14話 6人目の仲間

・真夜中、何者かに追われている男性。男性を追っているのは、どうやら人間ではありませんね。昆虫‥‥人間?
 男性が助けを呼ぼうと公衆電話に駆け込むと、公衆電話は男性を閉じ込め、ズズズ‥‥と地下へと飲み込まれていく。
・勇太の話を盗み聞きしている者は、昨夜男性を襲った奴だ。一体何者?どうでもいいが、ボイスレコーダーのテープの回転速度は速すぎないか?
・勇太の姉達が、デッカード達の為に手作りクッキーを作ってくれた。でも、デッカード達はロボット。クッキーは食べられない。
 デッカードは友永家の家族。あずき達は、デッカードを『人間』として接している。勇太に言われてハッと気づき、「ロボットだったのよね」。この会話、デッカードが聞いたらきっと嬉しいだろうな。
 デッカードはクッキーを食べられない。このクッキー、どうしよう。勇太は、「折角作ってくれたんだから」とデッカールームに持っていくことに。
 渡されたクッキーを目の前にして唸るデッカード達。「食べてみるか?」「でも、食べても吸収する能力は無い」。
 私としては、是非とも食べて欲しかった(別の意味で)。食べたらどうなるんだろう?食べたクッキーは何処へ行くんだろう?どうなるんだろう?不謹慎かもしれないけれど、ちょっと実験してほしいなぁ〜なんて思ったり。
 初代のガイスターは、結構色々食べていた。酒・ドリンク・アイス・カボチャ。でも、カボチャは「味が無い」と言って吐き出して結局食べなかった。酒・ドリンク・アイスは、液状だからなんとか吸収したのか(酒に酔ったけど)?
 2代目の火鳥さんはタワシを食べてたな(笑)。食べたタワシがその後どうなったのかは不明だった(笑)。
・勇太がデッカールームで報告をしていると、上から「チビボス」と呼ぶ声が。
 見上げると、シャドウ丸が天井裏から顔を覗かせていた。忍者は天井裏から登場ってわけか。時代劇の見すぎじゃないの?シャドウ丸。シャドウ丸も火鳥さんと同じく時代劇好きなんですね。
・ただ今開発中のロボット、その名も「ドリルボーイ」。そういえばこの作品、まだドリル系のロボットはいなかったけ。
 でも、彼が地下に潜れるのは良しとするけど、空まで飛んじゃうのか‥‥。ちょっと出来すぎじゃないのかしら?   
 初代のマックスチームのような“地下班/地上班/上空班”と、『己の得意分野を活かし互いを補い合う』が今までの勇者シリーズだった。
 3代目にもそれは受け継がれ、地下班のランダーズ、上空班のセイバーズ、地上班のダ・ガーンがいた。
 だから、『地下・地上・上空。全班OK』ってのは、ちょっと複雑。
・行方不明者リスト。さすが21世紀という設定。生年月日が1975年なのに、もう立派なおっさんだ(笑)。
 ところで、KURAMOTOさんのデータ。『KAIHATUSUTAF』で、スタッフの「F」が1つ足りない!英語全然ダメの私が気づいたミス。‥‥ここは、見てみぬふりしましょうか(;一一) 。
・秘密工場に現れた巨大な虫達。カマキリにカブトムシ、あと‥‥なんだこれ、もしかして『ノミ』?
 後日、この昆虫が『カマドウマ』と判明した。別名『便所コオロギ』(汗)。私、昆虫好きだけど、『便所コオロギ』はちょっと‥‥。確か『便所コオロギ』って大声出すと寄ってくるんですよね(笑)。スタッフさん、もっとマシな昆虫を出して下さいよ〜。
・『秘密工場』が昆虫メカに襲われそうになって、「『秘密工場』が危ない!」と大声で叫ぶマクレーン。秘密なんだから、『秘密』って口に出したらダメだろう(笑)。
 秘密の工場を指して大声で『秘密工場』と叫んだり、場所がアッサリと敵に見つかったり‥‥本当にこの場所は『秘密』だったのかしら?段々分からなくなった。
・ドリルボーイが完成。声優に疎い私だが、「OK♪」の一言で結城比呂さんと気づいた(ファンですもの♪)。結城さんが演じるってことは、無邪気で可愛い勇者かも?と思ったら当たっていた。無邪気で可愛い〜♪少々幼くて性格はマイペース(背後で戦闘中なのに全然気にしてないし)。どうやらこの子の事、とても好きになりそう。
・彼の武器はサッカーボール。最初は、ボールをリフティングして何してるんだろう?と思った。パワージョーじゃないけど、遊んでるのかな?と疑ってしまった(超マイペースだから(笑))。
 彼の蹴るボールはとても強力で、昆虫メカの固い装甲も破壊してしまう。たった独りで3体の昆虫メカを倒したドリルボーイ。ジェイデッカーとビルドタイガーが束になっても敵わなかったのに‥‥強すぎる。
・ドリルボーイの事が気に入らないビルドチーム。ん〜、初日から仲間に解けこむのは難しいとは思うけど‥‥。
 でも彼等の言い分も分からなくは無い。仲間のビルドチームを『弱い』とみたり、「僕が来たから大丈夫」と言ったり。空のパトロール中に「他の皆だとこうはいかないよね」は、ちょっとな‥‥と思った。
 この子は自信過剰で、『自分が一番凄いんだ』と思っているところがあるようですね(本当に子供みたい(^▽^))。
 勇太はそんなドリルボーイを注意。「他のみんなの事も考えたほうが良いと思うよ」。子供に説教されているなんて、ドリルボーイの精神年齢って何歳なんだろう?
・「もう少し仲間を労わった方が良いよ」と勇太。それは私も同感。戦闘時、独りで昆虫メカを倒して得意げだったドリルボーイ。勇太に「どう?僕って凄いでしょ〜」と自慢していた。
 ヘラヘラしながら「僕が来たからもう大丈夫だよ」って、その前にするべきことが有るのに気づかない。
 初対面とはいえ、自分の仲間が立てない程の攻撃を受けてるんですよ。仲間の許に駆け寄って、「大丈夫?」の一言ぐらいかけてあげてよ。
 攻撃されている仲間を見ての一言が「情けないな〜」だったドリルボーイ。勇太の言うとおり、仲間を労わる心がこの子は足りない。仲間を心配し、助ける心が一番大事。自分の強さや出来る事を見せ付けるドリルボーイの姿に、他のビルドチームは嫌ったんじゃないのかな?
・公衆電話から信号が‥‥。罠だとも気づかず、現場に急行する勇太とドリルボーイ。
 勇太が公衆電話に入ると、勇太は公衆電話ごと地面に沈んでいく。
 ドリルボーイが慌てて助けようとするが、足が地面にズボッと埋まる(おバカ)。不謹慎だが笑ってしまった。
 デッカードが助けに来た時には時既に遅しで、勇太は完全に地下へ‥‥。
 ドリルボーイは、急いで地中に潜って助けようとする(最初からしなさいよ‥‥)。マクレーンは、クレーンでドリルボーイと勇太を引っ張りあげようとするが、戻ってきたのはドリルボーイだけだった。
 あ〜あ、次回おっこられるぞ〜(怖)。

この作品のEDの歌詞では、惑星の配列が紹介されている。♪水金地火木土天冥海〜
 一般的に学校で習う惑星の配列は、「水金地火木土天海冥」。では何故、このEDの歌詞は「海冥」ではなく「冥海」なのか?
 太陽系の惑星中、最も遠く小さい冥王星の軌道は、最も複雑な軌道を描いている。
 その複雑な軌道の為、冥王星は海王星と交差し、時には配列順序が逆になることがある。
 冥王星の公転周期は248年。その周期の中で、海王星と軌道が交差し、配列順序が逆になる時期は20年。実際に交差し、配列順序が逆になった時期は、1979年〜1999年。
 ジェイデッカーが放映されたのは1994年。
 ということは、放映時の太陽系の惑星配列は、「水金地火木土天海冥」ではなく「水金地火木土天冥海」で、海王星と冥王星が入れ替わっていたということになる。
 更に、歌詞の前には「星が今夜集まるよ」とある。
 太陽系の中に存在しながらも、明後日の場所を独り寂しく周っていた冥王星が、天王星と海王星の間に入り込む。太陽系の惑星が集まり、綺麗な太陽系の輪が出来上がる。それから仲良く20年周る。
 248年の20年だけ、太陽系の仲間の輪の中に入り、仲良く周る冥王星。
 2006年現在、惑星の配列は「水金地火木土天海冥」。冥王星はみんなの輪を抜け出し、今は独り、明後日の場所にいることでしょう。
 ※以上、個人的に考えた結果ですが、作詞家さんの単純なミスだったらどうしよう(悲)。




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