46話 出現!デビルの塔

・世界中がドライアスによりマイナスエネルギーに汚染されていき、人々がデビルの塔建設のために奴隷として働かされていた。
喋れるのはドライアスを含めて3人しかいないのに、よくまぁテシターだけで世界中に手が回せることが出来たわね。
っていうか宇宙警備隊も、合体したら3人しかいないのに、それで地球を守れだなんて無茶な話だわな。
火鳥さんが応援要請して、助けによこしたのがガードウイングただ一人だけ──ってのも、よくよく考えると酷い話だと思う。
ファイバードたちは戦闘でダメージを負って動けない。しかし、ドライアスはマイナスエネルギーを取り込んでパワーを取り込んでいる。‥‥もう、どうしようもないな。
・バロンチームとガードチームの修理を、天野平和化学研究所で行うことになった。
ガードチームも全員呼んで大忙しで修理する天野博士。1つの消防署で救急車と消防車が同時に無くなったら大騒ぎだとおもうが(;^ω^)。
・ドライアスは世界中の人間を捕らえ、奴隷として働かせていた。
モモ子は、世界の様子をTV中継で観ながら、取材をカメラマンに任せて天野平和研究所へ直行。
いつもの「ゴーゴー突撃レポーター山咲モモ子」とはうってかわり、冷静な女性としての対応である。
佐津田さんも、しばらくの間自由に行動をさせて欲しいと休暇を申請。警察官がそんな臨機応変に休めるのか?
・いよいよ決戦に向けての準備に!
ケンタも忙しく地球のために‥‥力を貸したいところだが、なにしろ小学生である。
『地球がピンチ』と説明しても親には伝わるわけもなく、そもそもそケンタと宇宙警備隊との関係性も知らないので、遊びに行こうとするのを止め、「ピンチなのはあんたの成績」だと叱ってしまう。
しかしまぁ、宇宙警備隊は地球のために必死に戦っているというのに‥‥。地球は実際には本当に危ないのに、平和ボケしている地球人達(危機感ゼロだ)。
きっと、ニュースでも散々報じられていると思うけどなぁ。自分らの星が侵略されている事実を、一体どう受け止めているのやら。
宇宙警備隊がなんとかしてくれるから大丈夫♪とでも思っているのか?他人事?自分らの星なのにか?
最悪な話、宇宙警備隊が負けるという想定もしないといけないのよ。
・佐津田さん、火鳥さん、ケンタは、陽動作戦をしようとしている。
佐津田さん、ガードスターについててやんなよ。ボロボロなんよ‥‥あんたの相棒でしょうが。
・デビルの塔建設地には、世界中から集められた人質が働かされていた。
さすがに全人類を動員‥‥となると収拾がつかなくなるのか、おそらく使い物になる(よく働く?)人間を見繕って集めてきたという感じだ。
世界中から無作為に集められたはずなのに、チチクと祖母、一平と五郎の姿が──(それは言わない約束だ)。
一平と五郎は、登場するたびにどこかで働いては金が無いっているけど、まさか奴隷になって無一文で働かされるとはね(爆)。
・火鳥さんがドライアス三獣に囲まれて絶体絶命──のところに、ナイスタイミングで修理完了のスーパーガーディオン、サンダーバロン、ファイアーシャトルが駆け付けてくれた。
美子先生が開発したカタルシス砲は、ドライアスに絶大な効果があった。美子先生って、臨床よりも研究や開発に向いてるのかも?デビルフラワーの件も原因知りたくて仕方がないって感じだったし(同室に居た男性医師は、のほほ〜んとしてたし)。
・ファイバードが孤軍奮闘している中、やっと修理が完了したスーパーガーディオン、サンダーバロンが駆け付けてくれた。
美子先生開発のカタルシスビーム砲は、ドライアスにしっかりと打撃を与えている。
しかし‥‥ドライアスは強かった。カタルシスビーム砲を以てしても、ドライアスを倒すことはできず、装置も破壊されてしまったのである(せっかく作ったのにまた修理か)。
キレたドライアスは、奴隷を皆殺しにすると言い出す始末。なるほどねぇ‥‥奴隷はいざとなれば、人質としても利用できるのか。
人質は救いたい、でもドライアスも倒さなくては。究極の2択を迫られている宇宙警備隊。
迷っている宇宙警備隊を見かねて、佐津田刑事が第3の選択肢を突きつける。
それは『撤退』であった。人質が心配で、そんなことは出来ないとファイバードは断るが、佐津田さんは、「ここは引いて、宇宙警備隊が万全な体勢なったら、また来てくれればいい。自分はここに残り、共に人質となって皆の面倒を見るから安心しなさい」
まずは、宇宙警備隊の安全確保が最優先である。佐津田さんの言葉に、ファイバードたちも納得し、撤退を決めたのである。
佐津田さんに任せておけば大丈夫──強い信頼関係です。あぁ‥‥ここで相棒のガードスターとの交流が欲しい。
・逃げていく宇宙警備隊を見送るドライアス。
人質がいる限り、宇宙警備隊はまだ戻ってくる。もしかしたら‥‥強くなって戻ってくるかもしれない。けど、負ける気がしないんだろうなぁこの自信。
どっしりした揺るぎない自身があってかっこいいんだよなぁ〜。敵ながらファンがいるのもわかる気がする。

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