすると、あれこれ聞かれるから」だって。
そりゃそうだ。いろいろ聞きたいよね。あのまま、トラックごとオーストラリアに行っちゃったなんて、夢にも思わないよねきっと。
そういえば‥‥「レストランつくし」家具のほとんどをビッグランダーに積んでいたけど、生活はどうしているんだろう?
・防衛機構軍本部。高杉大佐直々のお出迎えである。
ヒカルを囲んで、星史とヤンチャ―がキャプテンスーツに身を包む。挟まれたヒカルは、すごく変な感じだろうな。
星史は高杉大佐に、ヤンチャ―を『相棒』として紹介。「セブンチェンジャーの持ち主です」って‥‥物扱いかよ(^_^;)。
高杉大佐は、これは頼もしいと歓迎してくれたが、チラッとトラックを見ると、そこにヒカルがいたことに驚いた。
星史は咄嗟に「保護した」と説明し、「だったら軍が家まで送ろう」と高杉大佐が促すと、ヒカルは慌てて「ダ・ガーンの隊長に送り届けてもらうことになっているから大丈夫」だって。
もしもの時にどうやって言い訳するか、打ち合わせしておきなさいよ。
・ヤンチャ―の星がオーボスに滅ぼされたことを高杉大佐に話す星史。下手をすると、地球も同じ運命を辿ることになる。
エアーズロックの地下でレッドロンアイを確認し、ここが開放点であると判明する。
プラネットエナジーの解放点「アフリカ」「エアーズロック」「光の洞窟」「アマゾン」さて、残りの1つはどこでしょう?
地上へ戻る途中でコウモリの大群に出くわし、星史は棒を振って追い払っていた。そこへ高杉大佐の小手が炸裂。
「少しはこて〜たか」。唖然とする星史ですが、多分、既に星史の正体はばれていたんでしょうね。
それはいつから‥‥?星史は隙があるからなぁ。
・ブッチョをかくまっていることが軍にばれてしまった。
当然軍は、ブッチョを引き渡すよう命令するが、星史は拒否。理由を述べよといわれると、「今は敵に狙われているから」。‥‥確かにそんな理由じゃ軍も納得しないよなぁ。
軍は、この度晴れて仲間になったのだから、素顔を見せてくれてと隊長である星史にお願いする。
ブッチョを引き渡してもらうことは諦めるから、じゃぁせめて──という感じだ。
しかし星史は、その要求も拒否。
「素顔と見せると敵に狙われるから」「我々は味方だ」「それでもダメ」「‥‥」
あれもだめ。これもだめ。地球を守る軍隊が直々にお願いしているのに!軍も舐められたものだと、遠まわしに星史は否定されたかたちとなり、カチンときた星史は「じゃぁ協力しない」と帰ろうとする。
・隊長の、まさかの協力拒否の態度に、高杉大佐が激怒。地球存亡の危機に陥っているというのに、よくそんなぞんざいな態度をとれるものだと、半ばあきれている。
これには、さすがの星史とヤンチャ―も反省するのであった。
・オーボスと和平交渉をしたいと提案する高杉大佐。‥‥ここまで好き放題やっているオーボスに、果たして『和平』への道を説くなんて無理なのでは?
でも、やってみなければわからないってもの。ダメでもともと、やってみる!
・シアンに捕らわれたGダ・ガーン。高杉大佐は、このままオーボス星に行けるなら願ったりだとして、このまま捕虜になって捕まることを望んだ。
ただ、隊長には逃げるよう促すが(すでに隊長=星史と知っています)、星史は“隊長”としてこのまま同行します。


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