15話 夢ドロボーにご用心

・夢の中で、コウタがエクスカイザーになってしまった(笑)。
 いくら夢とはいえ、無理が有る。何か変‥‥。「笑わせるんじゃねぇ!」とホーンガイスト。私も、ガイスターの立場だったら言ってしまいそう。
 ホーンガイストを放り投げる、エクスカイザー化したコウタ。どうやら体まで大きくなってしまったようで、コトミを手に乗せほっぺにキスをされていた。
・フーコは、朝ごはんのメニューを確認しながらカロリー計算。
 朝ごはんの総カロリーは700カロリー。学校まで時速20Kmで走れば、着いた頃にはカロリーは全て消費されると安心し、フーコは朝ごはんを食べる。
 超早食いのフーコに、コウタは「大急ぎで食べるとブタみたいに太るんだよ〜♪」とチクリ。フーコは「そんな事は無い」と信じませんでしたが、実はコウタの言うとおり。早食いは肥満の一因と言われています。
・タクミの睡眠時間は3時間。子供にとっては極端に足りない。コトミは、『子供は寝ないと大きくなれない』と母親に言われているそうだ。コウタも『寝る子は育つ』という言葉を知っている。成長期に睡眠は必要不可欠よ。
・動物園のバクから餌を盗み出したホーン。
 「どうだこのお宝!」と自慢げのホーン。私には、これのどこがお宝なのかサッパリ分からない。アーマーも不思議そうに「何だこれ?」と聞いている。「これは人間の夢だ」byホーン。あーなるほど。またどこかのアナウンサーが『夢は人間の宝』とか言っちゃったんだきっと。何でもかんでも『宝』だと言う人間も悪いけど、それを全て真に受けるガイスターも悪い(それだけ彼の心は純粋なんだろうが‥‥)。
 ホーンは、自分の力では人間の夢を手に入れることが出来ない為(当たり前だ)、考えた結果、人間の夢を食糧とするというバクから盗む事を思いついたそうだ。
 ホーンは、他の誰も盗めなかった『人間の夢』を手に入れることが出来たもんだから、すっかり浮かれてしまっている。「俺はプテラのアホとは違う」と得意気。「‥‥アホはアンタよ(笑)」 と私が言おうとしたら、「アホはお前だ!」とプテラガイストが先に突っ込んでいた。

『獏は人間の悪夢を食料とする』
この話の中で、ホーンが動物園のバクから餌を盗み出しましたが、獏とバクは、全くの無関係です。
だったらどうして、漫画等で『獏』が登場すると、バクの映像が出てしまうのでしょう?
それは、獏の容姿から来ているのかもしれません。
『体は熊、鼻は象、目はサイ、尾は牛、脚は虎』これが獏の容姿(勿論架空の動物)。
 昔、神が動物を創造した際、幾つかパーツが余ってしまった。パーツが勿体無いと思った神は、何かもう1体造れないかと、余ったパーツを組み合わせて獏を創造した。
要するに、獏の体は動物の『つぎはぎ』。
この珍妙な獏の容姿。たまたま同じ名前を持っていたバクと、不思議にも容姿が似ていた。その為、獏=バクと、勘違いされてしまったらしい。
獏が何故、人間の夢を食料としているのかは分からない。
しかし、獏が実際に食料としているのは『人間の夢』ではなく、『邪気』だと言われている。
獏の皮を敷いて寝れば疫病を避ける、獏の形を描くと邪気が払われる。
『悪夢』だって一種の『邪気』。そうなると、獏の食料は『邪気』が正しいのでしょうか?
そもそも獏は、『霊獣』として人々に崇められいたようですし。

・バクの食料は『人間の夢』ではないと言うプテラ。バクの餌には価値が無いとプテラガイストが言うと、ホーンの横にいたアーマーが大ウケ(笑)。すると、「(俺の失敗の)何がおかしいんだ!」とホーンが怒鳴る(まるで漫才‥‥可愛いなぁ)。
 バクの餌が『人間の夢』でないなら、どうやってそれを盗めば良い?と聞くと、コウモリが「夢は盗めないから他の宝物を盗んでこい」と命令。プテラは、『盗めない物を盗もうとするからややこしくなるんだ』と言い残し去ってしまった。
 ホーンは、盗めない物が有るのは許せないと、対策を練ります。さて、盗めない物をどうやって盗む?とんちクイズみたいになってきました(笑)。
・エクスカイザーは夜も眠らない。人間とは違い、眠る必要が無いので眠くもならない。24時間フルタイムで使えるなんて素晴らしい!でも、うたた寝や、二度寝三度寝の気持ちよさが分からないなんて‥‥ちょっと可哀想(でもエクスカイザーは時間厳守派。私みたいにマイペースじゃないから関係無いか ^^;)。
・夜中、妙な電波のせいで、勝手に家電が動く。コウタのプレーヤーが勝手に再生。コンセントを抜いても動き続ける家電。 良いなぁ〜。電気代がかからないって、なんてお得なの!?ガイスター、そのメカを我が家にちょうだい♪
・眠れないからホラー映画を観るパパとママ。どうやらスプラッタ系のホラー映画らしく、パパは「どこが面白いんだよ」と真っ青。一方ママは、「キャー怖い!どうしましょ〜♪」と楽しそう。まるで私みたいである(汗)。
・翌朝は、町中が揃って寝不足。通勤中、つい居眠りをしてしまったパパは、対向車線にはみ出してしまう。エクスカイザーが咄嗟にフォローしてくれたから難を逃れることが出来た(命拾いしたね)。
 徳田さんは昨夜はグッスリ寝ていたようで、騒ぎを一切しらないようです。羨ましい性格。実は私も徳田さんと同じタイプ。就寝前の快眠ヨガと快眠ストレッチをしてから寝ると、朝まで何が有っても起きない。
・夜眠れない分、昼に寝る人間にホーンがキレる。その為、怪音波を出して24時間眠らせないようにするらしい(もうヤケクソになってるな〜)。
 怪音波の発信源を探るエクスカイザー。レイカー兄弟に応援を頼むが、乗客が怪音波に苦しんでいて降ろす事が出来ない。乗客の安全を最優先に考えるレイカー兄弟。もしここで、レイカー兄弟が「了解」と言って、苦しむ乗客を無理やり降ろしていたら、私はレイカー兄弟に不信感を抱いてしまうところだった。
・カイザーズが、ガイスターメカ(サウンドウォーカー)の怪音波に苦しめられる。スカイマックスの放つミサイルを爆破し、スカイマックス自身も弾き飛ばされる。これはただの音波じゃないな!
・エクスカイザーは、ホーンとアーマーがはめていた音波遮断ヘッドフォン(?)を、スパイクカッターで破壊する(それでもガイスター達を傷つけない所がエクスカイザーらしい)。 途端に苦しみ出すガイスター。ものの数秒で耐えられなくなり、ガイスターメカに音波を停止するように命令。痛めつけられ弾き飛ばされたカイザーズに比べれば、頭が痛いぐらいで何言ってんのよ!と呆れてしまった。
・ラスト。『眠れる事は幸せ』 ですとアナウンサーが言う。本当だと心底思う。現代社会では不眠が嘆かれています。騒音も無いのに眠れず、朝を迎えて寝不足なんて、これほど辛くて悲しい事はないですから。
 しかし、徳田さんは昨夜グッスリ寝たはずなのに、なんでまた寝てるの?よく寝るなぁ。

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