23話 無人島だよサバイバル!

・ワルターの1日。
カーネルが、今日のスケジュールを読み上げている。それを聞いているワルターは‥‥げんなり状態。
 過密スケジュールに相当疲れているのか、「後はキャンセルしてくれ。殺人的なスケジュール並みだ。私を殺す気か?」
 確かに、机上の書類の山。この分刻みのスケジュールは体に堪えるだろうな‥‥。
 王子としての職務を遂行しながら、パワーストーン探しだものね〜。
・一方、場面は変わって‥‥タクヤ達は、。良いねぇ夏休みか(笑)。
 自分たちで丹精込めて船を作り(かなりしっかりした作り)、「夏がおいらを待ってるぜぇ〜♪」と、楽しそう。
 勇者達に「主は遊びとなると一生懸命だ」などと皮肉を言われてしまう始末である。
・作った船で、どこに行くのかと思えば──嘘でしょ!海へと出発してしまった!!
 子供が作った船で、大丈夫かしら?
・カーネルは、ワルターを呼びに書斎に行くが、ワルターが居ない!机上には、「許せ、私には休みが必要だ」という置手紙を残し、行方不明に‥‥。
 どこへ行ったかというと‥‥なんと、海でクルージング中だった。
 久方ぶりの休日をのんびりと過ごすワルター。まぁこういう日もあってもいいよね♪
 ワルターは、この日ばかりはと、パワーストーンのことも忘れ、お子達の事も忘れ、のんびりと休暇を満喫していたのに、「助けて〜」という聞いた事のある声に、ふと下を見下ろすと‥‥「ゲッお子達!」←すごい嫌な顔(笑)。
 会いたくなかったのに〜と思いながらも‥‥どうやらタクヤ達の船が浸水し、今にも沈没しようとしている様を目の当たりにした途端、ワルターの顔が急ににやける(全く嫌な性格)。
「助けてやらんこともないぞ〜」とふんぞり返りながらワルター。するとタクヤ達は「へっ!」とワルターに舌打ち。「あぁ〜。折角助けてやろうと思ったのに、そこまで嫌と言うなら仕方がないな〜」と、とても楽しそう(汗)。
 しまいには、タクヤ達の沈没に乾杯(爆)。なんとも嫌な性格だけど‥‥そんな彼が私は好きだったりする。
・嵐に見舞われ、タクヤ達とワルターは、共に無人島に流されてしまった。
 助けを呼ぼうにも、ドランたちと通信できるアイテムの一切を紛失したタクヤ達。そして、置手紙に「探すな」と念を押したため、帰るに帰れないワルター。
 仕方が無いので、救助が来るまで無人島でサバイバル生活をするしかない。
・タクヤ達は‥‥‥‥元々があっけらか〜んとした性格で、こういうのに慣れているのか、すぐに環境に適応。薪で火をおこし、魚を釣って焼いて食べ、実に楽しそう。
 一方のワルター。彼は──忘れていたけど、実は王子様。全てにおいて恵まれた生活をしている為、サバイバルなんて出来るわけがない。タクヤ達が美味しそうに魚を食べる光景を、恨めしそうに眺めていた(かわいそう)
 やっと見つけたフルーツも、鳥に横取りされ、木から転落して気絶‥‥。そんなワルターを、ダイは助けるんですよね。
 怪我人は、味方では無いが敵でもない──。ダイはそう言い、「ワルターはパワーストーンに目がくらんでいるだけだ」と、自分に言い聞かせる。
 それを聞いていたワルターは、お子達の心を感じ取り、お子達から渡された食事を頂こうとする‥‥のですが‥‥
 そこにカーネルが登場。
 餓死状態で、ようやくタクヤ達と打ち解けるはずだったワルターだったのに、カーネルが来た瞬間、「危うく貴様らに騙されるとこだった」と、メカに乗り込んでタクヤ達を襲い始める。
 そこへ、パトロール中だったドランが助けに来てくれた。
「休暇中だったのに?」と聞くタクヤだが、「レジェンドラを見つけるまで、私たちに休暇は無いんだよ」とドランは笑い返した。
 ドランが来た事で頭に血が昇ったワルターは、ドランたちに攻撃を浴びせるが‥‥結局は、いつもの感じでやられてしまう(毎度の事だが‥‥)。
この作品、私にはワルターしか目に入っていなくて、ドラン達勇者にあまり関心が向かない(爆)。不思議だ‥‥。他の勇者シリーズには無いキャラクターで、声も森川さんの甘い声だし♪

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