17話 コンピュータを守れ

・旭台地区を管理するエリアルコンピューター。「僕の勘だと、きっとそれが盗まれる」と徳田さん。すると、本当にガイスターが登場。
 徳田さんの勘の的中率は90%。とっても高い確率だと思う。しかし、カメラを持ち歩かない主義(?)の為、全く意味が無い(『遭遇した』と、いくら口で説明しても、証拠が無ければダメなのよね)。
・ガイスターがエリアルコンピューターを破壊したせいで、コウタがプレイ中のソフトがブチッと切れてしまった。
 これは“バグ”だというタクミ。しかしコウタは、「エリアルコンピューターに“バグ”なんか有るわけない」とキッパリ否定。
 コウタの世界は未だにパソコンが無いのに、オンラインゲームだけはあるんだ‥‥変なの(笑)。でもオンラインゲームとはいっても、ネットを介しての多人数参加型ゲームではなく、エリアルコンピューターが提供しているソフトをダウンロードして使うそうだ。
・ワープロで記事を書く徳田さん。しかしワープロもエリアルコンピュータに繋がっている為(一体何の為に?)、使用不可能。
 ええい、こうなったら仕方ない!「昔はワープロなんか無かったんだ!」と、鉛筆で記事を書くことに‥‥。
 昔のパパを思い出すヨーコさんは、「頑張って」と言い残し部屋を出ようとする。しかし、勝手に部屋のドアロックがかかり、閉じ込められてしまった。
 家のセキュリティもエリアルコンピューターに繋がってるのか‥‥。ちょっと怖い。たった1台が全てを管理する社会‥‥怖すぎる!
・基地に帰還したガイスター。エリアルコンピューターを見事に盗み出し、抱きかかえながら誇らしげのガイスター。
 しかし、プテラだけはあまり喜んでいない。何故ならば、「ダイノガイスト様の真の狙いは『ビックマザーコンピューター』だからさ」とプテラ。『ビックマザーコンピューター』の価値に比べれば、エリアルコンピュータなんか宝のうちに入んないんだって(だったら最初から『ビックマザーコンピューター』を狙えば良いのに ^^;)。
 「何でそんな事しってんだよ!」と問うホーンに、小馬鹿に「頭の出来が違う」とあしらうプテラ。
 小馬鹿にされ、「生意気な‥‥!」と腹が立つホーンだが、サンダーに「ビック何とかってなんだ?」と聞かれ、返した台詞が「食いもんじゃね〜か?」。ホーンの返答にちょっと期待していたのに、ガックリくる。マクドナルドの『ビックマック』か、このおバカ!言っちゃ悪いが、本当に頭の出来が違うかも(汗)。
・「ガイスターがビックマザーコンピュータを狙ってるかもしれない」と、冷静なエクスカイザー。「そんな事されたら日本中メチャクチャになっちゃうよ!」と、エクスカイザーとは反対に、焦りぎみのコウタ。
 エクスカイザーは、「人間は機械に頼りすぎているね」と少し呆れている。そして、「頼ってばかりいると、いざって時に大変な事になるよ」と警告する。
 うっ‥‥耳が痛い。昔、携帯電話が壊れた事が有ったのですが、公衆電話で家に連絡しようとして受話器を手に取った瞬間、自宅の電話番号が思い出せなかった事があります。完全に頼りすぎていたんだと、反省した日でした。
・ビックマザーコンピューターのケーブルが、ガイスターの手によって次々と引き抜かれていく。
 信号が停電、本線の水道管が破裂、ついには新幹線のスピード制御まで‥‥。スピードが落ちないのも怖いが、それ以上に怖かったのが線路の分岐器が誤作動し、進路が狂った時は冷や汗ものだった。走行中の新幹線が運良くブルーレイカーだったので、正面衝突の危機は免れましたが‥‥ブルーレイカーがいなかったらどうなってたかと思うとゾッとする。
 でも、もっとゾッとしたのはこの街の『管理体制』だ。ケーブル1本引き抜くたびに、深刻な事態に陥ってしまう。エクスカイザーだけでなく、私まで呆れてしまう。いくらなんでも頼りすぎだろう。
・コウタが渡っている橋がロボットになってしまった。あぁ〜あ、コウタどうなっちゃうんだろう?ゴッドマックスはそんな事知らないもんだから、闘いまくってるし‥‥。案の定、ガニーン(ガイスターロボ名)の中でボールのようにあちこち投げ飛ばされるコウタ。
 キングエクスカイザーも加勢することになったが、彼も、まさかコウタがガニーンの中にいるなんて夢にも思わないから、容赦なく炎をぶっ飛ばす。コウタは、衝撃で外に放り出されそうになるも、咄嗟にロープにしがみ付き、難を逃れるが、ロープ一本が命綱状態。
 そこでやっと「あ!」と驚くエクスカイザー。慌てて助けようとするが、隙だらけだったので簡単にガニーンに捕まってしまう。顔面パンチを受けるも、ゴッドマックスにコウタの救出を頼む。
 ゴッドマックスは、腰を低くし地面を滑り、コウタを下から救い上げる。おおっ上手い!と感動。
・パパの会社にやっとの思いで到着したコウタ。コウタは、徳田さんから預かった記事が入った封筒をパパに渡すが、それは何と徳田さんが母に宛てた手紙だった。徳田さん‥‥ちゃんと中身確認してから渡しなよ。あんなに苦労したのに、コウタかわいそうすぎるよ(笑)。

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