8話 完成!ビルドタイガー

・合体に失敗したビルドチームは自ら脱出。でも、体中ガッタガタ。合体が失敗したからって、気絶したりあそこまで体痛めちゃうものなあのでしょうか?水圧かしら?でも、ロボットが水に勢い良く飛び込むなんて日常茶飯事だしかなぁ。う〜んわからん。
・「軌道エレベーターが激突すれば深刻な被害が出る!」。全く‥‥そんなに急いで作るからこういうことになるんだって。軌道エレベーターで何を送ろうとしていたのか知らないけどさぁ。
・デッカードから教わった合体方法では合体できなかった。何でだろう?「それはあくまでもデッカードの合体方法だったからだ」byマクレーン。そうですね。デッカードはデッカード。ビルドチームはビルドチーム。人のを真似してるだけでは人は成長しません。真似をするのもいけど、それを自分流に活かさないと。私も、よく人の真似をする事があります。かっこよく言えば「技術を盗む」というものです。でも真似をしたからと言って、「じゃぁその人と全く同じ事をしよう」とは決して思いません。技術を真似ても、その技術の使い方はその人次第。その人だけに適した使い方・活かし方があります。その技術を自分の力にするにはどうすれば良いかを考えなければならないと思います。
 デッカードの例で言うと、まずデッカードの「大切な人を考える」を真似をしてみる(技術を盗む)。でも、デッカードが勇太の事を考えたからって、ビルドチームも勇太の事を考えてはダメ。技術の活かし方は人それぞれ。デッカードにはデッカードの技術の生かし方、貴方には貴方の活かし方がある。
・ジェイデッカーが、宇宙で黙々と軌道エレベータを壊している。大変だなぁ〜。それにしても、一度も使われるなく無残に壊されていく軌道エレベーター。損害っていくらぐらいかな〜?勿体無いなぁ。
・パワージョーに「家に来ないか?」と勧める子供たち。え?パワージョーを家に呼ぶの?なんだか嫌だなぁ〜この人うるさそうだし。私だったらパワージョーじゃなくて‥‥って呼びたい人がいない!
 マクレーンは几帳面で気疲れしそうだし、ダンプソンは熱血過ぎるし生真面目で同じく気疲れしそうだし、デッカードは‥‥‥勇太への愛情が凄まじいからなぁ‥‥。そこまで愛情かけられたら返って怖いしな〜。う〜ん、誰だろう(汗)。
・「世界を護るとか、平和を護るとかだと緊張するよ。だから護りたい人だけを思って合体すればいいじゃん」by綾子さん。
 今までの勇者と正反対ですね。思えば、エクスカイザーは「地球の平和は私が守る」と見事に言い切っていた。
 でもエクスカイザーがそうスパッと言い切れたのは、『ガイスターが去れば平和が戻る』と確信していたから。でもこの作品では、『○○が去れば平和が戻る』というものじゃない。
 『敵=犯罪』。犯罪は、摘んでも摘んでも止め処なく沸いてくる。ガイスターを倒してハイ終わり、という簡単なものではない(笑)。終わりがなくて果てしない。その漠然としたものを、ブレイブポリスの肩に全て背負わせるのは、とても酷な話なのかもしれない。
・ジェイデッカーが崩れてきた軌道エレベーターと接触し翼を損傷。「そんなぁ!」と驚く勇太と博士。「折れたエレベーターが落ちたら大変なことになります」by博士。何とか頑張ってくれよといわんばかりの台詞。「頑張るんだ!」と叫ぶ勇太に「このままでは‥‥!」と絶望的になる博士。あんたらなぁぁ〜!!ひ、酷い‥‥ジェイデッカーは、人間が勝手に造って壊したエレベータを健気に壊しているのに。
ビルドチームがビルドタイガーにやっと合体成功。さぁ〜て、誰が仕切るのかなと思いきやあらら?嘘みたい!個人の意思そのまま残ってるの?マッドガイスターみたいなものかな?スムーズに動けるのかしら?ガイスターみたいにならないでよ〜(笑)

因みに、パワージョーの言う「三度目の正直」というのは、『占い』から生まれたことわざです。
 占いで、同じ結果を一度二度言われてもあまり当てにならないが、三度目に同じ結果を言われたら、それはもう確実であるという意味です。
 「初詣行っておみくじ引いて、一度二度『凶』引いても偶然って思えるけど、三度引いたら‥‥凶確定だよ」by知人。
 本来は「二度あることは三度ある」と似たような意味だったんだけど、今では「2回目とも失敗で、3回目に成功する」という意味にいつしか変わり、それが定着してしまった(汗)。


・ビルドタイガーが軌道エレベーターを無事破壊。地球の空では、大気圏で燃え尽きたエレベーターの残骸が流れ星になっている。
 一瞬「あ‥‥」と思ってしまった私。なぜならこのシーン、映画の「インデペンデンス・デイ」のラストと似ているからです。

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