31話 姿なき犯罪者

・街で銀行強盗が続発していた。共通点は、犯人の痕跡が一切ないということである。
証拠がないために、犯人の目星もつかないため、ブレイブポリスに捜査が回ってきた。
早速捜査を始めようとしていた時、アンジェラ学院の学院長がやってきた。盗まれた宝石を、学院内で発見したというのである。
さて、誰が捜査に行く?なんと、勇太が行くことになった。警察には女性の警察官だっているのに、どうして勇太?
冴島総監の推薦(?)だというのである。かくして勇太は『友永勇子』として女生徒に変装して潜入捜査をすることになった。
近所の人には誰にも見られたくないのに、こういう時に限って糸畑さんに会ってしまい、それからはみんなのオモチャになってしまう(笑)。
姉の服をひっぱだして着せ替えさせられたり、言葉遣いが男っぽいと言われて直されたり‥‥でも勇太もなんだかんだ言って楽しんでいるような(^_^;)
・翌朝、吹っ切れた勇太は女の子の言葉で「行ってくるわね〜♪」とデッカードに手を振って学院の中へ──。
さっそくクラスメイトと打ち解けて楽しそうだが、体育の授業の時だけは、さすがに顔を真っ赤にして硬直するしかない!!
皆が去ったあと、クラスメイトのロッカーを確認すると、なんと皆のロッカーから宝石が見つかってビックリ。
・一方、デュークとシャドウ丸は、ある国から不法に持ち込まれたロボット兵器を積んだトレーラーを追跡中だった。
しかし2人とも、故障して動けなくなってしまいブレイブポリスに運ばれる。
調査によると、2人とも、外側から指一本触れることなく機体の深奥部にある動力ケーブルを1本だけ切断されていた。
・学院ではシスター七瀬の指導によりミサが行われていた。
勇太は窓越しに覗き見していたが、突如、生徒たちの体が宙に浮き、目が怪しい光を放った。
「超能力!?」と勇太は驚き、彼女達が“姿なき犯罪者”の正体で、七瀬が真犯人であると確信した。
・七瀬を逮捕しようとするデッカーに対して七瀬は自らの正体を明かし、聞かれていない事までペラペラと喋ってしまう(笑)。
シスターの衣装を脱げば超セクシー♪でも、少しダサくて時代を感じてしまう。
彼女はエスパーエージェントを育てるのが任務で、宝石強盗はそのテストだったと言う。
結局、最後はお決まり通りに逮捕されてしまうのですが、彼女のエスパー能力は凄いんだから、なにかで活用できないものだろうか。触らずにケーブル切れるなんて、そうそうできませんよ。
とにかく今回は、勇太君が可愛い(惚)。時代を先取りする「萌え」というものですね。
当時だったから出来るネタで、現在での放映は難しいかも‥‥。まぁ、一番難しいのは先回の『僕の妖精』に出てきたフェイでしょう。難しいというより、規制がかかって無理でしょうね。
ラストは悪乗りが極まり、次回の潜入捜査には冴島さんとデッカードが女装をするらしい(爆)。
冴島さんは見たくないけど、デッカードは見たいかも?
因みに、この話が収録されたビデオの表紙パッケージは、女装デッカードのアップだったらしい。
一番笑ったのは、センサーを正すため、自らの頭を叩いたジェイデッカー。昔のテレビじゃないんだから(^_^;)


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