27話 ゴルゴン強奪作戦

・いつもやられっぱなしで、国王である父に恥をかかせてきたワルターは、そろそろ後が無くなってきた為、なんとしても勝たなければならない‥‥というところまで追い込まれている。
 ワルターの顔も、今日はどことなく真剣でピリピリしているのが伝わってきます。
・シリアスが立体映像でドランの元に現れ、「合体するときは注意するように」と警告し、去って行った。
 黙っていても良いようなものだが、敢えて忠告することでドランの動揺を誘っているのだろう。ドランは‥‥こう言っちゃなんだがメンタルが弱いので(汗)、すぐに引っかかってくれるに違いない。
・ワルターは、タクヤ達を最初に出会った場所──ストーンサークルに呼び出し、宣戦布告をする。
 いつもとは違う闘い方にさっそく動揺するドランは(弱すぎ)、ワルターに押されっぱなしである。
 タクヤは合体を促すものの、シリアスの言葉が引っ掛かっているドランは、なかなか合体しようとしない(タクヤ達は命令を下せる立場だけれど、拘束力はあまり無いのですね。)。
 そろそろヤバイ展開になった時、呼んでもいないのにゴルゴンが現れ、ドランを助けてくれた(ドランが呼ばなくても、ピンチになったら勝手に来るのか‥‥)。
・このまま倒されてしまっては意味が無いので、結局合体することに。
 しかし‥‥ドランがゴルゴンに納まろうとした瞬間に、ワルターがドランを蹴り倒し、ゴルゴンの胸に代わりに納まってしまった!
 寸法とか計算したのかな?それにしても綺麗〜にハマりましたね(笑)。
 この方法で行くと、キングローダーの中にエクスカイザー以外の人物が入ったら、乗っ取ることができるのだろうか?エクスカイザーと寸法と形状が同一のビクティムなら絶対入れるから、是非とも試してみて欲しい。
・ゴルゴンを乗っ取られ、呆然とするドラン。我を忘れてワルターに立ち向かい、逆にズバッと袈裟がけに斬られて海に沈んでしまった(可哀そうに)。
・ゴルゴンを乗っ取ったまま、基地へ帰還するワルターを、大喜びで歓迎する部下たち。
 この日を待っていたとカーネルはワルターに縋りつくが、ワルターはまだ納得しておらず、ドランら勇者をこの手にするまでは喜べないと言う。
・ゴルゴンを乗っ取られた勇者たちは、自らがストーンサークルの一部となって、ゴルゴンを封印する策を選んだ。
 ゴルドランはどの勇者よりも強く、太刀打ちできない。倒せないなら封印するしかないと‥‥。
・ゴルゴンを乗っ取ったワルターは、容赦ない攻撃を勇者らに浴びせていく(珍しく、ワルターが本物の悪役に見える回です)。
 今日こそ勝てる!と思っていた所に、ズタボロになったドランが海から這い上がってきた。
 「ゴルゴンを返せ」とブチ切れ、怒りのオーラに満ちている。
 ゴルゴンは、意志を持っているのでしょうか?喋ったことはないし、表情はないし、いつも地中にいる。てっきり、合体するのに必要な『部品』程度だと思っていたのですが、あのドランがここまで切れるなんて、尋常ではない(汗)。

・ゴルゴンを取り返したドランが、嬉しそうに駆け寄っていく形で話は終わり、良いラスト(?)なんだけど、どうしても笑ってしまう。
貴方たちの関係って‥‥一体何?「わたしのゴルゴン」って、どういう意味?



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