40話 壊滅!ガイスター基地

・エクスカイザーらにやられた傷が痛むサンダーガイストとプテラガイスト。プテラガイストは、場所が翼だけに、飛べないし見るからに痛そう。
アーマーとホーンは、仲間が「痛い痛い」と泣いて(?)いるにも関わらず、心配する素振りを見せないどころか、「うるさい」だの「その辺に転がせとけば治る」と言う始末(‥‥仲間を労わろうとか思わないのか?)
しかし考えてみれば、ガイスターらに痛めつけられているエクスカイザー達も、その後医者にかかったなんて聞いたこと無い。本当に、その辺に転がせとけば治るんじゃないのか?←酷い。
・あまりにも痛い痛いと喚かれるので、ホーンとアーマーは2人を治せる医者を地球上から探すことにする。宇宙から医者を呼べば金がかかるんだそうだ(ケチ!)。‥‥自分達で直せないのかしら?
・所田寿三郎博士が会場に登場。
彼は、建築家、作曲家、火山学者、宇宙飛行士、ロボット工学などなど、色んな分野に精通しているが、ついにAIロボットを作り上げてしまった。
人間の声を読み取り、主人を把握。主人の身の回りの世話をしてくれるし、命令を与えれば、それを実行することができる。実に素晴らしいロボットである。
しかし‥‥曖昧な表現を理解するのが難しいらしく、「TVを“消して”」と命令すると、配線を“消す”と理解するらしい。う〜ん。
・所田寿三郎博士が自動車ごとガイスター基地に攫われようとしている。
車内には、徳田さんも乗っている。そして‥‥ガイスターの襲撃を恐れたコウタも、身を隠すために、たまたまその車に乗ってしまっていた。
エクスカイザーは、大人しく博士を返すよう、努めて冷静にガイスターを説得していたのだが、コウタが乗っていると分かった瞬間──明らかに動揺してしまうのである(笑)。
手も足も出せないエクスカイザーを嘲笑いながら去っていくガイスターであった。
・基地に連れてこられた博士と徳田さんは、早速ガイスターの修理(?)にとりかかる。
所田博士は、さすが多方面に精通しているだけであって、ガイスターを直すことが出来ているのが凄い。
しかし、フューチャー一世をバカにされ‥‥つい、コテを持つ手に力が入り、サンダーガイストを焼いてしまう(爆)。
悪意を持って頭をポカッと殴られながらも、それでも健気に「ご用件は?」と命令を聞こうとするフューチャー一世の様子を笑うホーン。
そして、「こいつはこれしか言えない」というアーマーのセリフ。よほど悔しかったのだろう。
対して徳田さんは──やったこともない作業に、最初から悪戦苦闘。手元が狂い、プテラに「痛い!」と言われてしまい、平謝りである。
プテラガイストは「お前は本当に医者か?」と徳田さんに問うが、もし「違う」と言おうものなら、“用無し”としてマグマの中に放り込まれて殺されてしまう可能性もあり、「医者です」と言うしかないのである。
エクスカイザーが、必死にコウタを心配している。
マグマに放り込まれる瞬間に目を覚ましたコウタは、危機一髪でマグマ谷への転落を免れた。
確かに落ちたら死ぬけど、そもそも、マグマを目の前にして生きてらんないよ‥‥って言うのは野暮です(-_-;)。
・カイザーブレスの電波をキャッチして、エクスカイザーが基地の近くまでやってきた。
こういう時は便利だけど、やっぱり‥‥身に着けている物が発信機になるって嫌だなぁ。エクスカイザーは、盗聴なんてしないと思うけど‥‥思うけど‥‥。
・ドラゴンジェットでコウタを運ぶため、キングエクスカイザーに合体したエクスカイザー。
コウタを乗せたまま変形合体ができない以上、能力は落ちるが、致し方ない。コウタの安全が最優先である。
人を乗せたまま変形合体出来るようになるのは、3代目のダ・ガーンからである。
※星史をジャンボジェット状態から乗せていたジャンボセイバーは、そのまま人型に変形し、胸のコクピットから星史を降ろしていた。
・マグマが流れる山中で闘っていたため、刺激をしてしまい‥‥噴火。
ガイスター基地は壊滅し、ダイノガイストは悔しそうだったが、自分で自分の基地を破壊したも同然である。
2話から、ずっと使い続けていた基地だったし、家のようにTVを持ち込んでいたのだから、さぞや居心地が良かったのだろう。
‥‥家なしか。敵ながら、ちょっと可哀そうになってきた。

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