15話 大空合体!スカイゴルドラン

・空影に、「次のパワーストーンのヒントを教えてくれ」と頼むタクヤ。でも空影は『瞑想中』といって全く取り合ってくれない。断られたタクヤが困っていると、ドランは空影に主の命令を聞くように嗜める。すると空影は、不満を漏らしながらも命令を聞いてくれた(どっちが主なんだか‥‥)。
・ヒントは「×」。タクヤが「×」を見て気を失ってしまった。なんでもテストで0点を採りすぎて「×」が嫌いになったんだとか。タクヤが0点ばかり採っちゃうのは‥‥パワーストーン探しで毎日忙しいから、勉強する暇が無いのが原因なのかもしれない。3代目の星史も、勇者探しが忙しくて自分の時間が取れなかった時期があった。こればっかりは仕方ないのかなぁ^^;。
・睡眠中のワルター。結構可愛い寝顔じゃないか。縫いぐるみも寝具も可愛い♪どうみても悪役には見えない(笑)。
・忍者(サイゾウ)に叩き起こされ不機嫌なワルター。せっかく気持ちよく寝ていたのにね〜。私だって、あんな起こされ方したら怒るわよ。
 機嫌が悪いワルターは、サイゾウに縫いぐるみを投げつけ語気も荒くなる。しかし次のパワーストーンのヒントを見せられると、さっきまで怒っていたのも忘れ、「オオッ」と食らいつく。果たしてワルターの機嫌は直ったのだろうか?
・早速、「サイゾウの力を借りてパワーストーンを発見します」とカーネル。するとワルターが「ダメだ」と断固反対。こんな奴の手を借りたくないという。
 こんな奴か‥‥。でも、ワルターとサイゾウのキャラってどっちもどっちだと思います。ちょっとおバカで可愛くて憎めない。とてもいいコンビになりそうなのに。
 それに、せっかく『パワーストーンをワルターの代わりに探しに行く』って言ってくれてるんですもの。こんな良い話は無いと思うんですよね。それを断るなんて‥‥サイゾウは、よっぽど第一印象が悪かったんですね(哀)。
・釣りをしていたタクヤがパワーストーンの地図を吊り上げた。「パワーストーンの地図だよ〜ん」という馬鹿げたタイトルに、地名と分かりやすい順路、そしてご親切にも宝のある場所にでかでかと印が打ってある。怪しい‥‥怪しすぎる!
・目的地に着き、タクヤがシルバーナイツと空影に待機を命じると、空影は「断る!」と命令を却下。すると、「主の命令が聞けないのか」と、シルバーナイツが空影を責め始めた。仲間割れか‥‥いつの作品にもある事です。
 2代目ではガードファイヤーとガードウイングが大喧嘩した。
 3代目ではヤンチャーと星史は絶えず喧嘩し、セブンチェンジャーとランダーズは暫く揉めてた。
 5代目では、ブレイブポリス内部崩壊の危機は最低4回は有った。
 皆、個性が強すぎる分自分の主張を曲げない為、こじれて揉めるんでしょう。でも、崩壊危機を乗り越える度にチームの団結は強くなるので、喧嘩もあながち悪いとは言えないんですよね。
 そういえば、カイザーズの話は一切聞かないですね。レイカー兄弟は双子だから仲が良い。マックスチームは、唯一ダッシュマックスが一人で突っ走っちゃう性格ですけど、それに対してドリルマックスは特に何も言わないし(汗)、スカイマックスはダッシュマックスの性格を理解しているのか随時フォローしてくれるので問題は無し(3人の付き合いは長いのかな?)。一方のガイスターは毎回が内部崩壊の危機だったのですが、その度にダイノガイストが4人を纏めては何度も危機を乗り越えていた。部下の面倒も見る珍しい悪役でした。しかし、その割には一向に団結力は全く強くならなかったですがね(^▽^;)。
 おバカなガイスターは置いといて、2,3,5代目に有って初代に無かった事といえば「新人」「部外者」
 団結力が強い年長者(?)の中に『新人・部外者』が入ると、途端に亀裂が発生するんですよね。
 今まで、年長者が互いに団結し信頼し合い、長い時間をかけて必死に築き上げてきた経験と知識の輪。その輪の中に『新人・部外者』が割って入るのは至難の技。でも勇者シリーズの皆さんは『皆が皆を愛している』『母の日は不要。毎日大切にするべき』と、とても清い心の方々だから、そんなに至難の技では無いと思いますが‥‥中には、ガードウィングのような人もいるわけで‥‥。そんな人が輪を掻き乱したら、ガタガタッと来るのは仕方の無いことです。
・サイゾウがドラン達の動向を監視。カッコいい台詞を吐いているが、タオルで濡れた体を拭きながらなので、なんだかな〜という感じ。ちょっとおバカ‥‥?と思ったら、部下もちょっとおバカだった(爆)。
・森崩れ(その割りには規則正しい崩れ方)で逃げるドラン。逃げた先は‥‥崖だった。崖から転落するドラン。空を飛べないドラン。このまま地面に叩きつけられてしまうのか!?と思ったら空影が助けに来てくれた!なんだ良いトコ有るじゃん〜♪と喜んでいるのも束の間、突然辺りに霧が立ち込め、過去にドランが倒したワルターメカが現れた。なんでこんなに?わざわざまた一から作ったのでしょうか?だとしたら大変だったでしょうね‥‥ってそんなの無理。金銭面は勿論のこと、時間的にもまず無理だと思います。ということで、やっぱり幻影でした。
・敵を倒して万事解決の筈なのに、またも空影とシルバーナイツが仲間割れ。勘弁してほしいものです。
 勝手な行動をした空影を、責め立てるシルバリオンとアドベンジャー。空影を責めるよりも前に、『空影はドランを救った』事実をまず認めて欲しかった私はちょっとショックでした。
・タクヤ達が再び困っていると、突然網が3人の前にバサリッ!タクヤ達がワルターに攫われてしまった。
ワルターはじわじわとドランを傷つけていく。ワルターメカは高速回転をしながら接近。タクヤ達も高速回転をしている筈なのだが、何故目も回らずにいられるのかは、それは指摘しないお約束。
・空影とゴルドランが合体しスカイゴルドランへ。ゴルドランに空影が加わっただけなのに、やたら強くなったスカイゴルドラン。ワルターとは歴然の差である為、ワルターの勝ち目は0。結局いつものパターンとなってしまった。
・帰り道、空影はやっぱりメンバーと打ち解けずに一人別行動。
それをタクヤは『個性的。それも長所』と評価する。主が従者に気を使うなんてね‥‥それもまた、良い関係なんじゃないのかな?


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