37話 さらば黄金勇者

・さすがに冒険に飽きてきたタクヤたち。レジェンドラに一刻も早く行きたいから、途中の星をすっ飛ばして行こうよとお願いするが、即アドベンジャーに却下される(^_^;)。
その時、次の惑星が見えてきた。その名も‥‥ん?レジェンドラ星。信じられないことに、惑星に『レジェンドラ』とでかでかと書いてあるのである(爆)。
おいおい、こんなあからさまな星があるのかなぁ?でも、サブタイトルのBGMもそれっぽいんだけど。
・ドラン達が惑星に降り立つと、星はお祝いムード一色。『ようこそレジェンドラ』の横断幕がかかげられ、おめでとうと、紙ふぶきの中でのパレード行進。ドラン達は皆、笑みを浮かべながら「ついに着いた」と感動に浸っていた。
その後、怪しすぎるレジェンドラ王からもてなしを受け、王の御前に膝まずく勇者たちである。
「レジェンドラ万歳!勇者万歳!」‥‥本当かなぁ?なんか違う気がするんだけれど。
・レジェンドラの祝賀祭を終え、今までの旅路を振り返る勇者たち。
目的を達成した今、レジェンドラ王に従い、自分達はパワーストーンに戻らなければならないというのである。
そうとも知らないタクヤ達。ダイは、今までの感謝の印にドラン達を洗ってあげようと思い、デッキブラシを持ってウキウキ。
しかし、レジェンドラ王から「使命を果たした勇者たちはパワーストーンに戻らなければならない」と聞かされ、泣き出してしまう。
タクヤたちもその事実を聞かされ、空を見上げると、今まさにドラン達が黄金色の光を放ち──空へと昇って行ったのである。
う〜ん、まるで最終回のような感じである。
・そろそろパワーストーンに戻る時がやってきた‥‥と、勇者たちは厳かにその時を待っていた。
しかし‥‥信じられない光景を目にした。次の惑星へと続く光のレールが、空へと向かっていたのである。わが目を疑う勇者たちである(ほら、やっぱり)。
この一連の祝賀祭は罠で、この星に住むソドラ王が仕組んだこと。目的は、勇者達をこの惑星に留めおき、ドラン達に成り代わって光のレールに乗り、レジェンドラを目指そうとしたのである。
コロシアムに集められた勇者たち。突如張られたバリア膜によって、脱出することが不可能な状態に──。
バリア膜が発生する一瞬の隙に脱出したドランと空影は、慌ててタクヤ達のもとへ行き、「ここはレジェンドラではない!」と叫んだ。
つまり‥‥勇者たちは、まんまと騙されたのである(8人もいて、だれか一人でも気づかんかったんかい!)。
因みに、レジェンドラ王を真似ていたソドラ王の本名は、「ホラフキーノニマイジタ(ほら吹きの二枚舌)」という埴輪の姿である。
・既にあたりは夜。一刻も早く光のレールに乗らなくてはならないのに、張られたバリアによって脱出不能‥‥バカすぎる。
・勇者たちに張られたバリアは、助太刀にやってきてくれたイーター・イーザック船長に任せ、ドランだけでも、とにかく光のレールに乗ることに。
しかし!一足早く、光のレールに乗ってしまったものがいる。
OPとともに、アドベンジャーそっくりの土細工が光のレールに走り、窓にはソドラ王が‥‥。そして、例のOPを歌うのである。
・ついに怒ったホラフキーノニマイジタ王。
ゴルソドランというバッタモンを作り上げた。毎週毎週、TV番組を観て作ったのだそうだ。
このゴルドソランというバッタモンは、見た目こそ土細工ではあるがが、ミサイルも出るし飛ぶことだってできる。それに、本物よりも22%強く作られているらしい。
・キャプテンシャークにバリア膜が破壊され、危機を脱出したアドベンジャーたちだったが、ゴルソドラン同様、レオンカイザー、ゴッドシルバリオンのバッタモンが地下から登場。全部作ったの?すごいよソドラ王♪
・自分たちより22%強いバッタモンに手も足も出ないアドベンジャーたち。自分と全く同じ武器を持ち、全く同じ戦い方をするのだから‥‥戦いにくいのだろうなぁ。
弱音を吐く勇者たちを、ワルターが一喝し、バッタモンの勇者たちに向かって、「オリジナルの新製品には敵わないのだ〜!」と叫ぶ。
そういえば、キャプテンシャークのバッタモンなかったね。ワルターが言うように“新製品”だから作るの間に合わなかったのね。
キャプテンシャークは、キャプテンソードでアドベンジゃー&ゴッドシルバリオン&レオンカイザーのバッタモンを一振りで切り捨てしまう。強い!さすが8人の勇者を凌駕する力を持っているだけのことはある。
・ゴルドランがグレードゴルドランに合体したため、ソドラ王もレオンカイザーのバッタモンを呼び寄せようとしたが、キャプテンシャークがやっつけたために合体できなかった(グレートゴルソドランにも合体できるよう作りこんでいたなんてすごい)。
・負けたソドラ王は、何事もなかったかのようにソドラ星の王としてタクヤたちを祝福する。
今まで散々なことをしておいて‥‥と、ワナワナ震えながらソドラ王の言葉を聞いているタクヤたちである(笑)。
ソドラ王はドラン達を見送り、ドラン達の旅の無事を祈ってくれた。
その時、ドラン達を追ってきたシリアス艦隊が一足遅れでソドラ星に到着しようとしていた。
ソドラ王は、今度こそ騙してやるぞと意気込むが‥‥シリアス艦隊にアッサリ見抜かれていた。
「前方に、ふざけた星があります」だってさ。そのふざけた星に騙されたドラン達っていったい‥‥。

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