34話  ぼくらのオリンピック

・オリンピックが日本で開催されるらしい。しかし‥‥その割にはスタジアムはショボイ。各国から誰もやってきていない!選手村もない!盛り上がってすらいない(爆)。
・短距離陸上に出るというフローレンス・ジェイナーさんが日本にやって来た。
※アメリカの短距離走者、金メダリストのフローレンス・ジョイナーをモデルにしているのでしょう。
スプリング付の靴を履いて走ろうとするタクミに、ジェイナーは裸足で走ることを提案し、おまじないをかけてやる(羨ましい)。
声は、伊倉さんでしたね。今回はゲストでしたが、次シリーズ主役の『天野ケンタ』を演じることになります。
因みに、次作ファイバード役の松本保典さんも、この作品にはゲストで出ていました。
・コウタの先生の名字が『武者小路』だった!すごい名字ですね(汗)。わざわざスタッフもそんな珍妙な名前にしなくたって‥‥とは思いますが、子供向けの作品である以上、伊藤や佐藤じゃ確かに覚えにくそうですよね。インパクトが大事です!
・オリンピックを手に入れようと奮闘するガイスター。はてさて、『オリンピックの宝とは何か?』
サンダーガイストは『聖火』、プテラガイストは『スタジアム』を挙げている。果たして正解は──やっぱり金メダルが正解になるのでしょうか(笑)。
・聖火を手に入れるため、コウタを襲うサンダーガイスト。ジェイナーから聖火を渡すよう言われたコウタは‥‥聖火が点火されているトーチをジェイナー目がけて投げつけた(ヒェ〜危なすぎ!)。
 それでも聖火を奪おうと、ジェイナーを追うサンダーガイスト。ジェイナーの脚力に追いつけずに「速い〜」とくたびれているサンダーだが、競走馬より速く走れるアンタが、どうして人間の脚に負けてしまうのか‥‥?
・結局サンダーは聖火を奪い損ね、聖火は無事スタジアムの点火台に点火されて会場は大盛り上がり。サンダーは目的を果たせずにアジトに帰還して、TV越しにとても悔しがっている(可愛い♪)。
 そんなサンダーに、ホーンとアーマーは「あんなものはオリンピックじゃないんだぞ」と嘲笑うが、プテラは「そう、あれこそがオリンピック!今度は俺が奪ってきてやろう!」と言うのである。
「あれは宝だったのか!だったら俺が奪ってきてやる!」と、仲間に先を越されたくない面々は我先にスタジアムへ直行──!そんな3将をバカだと罵ったプテラは、彼らが聖火を奪っている間に、1人でスタジアムを奪う目的のようである(笑)。
プテラは、実質リーダーだけあって(?)、仲間をその気にさせるのはうまいです。
・スタジアムに到着した3将。聖火を奪うために聖火台に登ったはいいものの、足場の不安定な狭〜い聖火台に3人がひしめきあい、かつ誰もが我先に奪おうとしているために押し合いへし合いになり‥‥結局は仲良く地上へ落下(何をやっているのか)。
・そんな中、スタジアムを運ぼうとしたプテラだったが、さすがに1人では持ち上がらないため、ガイスター化させて連れ帰る作戦を立てた。
しかし連れ帰る最中を他の3将に見つかってしまう。彼らは、プテラが『スタジアムは宝だから持ち帰る』という目的は知らなかったものの、ガイスター化されたスタジアムに、カイザーズに攻撃されている自分達の“盾”になってもらおうと思い、呼び戻そうとする。まるで綱引きのように、スタジアムは回りながらアッチコッチ。おいおい、そんなに回していたら崩れちゃうんじゃ‥‥と思っていたら、案の定、回転が止まったらグシャッと無残にも崩れてしまった。
・ガイスターの悪巧みは阻止したものの、スタジアムが崩れてしまったために、「もうオリンピックは終わりだ!」と嘆くジェイナー。すると武者小路先生から、「貴方はスタジアムが無ければ走らないのか?」と問われ、ジェイナーは『走るのが好きだから走るのだ』とハッとする。‥‥でも走る以外の競技は?「跳馬が無いから飛ばないのですか?」なんて、言えないでしょうよ(-_-;)
・スタジアムがなくなったら作ればいいと言う武者小路先生の言葉に従い、急遽作られたトラック。世界的なイベントであるオリンピックのはずなのに、観客がコウタ達しかいないという‥‥ありえん(汗)。開会式で見た、あの観客達や選手は一体どこへ行ってしまったのか──!?
コンディションは最悪だというのに、見事に世界新をたたき出したジェイナー。
ゴールするなり、世界新を出せたのはコウタのおかげだとジェイナーはとても嬉しそうである。
コウタは照れながら、「オリンピック、できたよ。エクスカイザー」と言うが‥‥果たして、他の競技はどうするつもりなのだろうか。まさか、全て終わってしまった‥‥という可能性はあるのだろうか?
子供向けとはいえ、突っ込みどころ満載のまま物語は終わってしまった(爆)。


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