11話 出現!超ド級要塞ロボ

・ワルターが「サイキョウダー」という漫画にハマっている。今日は休暇なのかしら?と思ったら、本人曰く、確かに漫画を読んでいるが、それも仕事の内で、ただ無駄に漫画を読んでいたわけでは無いというのです。
 ワルターは、この「サイキョウダー」という漫画から『ゴルドラン打倒』のヒントを掴んだらしい。そういえば、漫画って結構色々参考になる事がありますからね〜。今度は一体どんな作戦を思いついたのやら?くだらない事にも真剣に取り組むワルターはとても微笑ましくて憎めず、ついつい応援してしまいます(不謹慎だけど)。
 ところで、ふと何気に思ったのですが、この漫画の登場人物であるDr.QってDr.ジャンゴに似ていますね。
・不可解な足跡に首を傾げるタクヤ達の前に、突然威勢に満ちたワルターの声が突如響き渡ります。
 「我が偉大なる科学力の前では、一国の軍事基地もこのざまだ」。重々しく喋るワルターは、いつもとは一味違う感じで、なんだか本物の悪者っぽくてドキドキする‥‥と思ったのもつかの間、漫画を見ながら、Dr.Qのセリフをそのまま真似して喋っていただけだった(汗)。
・ザゾリガンがロボットになってしまった。うわぁおでかい!(・・;)。トチョーンとどっちが高いかしら?(初代に出てきたロボットです)。
 しかし、ロボットだってでかけりゃ良いってもんじゃない。こんなに大きくしちゃって‥‥ちゃんと小回り利くのかしら?と変な事を思ってしまった私。しかしその考えは不幸にも正しく、案の定、小回りは全くと言って良いほど利かなかった(悲)。ロボットはただのそのそと静かに歩くだけで、一度転んだら起き上がれ無いという重大な欠点が発覚してしまった。でも、一蹴りでゴルドラン達を掃いてしまうんですから、転ばなければ最強のロボット。こういうのを諸刃の剣って言うんですよね〜。

 『諸刃の剣』。本来は『両刃』ではなく『諸刃』と書くのが正解。それがどうした事か、『両刃』と書かれる事が多くなってしまった。
 この諺の由来は『両刃の剣は、相手を切ろうとして振り上げる際、自らをも傷つける恐れのあることから/一方では非常に役立つが、他方では大害を与える危険があるもののたとえ』です。
 解説の中で「両刃の剣」という単語を出してしまったからなのでしょうか?いつから間違った漢字が浸透してしまったのかは不明ですが、今では「もろは」と入力して変換すると、「両刃」が出てきてしまいます ( ̄▽ ̄;)!!。
 因みに、一般辞書の解説では「両刃」とではなく「両辺の刃」と書かれる事が多いですね。


・タクヤがケガで入院したせいで、ドラン達は主達を巻き込ませまいとして、タクヤ達から離れてしまった。
 う〜ん‥‥。気持ちは分かるけど、行動を共にしている以上危険は付き物。ケガもある程度はタクヤ達も覚悟の上だと思うんだけどなぁ。
・タクヤ達を人質にとられ、ゴルドラン達がワルターの下へとやってきた。
 今すぐタクヤ達を解放するようにと詰め寄るゴルドラン。その気持ちはとても嬉しいが、アドベンジャーの「主達は関係ない!」の台詞はちょっと寂しかったですね。
 シリーズ代々のロボット達も、大切な人を人質に囚われ、解放を求めて必死になった事はあったけど、『○○は関係ない』なんて一言も言わなかった(人質が一般地球人ならその台詞は許されるが)。
 そりゃゴルドランとタクヤ達は主従関係だから、愛情や友情は同シリーズ作品と比べると幾分薄いかもしれないけれど、『無関係』だなんて‥‥そんな悲しくなるような事、お願いだから言わないでよ〜。
・ワルターはゴルドランを倒そうと躍起になっている。
 「ゴルドランは今日で最終回だ」って、簡単に言い切って良いのですか?
・ザゾリガンとゴルドラン達とでは力が違いすぎる為、全く手も足も出ない。ザゾリガンは、転んでしまえば無力なので、なんとかして転ばせる事が出来れば‥‥と思いますが、無理なのでしょうか?
・ワルターの脳波とコンピューターとは繋がっているそうです。「パワーストーンなんてどうでも良い」という台詞さえ、ワルターに言わせてしまう。
 ワルター=Dr.Q=コンピューター。ならばと、タクヤ達はコンピューターのデーターを書き換えまくっています(笑)。
・戦いが終わり、タクヤ達の有り難味がよく分かったとドラン達。
 ドラン達が何かを言おうとするのを遮り、『冒険に危険はつき物だよ』と言って笑うタクヤ達に、深く感謝するアドベンジャー。
 中々良い関係が出来上がってきましたね。

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