6話 トレンドにご用心

・ダンプソンは今日はパトロール日でしょうか?
 「事件も無く、パトロール終了!」と帰ろうとしたところ、信号無視をする女性を発見する。ダンプソンは、「信号が点滅したら渡ってはいけません」と女性に厳しく注意。そうそう、青信号の点滅は黄色を意味するんですよね。
 「危ないじゃないですか!信号を守らないとですねぇ(車に轢かれるぞ)と説教するが、女性は全く聞く耳無し。それどころか、「ついでに乗せてって」と、ダンプソンに乗り込みタクシー代わりに使う。図々しいなぁこの人(笑)。勇者を私用で使う人は星史以来だ。
・あの女性は、ブレイブポリスの勇太を取材する記者だった(なんだ。行く先が同じだからダンプソンを使ったのか。だったらダンプソンもついでなんだから、乗せてやっても構わないじゃない。そんなに目くじら立てて怒らなくても……ねぇ〜)。
・「密着取材させてください」と言われて、浮かれる勇太。でも、ダンプソンは怪訝な顔をしている。「取材を中止してください。この人はですねー信号無視をしたんです!」と指を差して綾子さんを責める(コレッ!人を指差さないの!失礼よ)。でも、浮かれている勇太と綾子さんにはダンプソンの声は届かない。聞いちゃいないなと思ったダンプソンは、しまいには『あんな人を近づけてはいけない!』と、真剣。ダンプソン、ちょっと何?綾子さんに近づくと、信号無視する心が伝染してしまうとでも言いたいの?んなわけないでしょうが。それだけでも失礼なのに『あんな人』だなんて……ダンプソン、信号無視しただけで、その人の『人となり』を頭から決め付けないで下さいね。
・今回の敵は面白そうな人達。サーカスからそのままやってきたみたい(笑)。周りには訝しげな液体がズラリで、まるで科学室です。
 トレンドのモトモト?という液体を霧状にして散布する敵。
・綾子さんの取材に同行すると言い張って聞かないダンプソン。
 「貴方のような人が、ブレイブポリスを取材するのは本意では有りません。」…………たった1回の信号無視がここまで尾を引くとは……(汗)。
 そこへ勇太が「お待たせー!」と登場。カツラをかぶってヘラヘラしている勇太を見て、後ずさりしてしまうダンプソン(分かるわ〜)。綾子さんは動じず、「流行っているらしいのよ」とサラリ。さすがは記者。
・街では、つるつるカツラを被った人が大勢。トレンドのモトモトの効力だろうか?たった一晩でスゴイ!
 しかし、たった一晩でおもちゃ屋はつるつるカツラを大量生産できるものなのだろうか?
・「なんですかそのめがねは!」byダンプソン怒ってる怒ってる〜。
 「変な流行に流されないで下さい!」。ダンプソンは勇太と言い争いをし、勇太から強引にめがねを取り上げ壊してしまう(壊すのはやり過ぎだと思う)。
 ダンプソンは、自分の描く『警察官像』を勇太に求めたい様子(生真面目の完璧主義者。ダ・ガーンも、自分の描く『隊長像』を執拗に星史に求めていた。生真面目者の考える事は、みんな同じなのね(笑))。も、自分の描く像を人に押し付けるのは良くないと思う。
 カツラやめがねをつける勇太を許せないダンプソンの気持ちは確かにわかるけれど、所詮貴方は貴方。勇太は勇太。スッパリ割り切りなさい。それに、別に勇太は悪い事をしてる訳じゃない。『警察官としての自覚を持って』とは言うけど(フフッ、言う事もダ・ガーンと同じなんだから笑ってしまう)勇太はまだ子供だよ。遊びたい盛り。自覚が足りないのは当たり前でしょ?星史を見てみなさい。勇太より年上なのに、『隊長としての自覚を持って』と毎回のようにダ・ガーン達に説教される身なのよ(ん……でもまぁこの子はチャランポランだからそう言われても仕方ないけどね)。もし星史の隊長ぶりをダンプソンが見たら卒倒しちゃうわ。
・帰り際に綾子さんは「これで良い記事が書けそうだわ」という。まさか、先ほどの喧嘩の場面を書いたりはしないだろうなぁ。
 良い記事が書けたと言われて、「それは良かったですねぇ!」とダンプソン。うわっまだ怒ってる。「ボスがあんなわからずやだとは」とダンプソンは言うが、貴方も人の事言える立場じゃ無いでしょうに(汗)。
・「全身ターイツ!」。今度はこれか‥‥水泳選手みたいだ。冬には良いかもしれない。
>・全身タイツでついに逮捕者が出てしまいました。あらあら、流行の霧に、いつも最初に感染するカップルではないか!「何か‥‥全身タイツ、欲しかったんだよね」。そんなに欲しいのかこのタイツが(汗)。
・勇太の格好を見て、また怒り出すダンプソン。「その格好を何とかしてください!」。もうこの人はぁ。
 勇太の服をビリビリと破くダンプソン。やりすぎだって!そのタイツ、勇太のお小遣いで買ったんじゃないの?
 勇太は、ダンプソンから必死に逃げだそうとするが適うわけない。その時、ダンプソンの手がタイツから離れ、勇太は顔面からベシャッと落下(こ、これは痛い!)。
 あまりにもダンプソンがタイツを非難するので、「わかったぞ。本当はダンプソンも全身タイツ着たいんでしょ」と勇太。思わずカッとなるダンプソン(か・冴島さんが、大気中に見られない分子化合物を発見したらしい。
 なんでも不審な天文台から霧が散布されたらしく……その問題の天文台の写真が画面に写った。その写真を見て、「天野平和科学研究所だ!」と叫んだ私。しかし、ジックリ見たら空似でした(どうも天文台ってどれも同じに見えるわ(笑))。
・勇太とデッカード達は天文台に潜入。その時、霧が何処からともなく流れてきた。『五月病のモトモト』だそうだ。窓際族から採取したって……どうせ自分から採取したんじゃないの?昔はゴットさんはサラリーマンで、いつしか窓際族になって、クビになっちゃって、そしてこんな変な生活になったのでは‥‥(考えすぎか?)。
・ダンプソンは、何だかボケーとしている。考え事しながら走るのはやめようね(怖いから)。他事考えながら走ると、私みたいに事故るわよ(他事考えながら自転車乗ってたら、横から車がー!)
 ダンプソンは生真面目だけど、意外に優柔不断な面がありますね。
・「勇太を助けたいなら、仲間同士で殺しあえ」byゴッド。おぉ!何という作戦(有り得そうで誰も使わなかった脅し文句)。貴方たちって冗談みたいなキャラなのに、意外と頭良いじゃない(まぁ頭良くなかったら、薬品なんか作れるはず無いけど)。
・綾子さんは勇太に「気合入れなさいよ!アンタはボスでしょ!?」と渇を入れます。心を強く持てば跳ね除けられる。そうですね。
 気合入れれば案外大丈夫なものです。要は気の持ちようで、事態は好転も暗転もするということでしょう。「闘魂です!」とダンプソン。闘魂とは、戦う意思・戦意の事だとか(それしか辞書には書いてなかった)。
・ゴッドは、自分の思い通りにならないので「こうなりゃヤケクソよ!」と、所構わず一斉放射(本当にヤケクソだ(笑))。
 ヤケクソ攻撃で壁に大穴が開き、隠しておいた薬品が顔を出す!それに気づいたダンプソン。
 「どいたどいたー」と、なんかの薬品を抱えて走ってくるダンプソン。そして、「何だかわからないけど、これでもくらえー」と薬品を投げ飛ばす。こら〜!!何だかわからんもんを投げるなぁ!爆発したらどうするの!!
・ダンプソンが投げた『何だかわからん薬品』の正体は、即効性良い子ちゃんの原液だった。へぇ〜そんな素晴らしい薬品を作っていたのか(へんな薬品しか無いかと……)。そうだ!その薬品、ブレイブポリスで引き取ったら?敵が現れたら、その薬品投げつければ万事解決じゃん(笑)。
・事件が終わり、ダンプソンは「みんな綾子さんのようになればいいのに……」と綾子さんを褒める。あんなに貶していたのにね……。ほらみてごらん、頭から人を判断してはダメだって良くわかったでしょ?人となりなんて、じっくり接してみないと、なかなか分かんないんですよ。
 するとそこへ、また信号無視をして走ってきた綾子さん。その顔には、あらら?鼻付きめがねが。今頃になって流行の霧にかかってしまったというらしい。綾子さんががトレンドのモトモトにかからなかったのは、単に流行に鈍かっただけらしい(そんな流行に疎い女性が、よく流行最先端を追う雑誌の取材を任されているなぁ)。

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