38話 オバケだよ全員集合

・真夜中に、オバケが出現する事件が多発している。
なんでこんな小さな事件をブレイブポリスが担当することになったのか?
それはつまり‥‥ロボットである彼らには、オバケに対して恐怖心が無いからである。
ブレイブポリスは、確かに依頼を受けても特に怖がっていなかった。
しかし、勇太は震えていた(可哀そうに、まだ子供だよ?)。
・綾子が取材のために怪しい洋館に潜入しようとしたところ、ドラキュラが登場。ドラキュラって西洋だし、そもそもオバケじゃないよね。‥‥ま、いいか。
そのドラキュラに捕らえられてしまう。
館の主は、ぬらりひょんのような男。生きた人間なのに、あんたの方がよっぽどオバケらしいよ。
その男は、次々とオバケを出現させていたのであった。
・勇太がデッカードとパトロール。怖いなら一緒に行かなきゃいいのに‥‥。
怖がりな勇太のため、少しでも気を紛らわせてあげようと、デッカードはカーラジオを聴かせるが、タイミングが悪いことに、怪談をやっていた‥‥(可哀そうに)。
因みにこの話が放映されたのは11月秋で。怪談は時季外れではある。
もっと早めに放映していればとも思うが、夏は24話あたりを放映していた。勇者シリーズ恒例・折り返し地点のパワーアップ時期だった為、秋までずれ込んでしまったのである(;^ω^)。
・怪談話を聞いてすっかり肝が冷えてしまい、タイミングが悪いことに尿意を催してしまう。
デッカードは公園に寄って(酷いなぁ、コンビニに寄ってやれよ)、誰にもいないトイレで一人寂しく‥‥。
トイレ前にはろくろ首が現れていたのだが、柱と同化してしまい(笑)、勇太に気づかれることは無かった。
・マクレーン、パワージョー、ドリルボーイがオバケ軍団に遭遇し、攻撃するものの、体が透けているので攻撃も素通り(危ないなぁ、その弾どこ飛んでくの?)。
オバケはすうっといなくなり、こつぜんと消えてしまった。
恐怖を感じないブレイブポリス達は、オバケが消えた事実を怖がらず、冷静に『どうして消えたのか?』を不思議がるのであった。
・デッカールームでは、昨夜のオバケに関する分析結果が話し合われていた。
冴島が、モニターに映し出されているオバケに大興奮していると、「そんなに見たいのだったら、捜査に同行すれば実物が見れたのに‥‥」と背後からポツリと言われる。
するとガンマックスが、「総監は見るのは好きだけど会うのは怖いんだよ」と嫌み〜な言い方をする。
でも、実際そうだよね。TVで怪談特集とかを好んで見たりしますが、それを実体験するのは絶対嫌だし!
ブレイブポリスは、各自で持ち込んだネタについて盛り上がっていて楽しそうだが、オバケを下手に刺激して、逆にオバケから呪われてしまったらどうしようと、勇太は怯えていた。
・ダンプソンは、綾子の幽霊が気になったため、綾子の会社に聞いてみると、数日間出社していないそうだ。
なんでも『土地がらみの不正』を調査しており、彼女は取材熱心のため、数日出社しないことは「よくあること」と言われ、ダンプソンは渋々納得した。
しかし、再びダンプソンの前に綾子の姿をしたオバケが現れ、気になって追うと、館の前ですぅっと消えてしまうのであった。
・オバケの出没する範囲が、ごく限られた狭い地域であることが、徐々に判明した。
神出鬼没であるオバケが、ごく限定された範囲・時間に現れて消える。もしかしたら“人為的”なのではないか?とマクレーンは不審に感じ、他のメンバーらも同様に不審がる。
オバケが出没するという噂を流し、実際にオバケを見せ、近隣住民を立ち退かせて、誰が得をするのか──?を調べたところ、綾子が調べていた『土地がらみの不正』の事件と合致したのである。
・ダンプソン達が急いで館に行くと、案の定、捕らわれた綾子を発見した。
ダンプソンは、自分のオバケを作って助けを求める綾子の能力(?)に感心していたが、綾子はそんなことはしていないという。
綾子は、「座敷童」の仕業じゃないかと推測。子どもの姿をした神で(こんな悪い奴が住む館に座敷童がいるのか?)、綾子を守るため、綾子の姿に似せてダンプソンに助けを求めたのではないか?と。


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