・データに載っていない若い惑星。 早速降り立つと、そこに暮らしていたのはみんな子供だった。 子供が車に乗って運転し、地球でいうサラリーマンのように忙しく働いていた。 ダイは、「できたばかりの星は、住んでいる人も若いね」と言っていたけど、それはちょっと違うと思う。 ここは、子供しかいない星なのだろうか? ・ゴルドランが、駐車違反のステッカーを貼られてしまう。 そういえば、エクスカイザーも駐車禁止のステッカーを貼られていたっけね。 タクヤは、「ちょっと停めていただけだろう!」と警官を怒鳴ると(もちろん警官も子供)、警官はタクヤたちに銃を突きつけた。 子供が扱うので、てっきりおもちゃの拳銃‥‥かと思いきや、なんと本物であった。 ・マフィン国の総理大臣のもとに連行されたタクヤは、椅子に縛り付けられてしまう。3人を見下している総理大臣さえも、子供であった。 国の規則を破ったタクヤ達は、本来ならば厳罰に処されるのだが‥‥、異邦人であることを考慮され、テストで80点以上取れば、無罪放免となるそうである。 マフィン国は、国民の学力を上げることこそが全てである。 学力を上げるために、徹底した秩序を守り、勉学に励み続けることを義務付けられるのだという。 それを聞いたダイは、ダイとカズキを椅子ごと担ぎあげて逃げ出してしまう(力あるねぇ君)。 ・タクヤは、マフィン国を逃げ出し、敵対しているグラッチェ国に入国し、その国の王と面会する(もちろん彼も子ども)。 この国は、マフィン国とは真逆の考え方をもち、マフィン国の総理大臣とは実の兄弟だった。 マフィン国の国民(子供)は、遊ぶことが全てである。 話を聞くと、相反する考えを持つ兄弟は、それぞれ理想とする国を作り、真逆の考え方を持つ国を“敵対国”とみなしているそうだ。 タクヤ達は、そんな自由なグラッチェ国をとても気に入り、自身らも住む星は違えど、この国の子供のため、より良い国にしようと案を持ちかける。 ・タクヤたちによって新しい法律が施行された。3人が提案したのは以下の通りである。 タクヤ‥‥昼ご飯を食べたら昼寝/カズキ‥‥落書きを咎めない/ダイ‥‥‥夜更かし可 子どもにとっては天国のような法律だが‥‥いざ、やりたい放題し放題の法律を作っても、全然楽しくない。 いつ怒られるかわからないというスリルがあるからこそ、緊張感が生まれて楽しいのだという(わかる気がする)。 ・グラッチェ国の処刑場で、洗濯ばさみの刑を与えられた国民を助けるタクヤ。 学力こそすべての国と、自由こそすべての国。考え方は全く違うけれど、法律を破った者には容赦なく制裁を加える。つまり、やっていることはどちらの国も同じである。 タクヤ達は、仲違いをしている兄弟を宥めようとするが、逆に火に油を注いでしまい‥‥ついには戦争を引き起こしてしまうのである。 ・戦車を持ち出し、兵士を集め、国境を挟んで両者にらみ合い。 タクヤたちは大急ぎで止めに入り、「実の兄弟同士で戦争なんかするもんじゃない」「これではバカな大人と同じ」と説得するが、聞く耳すら持たない。 その時、2人の母親から電話が入り、タクヤ達は頭に「?」マークを掲げる。 ここは子供だけの星ではなかったの?タクヤはグラッチェの首根っこを掴んで怒鳴ると、グラッチェは、「現在、大人たちは全員『宇宙旅行』に行っており、その留守の間に何か面白い事をしようと、『大人ごっこ』をしていたのだという。 この星は、子どもたちの遊び場として提供されたものであり、実際はここに定住してはいないという(惑星まるごと遊び場かぁ)。 最初は仲良く遊んでいたものの、兄弟げんかの定番『物の取り合い』から亀裂が走り、国を二分し、そして今は戦争を起こそうとしている。 それを聞いたタクヤは切れてしまい、だったらジャンケンで決めればいいじゃん!とアッサリ。 ・エクセルギア隊が、この惑星を攻撃してきた。 ちょうどよく(?)、戦争をするために戦車を持ち出してきているので、是非とも加勢をしてもらおうと思ったのだが、戦車から放たれたミサイルはおもちゃだった(汗)。 ・今度はワルターが加勢に来てくれた。 サメの船首に舵を構え、船長よろしく「スパイラルランチャー!」と叫ぶイーター・イーザック。 スカイゴルドランの礼に、「海の男に礼は不要」と、斜に構えて笑みを浮かべるイーザック船長はかっこよすぎる。 ・マフィンとグラッチェの親が帰ってきて、お土産を買ってきてくれた。 中身は2個のお饅頭。だが、中の餡が違う。‥‥親がこういう買い方をしてくるから、兄弟げんかが起きるんじゃないか? でも、さっそくジャンケンで決めているので、まぁいいか。 |