10話 燃えよ!チビドラゴン

・タクヤは宿題が全くわからないようですね。
 分数か‥‥私は分数って好きでした。パズルみたいで楽しかった記憶が有ります。割り算の『ひっくり返してかける』が遊びみたいで、楽しかった思い出があります。
 今は「ゆとり教育」で、分数の足し引き算は分母同士が同じのしか勉強しなくなってしまいました。分母を自分の力で揃えるという一種のパズルな感覚、私個人としては大な事だと思いますが‥‥
・竜を求めてやってきたというタクヤ達をめがけてブーメランが飛んできた。間一髪避けたタクヤ達。しかしまた戻ってきたブーメラン(ブーメランなので、普通に考えれば戻ってくるのは当然なんだけど(汗))。今度も避けられるか!?と思ったら、ドランが剣で止めてくれました。
・ドランを『でっかい奴』と呼ぶ男の子。名前はリュウマというらしい。竜の土地だけに、この子の名前を漢字で書くと、多分『竜馬』なんだろうな‥‥とふと思ってしまった(笑)。
 仲良くなった3人とリュウマを、優しく見つめるドラン。男の子の友情っていいなぁ‥‥と思いました。
 日も暮れて夜になって‥‥仲良く野宿?‥‥君達の親は何も言わないのか!?外泊(野宿)を容認?っていうか、待てよ?そういえば、彼らの親って一度もお目にかかった事無いんだけど‥‥(汗)。今までの勇者シリーズの主人公は、親もちゃんと登場していたのに‥‥不思議だ。
・リュウマの声は菊池正美さん。「ねぇ、リュウマってさぁ、菊池正美さんと性格似てる気がしない?」by知人。実は私もそう思っていました。勿論私達は、菊池正美さんにお会いした事なんか一度も無いけれど、ラジオやビデオで何度も菊池さんのお姿やお声を拝見する機会がありました。菊池さんの、のほほ〜ん・ほわ〜んとした性格は、観ている私たちの雰囲気までも、ほわ〜んと和ませてくれる不思議な感じの方です。
 今回のリュウマ。菊池正美さんの性格となんかシンクロ?している気がするのは私だけでしょうか?
 ブルーレイカーの声を初めて聞いた時(ゲームでしか知らなかった当時)、「ブルーレイカーの声って菊池さんなんだ〜。じゃぁちょっと茶目っ気がある人かな?」と思ったものです。しかし実際にTVでブルーレイカーを見たら、茶目っ気0で冷静沈着。当初はそのギャップに不思議な感じがし、少し戸惑ったりしたものです。でもそう感じたのも一時の事で、今はもう『ブルーレイカー=菊池正美さん』になっています(笑)。
・本当に竜がいた!今までの勇者シリーズでは、空想上の生き物は登場しなかったけれど‥‥ゴルドランでは出てくるんですね。
・ダイは赤ちゃん竜の親代わりになると決め、竜をガー助と名付けて育てていくそうですね。
「犬猫ならまだしもさー、訳の分からない生物をよく育てるよね。私だったら絶対嫌だな」by知人。‥‥相変わらず冷たい。でも正論。
・ダイは、まるでガー助を我が子のように可愛がり、魚を獲って食べさせてあげています。
 ダイの優しさは認めるが、あんまり好感はもてない。
 タクヤ達は、パワーストーン探しの目的が済めばこの土地を去りますよね。ダイが、いくら「僕がガー助の親代わりになる」と言い張ったって、まさか家で飼う訳にはいかない。ガー助はこの土地で暮らしていかなければならない。となるとガー助は、『野生動物(動物か?)』として暮らすわけですが、今は至れり尽くせりのガー助の生活。このままでは、野生としてはまず生きていけないですよね‥‥(どうするんだろう?)。
・リュウマがエリマキトカゲを拾ってきた。怖がって逃げるガー助。それを見てダイが「酷いよ」と言いますが、それをリュウマが一喝する。
 「赤ん坊だからって容赦してもらえるほど、自然は甘くない。食うか食われるか生き残る為には戦うしかない」
 リュウマ、ごもっともです。野生の世界は『弱肉強食』。強い者は弱い者を食べ、弱い者は更に弱い者を食べる。これを『食物連鎖』といいますが、これが自然界の法則なんですよね。
 よく、野生の中で生き抜く動物のドキュメンタリーがあって、他の動物に食べられたり、餌を取れずに餓死したりする動物のシーンが出てきたりします。すると時折イトコは「カメラマンさん。撮ってる暇が有ったら助けてあげれば良いのに」と言います。しかし、食物連鎖によって死んでゆく動物は、助けてはいけない。野生の世界は『弱肉強食』だから、絶対に助けてはいけないんですよね。
 弱い動物は弱いからこそ繁殖能力が高く、一度に沢山の子を生む。逆に強い動物は繁殖能力が低く、一度に生む子の数も少ない。自然界って不思議だなぁと思う瞬間でもあります。
・ワルターが襲ってきたのを知って、怯えてうずくまるガー助。その様子を見るに見かねて、リュウマがまた一喝。リュウマって、ガー助よりも野生の世界で生きる厳しさを知っているのかもしれないですね。
・ガー助の空中飛行。初めて飛んだにしては結構上手いですね。でも、ガー助が炎を吐いたには驚きでした。赤ちゃんでも竜は竜なんですね。
・ワルターって、普通にしていればカッコいいのに、炎に巻かれて「あちっ!あちっ!」とチョコチョコ走り回る姿は、う〜んと唸ってしまいます(でも私はそういう悪役のほうが私は好き♪)。
・ゴルドランが剣を抜いたのを見て、ワルターが「待った!」と叫ぶ。すると、「待った無し」byゴルドラン。なんか漫才みたいですね(笑)。最後のワルターの「覚えておれ」のエンドレス。緊張感溢れるシーンのはずなのに、何故か笑いが止まらないです(爆笑)。

ガー助とダイの別れのシーンは、感動しましたね。
笑った後には感動有り。気が抜けない作品ですw

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