・街で銀行強盗が続発していた。共通点は、犯人の痕跡が一切ないということである。 証拠がないために、犯人の目星もつかないため、ブレイブポリスに捜査が回ってきた。 早速捜査を始めようとしていた時、アンジェラ学院の学院長がやってきた。盗まれた宝石を、学院内で発見したというのである。 さて、誰が捜査に行く?なんと、勇太が行くことになった。警察には女性の警察官だっているのに、どうして勇太? 冴島総監の推薦(?)だというのである。かくして勇太は『友永勇子』として女生徒に変装して潜入捜査をすることになった。 近所の人には誰にも見られたくないのに、こういう時に限って糸畑さんに会ってしまい、それからはみんなのオモチャになってしまう(笑)。 姉の服をひっぱだして着せ替えさせられたり、言葉遣いが男っぽいと言われて直されたり‥‥でも勇太もなんだかんだ言って楽しんでいるような(^_^;) ・翌朝、吹っ切れた勇太は女の子の言葉で「行ってくるわね〜♪」とデッカードに手を振って学院の中へ──。 さっそくクラスメイトと打ち解けて楽しそうだが、体育の授業の時だけは、さすがに顔を真っ赤にして硬直するしかない!! 皆が去ったあと、クラスメイトのロッカーを確認すると、なんと皆のロッカーから宝石が見つかってビックリ。 ・一方、デュークとシャドウ丸は、ある国から不法に持ち込まれたロボット兵器を積んだトレーラーを追跡中だった。 しかし2人とも、故障して動けなくなってしまいブレイブポリスに運ばれる。 調査によると、2人とも、外側から指一本触れることなく機体の深奥部にある動力ケーブルを1本だけ切断されていた。 ・学院ではシスター七瀬の指導によりミサが行われていた。 勇太は窓越しに覗き見していたが、突如、生徒たちの体が宙に浮き、目が怪しい光を放った。 「超能力!?」と勇太は驚き、彼女達が“姿なき犯罪者”の正体で、七瀬が真犯人であると確信した。 ・七瀬を逮捕しようとするデッカーに対して七瀬は自らの正体を明かし、聞かれていない事までペラペラと喋ってしまう(笑)。 シスターの衣装を脱げば超セクシー♪でも、少しダサくて時代を感じてしまう。 彼女はエスパーエージェントを育てるのが任務で、宝石強盗はそのテストだったと言う。 結局、最後はお決まり通りに逮捕されてしまうのですが、彼女のエスパー能力は凄いんだから、なにかで活用できないものだろうか。触らずにケーブル切れるなんて、そうそうできませんよ。 ・とにかく今回は、勇太君が可愛い(惚)。時代を先取りする「萌え」というものですね。 当時だったから出来るネタで、現在での放映は難しいかも‥‥。まぁ、一番難しいのは先回の『僕の妖精』に出てきたフェイでしょう。難しいというより、規制がかかって無理でしょうね。 ラストは悪乗りが極まり、次回の潜入捜査には冴島さんとデッカードが女装をするらしい(爆)。 冴島さんは見たくないけど、デッカードは見たいかも? 因みに、この話が収録されたビデオの表紙パッケージは、女装デッカードのアップだったらしい。 一番笑ったのは、センサーを正すため、自らの頭を叩いたジェイデッカー。昔のテレビじゃないんだから(^_^;) |