・ハロウィンということで、フーコは魔女、コウタは悪魔のコスプレをしている。 この作品が放映された当時は、まだハロウィンは浸透していなかったのでしょう。 徳田さんは「ハロウィンって何?」と聞き、フーコはハロウィンの起源から説明している。時代ですねぇ(笑)
因みにフーコの言う、ブギーマンとハロウィンには、実は本来はなんの繋がりもありません。 では、なぜフーコが「ハロウィンの夜だから」と言ってブギーマンの名を連呼して恐れているかというと、1978年に公開された『ハロウィン』にでてくる悪魔(殺人鬼)がブギーマンなのです。 シリーズ8作で、エクスカイザーが放映されるまでには既に5作品が登場しており、根強いファンがいます(管理人の私も‥‥(#^^#))。 今回のガイスターメカは鎌を携えていましたが、映画『ハロウィン』の作中でも同じく、ブギーマンが鎌を携えて“めった刺し”にする描写があります。 とにかく血生臭いスプラッタ作品であり、この作品によって、監督のジョン・カーペンターの名は一躍有名となりました。 この監督こそ──世界を震撼させた『遊星からの物体X』を手がけた方です。 この作品を皮切りに、洋画は『ホラー』というジャンルを確立させて黄金期に入っていきます。 ※おそらくエクスカイザーの作品には、ホラー映画ファンのスタッフがいるのでしょう(嬉)。今回のブギーマンに限らず、いろんなホラー作品のキャラの名前が登場しております。子供向けの作品で子供には分からないネタだから(特にホラーは‥‥)、名前を出しても気づかれにくいからいいのかもしれません(?)。スタッフの愛が伝わる、ホラー映画ファンとしては嬉しい演出です。 ・コトミから妖精の人形をもらった途端、かぼちゃロボが現れ、コウタは人形を床に落としてしまう。 必死に謝るも、コトミは許してくれなかった!! するとコウタは、1話目でエクスカイザーにカメラを修理してもらったことを思い出して、エクスカイザーに「直して」とお願いする。 てっきり、「わかった」と言ってくれるかと思いきや‥‥。「変に思うだけじゃないか?」byエクスカイザー。アハハそりゃそうだ。あれだけコトミの目の前で木端に壊しておきながら、「はい、壊れてなかったよ♪」とでも言うつもりなのかいコウタ? ・冷静になったコトミは、コウタに「人形なんかどうでもいいのよ。コウタ君の方が大事よ」と許してあげ、逆にコウタを怒鳴りつけた自分を許してほしいと言うのである。 意外な展開にコウタがマゴマゴしていると、エクスカイザーがコウタを後ろからそっと背中を押してやり、「ううん。宝物を壊されたら誰だって怒るよ」と言って、コトミの怒りは正論だと言って庇った。 ・幕張メッセ‥‥じゃなかった、まくまメッセで開催されている『秋の味覚店』に行くコウタとコトミを変なメカが襲う。 エクスカイザーが助けに駆け付けるが、いつもとは違う感じに戸惑うエクスカイザーは、「どこの誰かは知らないが──」という形である。 お化けのように、ヌルヌルとマントを翻して動くロボット。このロボが明らかに通常のガイスターロボと違うのは、自分で喋っているところでしょうか? まくまメッセごと消えてしまったロボットに、エクスカイザーは大慌てである。 ・コウタが連れされた場所に、ガイスターがいた! ねぇガイスター。秋の味覚‥‥かぼちゃ‥‥集めてるの?なんで?確かに宝物だけど、ちょっと違うよ(汗)。 逃げるため、止む無くかぼちゃを放り投げるコウタに、ホーンガイストは「食べ物を粗末にしやがって」と怒るが、あんたが言うな!のセリフである。 ・事件が解決した翌日、一晩かけてコスプレ衣装を作った徳田さんだが、今日は11月1日のため、ハロウィンは終了していた(爆)。 落ち込む徳田さんに対し、コトミとコウタはラブラブで、お手て繋いで一緒に登校している(キャー)。 「恥ずかしいから離して」というコウタに、コトミは「ダメ!」だって。 タクミは、昨日のコウタとコトミの一件を知っているため、コトミと距離を一気に縮める大チャ〜ンス到来! コトミを見つけるなり、「一緒に行こう。宝物を壊したコウタなんか放っておいてさ」なんて、ワザとコウタの失態をアピール。しかし、コウタとコトミの繋がれた手を見て愕然! 「ごめんね。今日はコウタ君と歩いていきたいから」byコトミ。 コトミったら、大人しそうな顔して意外に大胆な子ね〜。2人から猛アピールされちゃってさぁ。羨ましいねぇこのこの! 将来は、どちらのお嫁さんになるのかなぁ?『社長夫人』には興味はないか‥‥。 |