15話 6人目の仲間

・『ボスを見捨てた』という事で、やっぱり殴られ責められているドリルボーイ。可哀想だけど、こればっかりは仕方ないですね。
 そんな中、デッカードが勇太の通信をキャッチ。ビルドチームも耳を澄ませる。聞こえる‥‥ボスの合体命令が聞こえる!とうことで、早速スーパービルドタイガーへ合体する4人。しかし、あららら、合体が出来ないではないか。原因は、ドリルボーイのせいで『心を一つ』にする事が出来ない事にあった。寄ってたかって悪者にされてしまい、スネて家出(笑)をしてしまったドリルボーイ。子供っぽいなぁ〜。
・誘拐されたブレイブポリスのメンバーが地底に監禁されていた。
 ホラー映画だと、人間が誘拐される場合の大半は、『エイリアンの“餌”』として監禁され、その間は虐待されるのですが、さすが勇者シリーズ!全員無傷です。
・ブレイブポリス開発メンバー達は、なんとか勇太だけでも逃がそうとする。
 見張りの昆虫人間を気絶させ、さぁ逃げようとした所、運悪く見つかってしまう。しかし、「早く逃げなさい!」と勇太を逃がす開発メンバー。勇太は逃げ切れるとして‥‥開発メンバーの方達がどうなってしまうのか、とても心配です。
・デッカールームで待機しているデッカード達。合体は出来ない、行く所も無い、やるべき事も見つからない‥‥一番辛いですね。何かしていないと落ち着かないパワージョーは、ただイライラして当り散らすことしか出来ない。
 とそこへ、デッカードに通信が入った。思わず「勇太!」と叫んでしまうデッカード(汗)。心配なのは分かるけどさ‥‥皆落ち着きなよ‥‥。
・地底深くに落ちた勇太。お腹が減ったと勇太は、姉から貰ったクッキーを食べる(そういえば、あれから何も食べてないものね)。
 そんな勇太の背後から、何かが産まれる‥‥。ギャアアアーーー!!の心境。某映画の、エイリアンが繭から誕生するシーンに似ていて、思わず身構えてしまいます。
 やられる!と思ったところにドリルボーイが到着。前置き無しにミサイル乱射(危ないなぁ)。でも昆虫人間は勇太を攻撃するどころか、怖がってその場にうずくまってしまう。
・昆虫人間と触れ合う勇太。ドリルボーイは「不思議だな〜」と言うが、私もドリルボーイに同感。『得体の知れない者には近づくべきではない』
 「心を一つにするってああいう事を言うのかな?」とドリルボーイに、「それはちょっと違うんじゃ‥‥」と言いたい。勇太が昆虫人間と行っている事は『心を一つに』ではなく、『信頼関係の構築』です。他人を信頼しないと、自分も信頼してもらえないんですよ。ドリルボーイは自分の力を誇示するばかりで相手を信頼せず、対するビルドチームはドリルボーイを図々しい奴として信頼しなかった。お互いの信頼関係は『0』だったんですね。合体できないのも無理は無い。
・地底王に「人間を助けたいなら私の僕になれ」と脅され、勇太は「何だって!?」とただ驚いただけだったが、おバカなドリルボーイは「バカ言うなよなー!」と即断ってしまった。その応えに、地底王は「ならば!」と人間を攻撃。ドリルボーイ‥‥バカはアンタよ‥‥。交渉というものは、すぐに断ってはダメ。相手の出方を見ながら進めて行かなきゃ。
 人間を攻撃され、「さぁどうする?」と勝ったも同然の地底王。ドリルボーイのせいで後が無くなってしまった勇太。ヤバイ‥‥と思ったら、ブレイブポリスが到着(良かったねドリルボーイ(笑))。
・昆虫人間がウヨウヨ出てきた時は、何か異様で気味が悪かった。
 昆虫人間は勇太達を攻撃しているのに、勇太は昆虫人間攻撃しちゃいけないって命令、でも攻撃しなかったらやられちゃうし‥‥一体どうするんだろう?と心配していたら、そこへ昆虫人間の王が登場(あぁ、あの子がそうだったのか!)。
 昆虫人間の王と勇太の友情(?)を見て、何かを感じたドリルボーイ。ビルドチームに、『今までの自分を反省し、皆の心をもっと分かるように努力するから許して欲しい』と告白。嬉しそうにその言葉を聞くビルドチーム。そんなドリルボーイにかける言葉は、『許す』や『怒っていない』ではなく、優しい言葉でした。それを聞いて、『あぁ、彼らはドリルボーイを本気で嫌っていたわけじゃなかったんだ』と分かりました。何か起きてからでは遅い‥‥だからこそ先輩として厳しく叱る。ただそれだけだったんですね。
・ラスト、昆虫人間は、3万年の眠りにつきました。
王は、勇太がくれたクッキーを抱いて眠りにつきました。こんな事言ったらいけないと思いますが、3万年後には、クッキーは腐っていると思います(汗)。
※昆虫人間というと、どうしても『ザ・フライ』を思い出してしまいます。『ザ・フライ』は蝿と人間の融合でしたが、昆虫人間は、蟻っぽいですね。


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