33話 小さな勇者

・警視庁全職員の一斉の健康診断。
ブレイブポリスのメンバーも健康診断を受けることに。ロボットも人間と同等に扱ってくれてありがたい。
藤堂さんが言うように、人間の場合は「ここが悪い」って自己申告できるけど、ロボットは自覚症状が無いのが不便ですね。
・ダンプソンとドリルボーイに異常が見つかったため、整備中、彼らの超AIは別の場所に移し替えられることになった。
冴島さんの趣味なのか、2人の体を模した、ミニチュアサイズロボット(笑)。
内蔵バッテリーが切れちゃうと、超AIのメモリーも吹っ飛ぶため(危なっ(^_^;))、とにかくデッカールームで大人しく待機するよう命ぜられる。
でも、やんちゃなドリルボーイがじっとしているわけがないですよね。
サッカーボールを蹴って遊んでいたドリルボーイは、廊下に蹴り飛ばしてしまったボールを取りに行くため、デッカールームを取りに行き、それをダンプソンが引き留めに廊下に出たら‥‥パタンとドアが閉まった!!
・やることなすことが裏目に出てしまい、とうとう2人は警視庁の外へまで出てしまう──。
天ぷらに揚げられたり、ガムを踏んで立ち往生、排水溝に落ちて‥‥小便小僧の●から脱出したりと、スタッフは相当遊んでますね。
因みに、ポイ捨てされたタバコをかついだダンプソンの姿に、この2人が、今はどれだけ小さい体なのかがよく分かります。
いつもの戦闘の話と違って、彼らの仕草はまるで人間のようです。関節も表情も、いつもより柔らかく描かれていますね。
・日々の犯罪続きで超忙しいときに、ブレイブポリスが一斉に健康診断を受けてデッカールームが空になったら、不測の事態に陥ったらどうするの!?と、最初は思いましたが、デッカールームにいるみんなはどこか平和そうで、暇そうです。
そもそも、本来はブレイブポリスは暇なのが一番です。3話か4話で「ブレイブポリス全員が出動するような犯罪がそう発生してもらっては困ります」って冴島さんは言ってましてが、それが今では『全員出動しても歯が立たない!』というヤバい時もあったりして‥‥。
今まで、しようしようと思っていても出来なかったのかもしれない。だからこそ、今日一斉点検が出来たのかもしれない。
・一刻も早く警視庁に帰りたいドリルボーイとダンプソン。交番に助けを求めに行ったら誰もいない。デッカールームに電話したらパワージョーが出て、いたずら電話に間違われて切られてしまう。近所に住んでいる綾子さんに助けを求めて呼び鈴を鳴らすが、ドアの開け方が荒すぎて壁にめり込み(ドアノブの分、でっぱりがあるから、めり込まんでしょう普通)。
疲れてきたのでバスに乗ればいいと乗ったら、乗降する人がいなくて素通り‥‥。哀れだねぇ。
・ようやく2人がいないことに気付いたブレイブポリスは、大慌てで2人を探しにでかけていった。
う〜ん、発信機ぐらいつけとけば良かったのにぃ。
・殉職寸前でうるにゃんに発見された2人は、すぐさま警視庁に保護されて元の体に戻れて、ホッと一息。
しかし‥‥悪夢のような事態が起きる。
健康診断の点検装置に不備があり、もう一度初めから──再検査らしい。
そして、問題が見つかって修理となった場合には、今回のようなドリルボーイとダンプソンのような小さい体が与えられるという(汗)。
全員分のバックアップボディを披露する冴島さん。
皆、青ざめて震えているのが笑える。


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