・ヒルマン教授の孫娘、キャシーが誘拐されたらしい。 犯人からなのだろうか、電話が掛かってきた。 受話口からは、「ハローヒルマン!」とやけに明るい声。この声は天野博士?ってことは、天野博士が犯人?というのはそれは間違いで、ヒルマン教授と天野博士は旧知の仲らしく、ヒルマンの可愛い孫娘が誘拐されたと聞いて、天野博士は慌てて飛んできたそうだ。 二人が互いに懐かしがっていると、また電話がかかってきた。今度は犯人からのよう。この声ってゾルですよね?ドライアスがキャシーを攫ったのか。 ・データとキャシーの交換を迫ったゾル。 ヒルマンは、「データならここに有ります」と、トランクからフロッピーを取り出す。 このシーンは時代を感じます。フロッピーは今では電気店の片隅にヒッソリと佇んでいます。 ところでふと思ったのですが、このディスクには、大気圏浄化装置の研究データが入っているんですよね。研究データ』が、たかが3.5インチのFDに収まるとは、到底思えないのですが(笑)。ヒルマン教授の持っているフロッピーの容量ってどのくらいあるのでしょう? ・監禁されているキャシーが、ソフトクリームが食べたいとダダをこねる。 すると、テシターがソフトクリームを持ってきた!‥‥何処で買ってきたんだろう?よく買えたな、テシターが(笑)。 ・天野博士は、打倒ジャンゴの秘策を思いついた。それは、偽のディスクを渡すという作戦だった。おおっ!これは初代のエクスカイザーも使った手ですね。エクスカイザーは、偽物のXウイルスをダイノガイストに渡し、スカイマックスを助けたんですよね。 しかし、2代目の主人公であるケンタは、「偽のディスクを渡すのはマズイ」と言います。これには私も同感。エクスカイザーの取引が成功したのは、ガイスター連中がおバカだったから。ドライアスが、ガイスターほどおバカとは思えません。 それに、今回天野博士が用意した偽物は『データ』。一目で偽物との判断が難しい、ゼラチンとはわけが違う。データは、パソコンで読み込めばすぐにばれてしまう。ガイスターのようなおバカでも分かってしまう。‥‥止めた方がいいかと。 ・天野博士は、ピンバッチ型の小型マイクをケンタに渡し、自分の交渉の状況を知らせようと考える。でも、それってただの『マイク』なんですよね。いざ連絡取りたいという時はどうするの?この場合、渡すなら『マイク』より『通信機』が良いと思うのですが‥‥(あぁ、心配になってきた)。 ・ジャンゴが取引をしに現れた。取引の現場には、コンピュータが沢山有る。‥‥ヤバイ! 天野博士は、ジャンゴに偽のディスクを渡す。 するとジャンゴは、「ディスクを確認しろ」とゾルに命令してしまった。あぁ〜あ、やっぱりこうなりましたか。知らないぞぉ〜。 天野博士は、「ヤバイことになった」と火鳥さんに助けを求める。でもケンタに渡したピンバッチはマイクの為、一方通行でしかない。天野博士は、今頃になって、マイクは『通信機』ではないと気づいた。 その頃、ゾルはディスクの中身を確認。天野博士が用意したデータは、『ゲーム』だった。簡単でシンプルなゲームのようだったが、これもフロッピーに収まる容量だとは到底思えない。あのディスクは一体何物? ・キャシーを助けにやってきたケンタ。 これで一安心かと思いきや、キャシーが壁に寄りかかった途端、なんとその壁が崩落してしまった(汗)。 ケンタは慌ててキャシーの手を掴むが、所詮ケンタも子供。とてもキャシーを引き上げる力は無い。二人揃って落ちそうになる。それに気づいた火鳥さんが助けに行こうとすると、今度は天井が崩落!火鳥さんはその天井を支えることになってしまい、どうにもならない状態に‥‥。 キャシーが落ちそう!ケンタも落ちそう!リスターは何処行っちゃった!?天野博士らはどうなった!?要塞が崩落!この先どうすればいい!? ・要塞の異変に気づいたガードスターが、火鳥さんに通信を送った。 「ファイバード!状況を伝えろ!」。すると、崩れそうな天井を必死に支えながら、「今‥‥手が離せない!」by火鳥さん((≧m≦)ププッ!!)。 生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされている火鳥さん達。緊張感で溢れるシーンなのに、思わずプッと笑ってしまった。これは‥‥シャレなのかしら?とてもシャレを言っている場合じゃないのですが(汗)。 ・火鳥さんは、エースバロンも応援に来てくれるように言ってくれとガードスターに頼む。 ガードスターの声を聞いたのか、「エースバロン了解!」との勇ましいお声。さて、エースバロンはどこにいるのかしら‥‥と思ったら、なんと、家(研究所)にいるではないか‥‥(汗)。 もしかして今から向かうのか‥‥。日本からマヤ文明のあるメキシコまで行くのか‥‥果たして間に合うのかしら?心配になってきた。 ・ケンタの手がそろそろ限界になってきた。火鳥さんは、なかなかやってこないガードスターに、「一刻も早く来てくれー!」と必死(頑張れ火鳥さん!)。 でも、今現在戦力になるのは、火鳥さん(ファイバード)とガードスターの2人だけ。そして、火鳥さんが手が離せないので(笑)、結果的にはガードスターが1人で闘う事になる。‥‥‥‥絶対無理な話だと思う。誰か1人、付き添いで来させるべきです。 ・ガードスターが苦戦していると、サンダーバロンがやってきた。 ‥‥嘘!?日本からメキシコって、そんなに近かったっけ‥‥(汗)。‥‥怖い‥‥このタイミングの良さは‥‥何!?火鳥さんたちは、メキシコに関わらず、地球の裏側にさえ、2,3分で着いてしまう。 ・ガードスターが、エースバロン以外のバロンチームの名前を呼ぶのは珍しいですが、ドリルバロンとガードスターが一緒に作業するのは、もっと珍しい事ですね。貴重なシーンです。 ・事件解決。ヒルマン教授は、天野に「この恩は一生忘れない」と、天野博士に感謝するが、今回の天野博士は、結構ドジばかり踏んでいたと思います。偽のディスクを渡して裏目に出るわ、ケンタにマイクを渡して、「マイクは通信機じゃなかった」と、あとで気づくわ‥‥。結果としてはメデタシメデタシでしたが、結構ヒヤヒヤさせられた回でした。 |