12話 とけて流れりゃ大混乱

・レジェンドラ石版解読委員会の面々は、皆お爺さんばかり。ワルターじゃないけど、「大丈夫なのかな〜」と正直心配‥‥。老眼鏡を手に文字を探っている様子。間違って解読したりしそうな気がします(汗)。
 ところでワルターは、12話目で少し利口になり、タクヤ達の後をついて回っているだけではダメだと言うことに気づきました。やっぱり、『先手必勝』が勝利への一番の近道ですものね。
 しかし考えてみれば、石版を解読する方が、ゴルドラン達の薄い記憶力に頼るよりかはずっと良い。『○』や『×』などという漠然とした記号よりは、よっぽど石版の文字の方が、信憑性は抜きにして『探しやすい』かと。
・ワルターがスノーランドに向かったという事を、ジェットセイバーがキャッチ。今回は立場が逆転。タクヤ達がワルターの後を追いかける形になりました。
・スノーランドに到着したワルター。クシャミが止まらず身震いしている(そんな薄着で来るからよ〜)。
 かっこよく指を打ち鳴らし、ワルターは氷の大地を破壊させる。「氷の大地を打ち砕いてパワーストーンを頂く」と悪役っぽく言うが、何故か抜けた感じが一番似合うワルター。カッコ良いのかカッコ悪いのか、本当に分からない(こんな悪役だったら緊張感も無くなっちゃいそうです)。
・スノーランドでタクヤ達を待ち伏せしていたかのワルター。
 ワルターは、スノーランドごと赤道まで引きずり出し、熱で氷の大地を溶かし、溶けた中からパワーストーンを見つけて頂こうという計画を経てたらしい。なんというか‥‥発想が凄いですね(笑)。
・アドベンジャーとシルバリオン、ゴルドランまでもが凍ってしまった。タクヤ達も氷の断崖絶壁を滑り落ちていく。事態は悪化。本当に絶体絶命かもしれない‥‥?
・ゴルドラン達が凍りつき、タクヤ達は奈落の底(笑)に落ちていった。邪魔者が居なくなった今、これを機にゴルドラン達を破壊してパワーストーンに戻そうとするワルター。
 でもゴルドランを殴っても殴っても、氷はヒビ一つ入らない。「ブリザードスの氷からは、如何なる手段を以ってしても抜け出せない」byワルター。中から抜け出せない。言い換えれば、外からも入り込めないという事。その事に気づいたワルターの情けない顔は笑える。
 「おのれ‥‥小癪な勇者どもめ!」の台詞に「自分でやっといてよく言うよ」と私達一同は呆れてしまった。
 ワルターって、頭が良いんだか悪いんだか‥‥本当に謎です。発想や閃きに関しては誰よりも優れているのに、発想が結果に結びつかない。ワルターには何かが足りない‥‥惜しい‥‥実に惜しいです。
・タクヤ達は断崖絶壁を下るも、傷一つ負っていなかった。「運が良いな」と言うタクヤに「主人公だもん」とダイ。それを言っちゃお終いだろう‥‥と思った私。
・スノーランドは南国まで引っ張られた。常夏の島に氷の大陸が‥‥ビーチで寛ぐ人達は唖然。
 スノーランドの住人は、あまりの暑さに衣服を脱ぎ捨ててしまう。しかし、長老だけは衣服を脱ごうとしない(暑くないのかな?(汗))。
・スノーランドの氷が瞬くまに解けだした。
 住人が海に落ちないようにと助け舟を出すタクヤ達。大地のバランスが崩れないように、住人をあっちへやったりこっちへやったり‥‥健気ですね〜(人間天秤か)。カーネルも「微笑ましい」と言っている(自分達が仕掛けたくせに)。
・ワルターが業を煮やして攻撃をしかけてきた。すると、ゴルドランが氷を突き破って戻ってきた(笑)。
 ワルターはゴルドランの事をすっかり忘れていたらしい。カーネルって一応秘書なのでしょう?一言伝えてあげればいいのに〜。それとも二人とも忘れていたのでしょうか?
・氷の中に眠っていたのは船だった。ということは、船ごと氷づけにされたってことか‥‥(汗)。
・タクヤは、スノーランドの住人を北極まで運んであげた。
 でも、タクヤ達が運んだ先は北極ではなく南極だった。泣きながら「待ってくれ」と手を振る住人達。
 アドベンジャーは地図を出す事が出来るのに‥‥ゴルドランもシルバーナイツもいるのに‥‥皆何だか抜けてますね〜。
 アドベンジャーって、タクヤに「ここに行って」と言われれば、迷うことなく目的地に到着する事ができるのだから、北極の場所を間違うはずは無いのですが‥‥。もしかしたら、大雑把なタクヤ本人が行き先を間違えて命令したか(でも万が一そうだとしても、カズキかダイのどちらかは間違いに気づく筈だし)、最悪、最初から南極に送り届けるつもりだったのか‥‥う〜ん。謎です。こんな勇者達で、果たして大丈夫なのでしょうか?
 可哀想ですが、あのラストからいくと、タクヤ達は戻って来てはくれなそうです。

 ところで南極と北極って、どう違うんだろう‥‥?このさいスノーランドの住人たちは、南極にお引越しすればいいのでは?南極に人は住めないのでしょうか?

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