16話 恋する乙女は一億メガトン

・突如、道路に巨大なウサギのぬいぐるみ(?)が現れた。
 タクヤ達に挨拶をするウサギに、戸惑いながらも挨拶を返すタクヤ達だが‥‥知り合いにウサギなんか居ないし‥‥と思ったら、ウサギの中から出てきたのはシャランラだった。
・「ワルター様は私の事が好きなのに‥‥」とシャランラは自意識過剰に自分とワルターの仲について熱く語る。聞きたくも無い自惚れ話を聞いてドッと疲れるタクヤ達。
 そんな自惚れ屋のシャランラが、タクヤ達に一体何を頼みに来たのだろうか?実は、自身とワルターとの結婚に協力‥‥、つまり『仲人』をしてほしいというのだ。
 突然そんな事言われても困る!と、当然断るタクヤ達。シャランラは拒否される事を予想していたのか、契約破棄防止の為に仕掛けておいた爆弾を爆発させる!その爆弾の威力に驚き、タクヤ達は仕方なく協力することになってしまった。
「2人が結婚できたら、パワーストーンから手を引いてもらえるんだよ」とダイ。
 ドランに「ワルターとシャランラの仲人を頼まれた」と伝えたタクヤ。
 それを聞いたドランは、「『政略結婚』というものだな」とアッサリと言ってのける(物分りが早い)。どうやら、ドランはこんなふざけた計画を素直に引き受けてくれるそうだ。
 一方空影は、「拙者はそんな事をする為に蘇ったのでは無い。断る!」と命令拒否。アドベンジャーは、空影の態度を咎めるが、う〜ん‥‥今回は空影が正しいと思ってしまった。
・ワルターを誘拐したドラン。ダイの言うとおり、『誘拐』した時点で、もはや正義とは程遠い。ドラン‥‥これでいいのか!?主の命令であれば、『誘拐』さえもするのか!?初代のエクスカイザーだったら、絶対反対するだろうな〜(覗き見さえも止めさせるのだから)。
・勝手に教会で式を挙げるタクヤ達。ワルターを椅子に縛りつけ、半ば強引‥‥(酷い)。
 シャランラにキスを迫るワルター。寸前のところで、ワルターは足に縛られたロープをぶち切り、椅子に座ったまま逃げ去る。人間は追い込まれると凄まじい力が出るものだ‥‥。
 縛られてはいるものの、キャスター付椅子の為、ローラースケート感覚で素早く逃げられるワルター。ドランやシルバリオンが前に立ちはだかっても、容易に方向転換(笑)。だが‥‥あぁ!悲しい事に崖っぷち。
 逃げ場を失ったワルターに、タクヤ達は『大人しく結婚しろ』と詰め寄る。
 元々は、シャランラに脅迫されて渋々仲人を引き受けたタクヤだったが、今はワルターにイタズラするのを面白がっている。
 タクヤが、自分を陥れて面白がっているのを見て、腹が立つワルター。そこへシャランラが走りより、何故かワルターを海に突き落とした。
 うわっ‥‥縛られているまま海に突き落とすなんて‥‥ひっど〜い!
 尚、今回はワルターとタクヤ達の善悪の立場は逆転しました。
 この立場逆転ですが、以外にも結構好評(?)だったようで、ドラマCDでタクヤ達は『メケメケ団』という名で悪役で出ている。
・世界を破滅させる最終兵器。何でそんな怖い兵器を持ってんの!?ワルターの国が所有して、ワルターの声でのみ解除される‥‥。そんな独裁兵器を持ってるなんて、他国はよく黙ってますね。
 因みに、『納豆アイスストロベリー味』ですが、好奇心旺盛な知人が実際に食べてみました(笑)。
 『納豆アイス』は今では珍しくないので普通に手に入り、それにカキ氷用のストロベリーシロップをかけて食べたそうです。感想は‥‥「おっ、意外に美味しい♪」だそうです。
・ウサリンMkUは意外に強い。ブレサガでは、ウサリンによって2回も私の陣営が全滅したことがある。
・ロープを使ってワルターを地面に降ろすタクヤ達。「痛い」と喚くワルターにタクヤとカズキは腹が立ち、「世界がかかってなかったら、ロープを放してやるのに!」とぶち切れ寸前。
 タクヤ達はワルターの態度にご立腹ですが、元はといえば、ワルターを誘拐しなければこのような事にならなかったのに‥‥。
・シャランラの手を逃れ、ドランに乗り込むタクヤ達とワルター。
 ワルターは、『主』でもないのにドランに急げと命令。タクヤは「『主』じゃないのにワルターに命令するな!」と怒る。対してワルターは「いずれ自分が『主』になる」と言い返す。
 ついに切れたタクヤは、ワルターと取っ組み合い。
 見かねたドランが喧嘩の仲介をするが、ドランの立場って一体何なのだろう?と思いたくなる。
 政略結婚に加担し、人間を誘拐し、今はストーカーから逃げている‥‥他の勇者は絶対しないであろう行為の連発だ。
・ゴルドランとウサリンの対決。ウサリンが優勢。う〜ん、闘いの場面なのに、何故こんなに緊張感が無いんだろう?
・ワルター、海水に喉をやられてガラガラ声に‥‥。ワルター本人の声なのに、声紋はエラーになってしまう。
 ワルターは喉の調子を整えるが、そこにウサリンが‥‥!!
 皆は慌てその場から逃げ出す(おい、誰かコンピューターを持って逃げてくれ)。
 ウサリンは、コンピューターの端末を破壊してしまった。
 万事休す‥‥!夕焼け空に、流れ落ちてくる兵器。死を覚悟し、その光を切なく見つめるタクヤ達。
 だが‥‥「諦めるな!」とゴルドラン。宇宙に飛び、ミサイルを斬り落とし宇宙空間で兵器を爆破。よって地球は救われたのだ!‥‥って、何だかムチャクチャな展開だなぁ^^;こんな展開で許されるのはゴルドランぐらいか?
・今回は珍しく、ウサリンは倒されることは無く無事だった。今回、ワルターは敵役とは言えず、タクヤ達は正義とは言えなかった。
 明確に『善悪』が分かれていないこの話(作品?)。っていうかワルターとタクヤ達の関係は、『喧嘩するほど仲が良い』に思える。
 私は、初代のガイスターと同じく、このワルターのキャラが大好きだ♪

PS:海に落ちて気絶したドラン。気絶した勇者は数人居る為、仕方ないとは思うが、気絶してもドアはロックしてほしかった。
 ドアが開き、海に放り出されたタクヤ達‥‥気を取り戻し、車内に『主』が居ない事に焦るドラン。一歩間違えれば大惨事だ。


戻る 次へ トップ ホーム