闇に咲く花あらすじ あらすじ

長編
■第1部   [1-1話]
霊界鬼が、ヒロインを魔界に連れて来るものの、竹林で道に迷っていた。
突如、宮殿のサイレンが鳴り響き、盗みを働いた二人の盗賊がこちらに向かって逃げてくる。
その二人組こそが、妖狐蔵馬と黒鵺であった。
彼らは魔界に人間がいることに気付き、追われる身にもかかわらず、思わず足を止める──。
  [1-2話]
黒鵺を助けようとするヒロインと、「いっそこのまま死んでしまえばいい」と拒む霊界鬼。
しかしヒロインは、黒鵺を助けなければ人間界に帰ると言いだして‥‥
  [1-3話]
ヒロインに言い負かされ、渋々黒鵺を連れ帰ることになった霊界鬼。
黒鵺の恐ろしさを何一つ知らない無知なヒロインの危うさに、霊界鬼は危機感を抱く。
  [1-4話]
傷ついた妖狐蔵馬を迎えに行った霊界鬼。ヒロインは、傷ついた黒鵺と二人きり。だが突然、黒鵺が目を覚まして‥‥。
ヒロインを見つめて黒鵺が放った言葉とは‥‥。
  [1-5話]
目覚めた妖狐蔵馬の妖力に悲鳴をあげる霊界鬼。蔵馬はヒロインに向かって自分を殺すよう命じた。
ヒロインはショックのあまり、こともあろうに妖狐蔵馬に向かって叱りつける。
  [1-6話]
蔵馬と黒鵺は、霊界鬼を家に戻らせないよう、ヒロインらに霊界に嘘をつかせて帰らせるよう命令。
霊界鬼はその嘘を信じて霊界に帰還してしまって‥‥。
  [1-7話]
ヒロインが霊界鬼に話した内容が嘘だとコエンマにばれ‥‥。コエンマが血相を変えて魔界にやってきた。
対峙する妖怪と霊界の統治者。一触即発!?
  [1-8話]
コエンマがヒロインに、人間界に帰るよう説得するが断固拒否。次第にケンカになり、ジョルジュは唖然。
ここまで関わった以上、人間界には帰れない‥‥。
  [1-9話]
黒鵺が、つい「ここに残れ」と口を開き、自分が吐いた言葉に心底驚く。
だが、ヒロインと離れたくない感情の方が勝った為、自分の気持ちを正直に語りだす。
■第2部   [2-1話]
医者として、送られてきた妖怪患者を治すヒロインは、患者に添付されたカルテを勝手に見る蔵馬と黒鵺に頭を抱える。
その時、霊界からヒロイン宛に一通の手紙が届いた。
  [2-2話]
ヒロインが魔界で暮らすことを許しておきながら、やっぱり『仕事のために人間界へ帰れ』と平気で言ってのけるコエンマに、蔵馬と黒鵺は怒りをぶつける
  [2-3話]
治療の為にと、霊界から寄越された妖怪達は皆、蔵馬を恐れて逃げ出していく。ヒロインは、なぜ皆が蔵馬を恐れるのかを調べ‥‥他の妖怪同様、蔵馬を恐れて近づくのを躊躇ってしまう。
そんなヒロインに、蔵馬が下した結論は‥‥。
  [2-4話]
雲鬼が、ヒロインを人間界に連れ帰るためにやってくる。
晴れやかに送り出す蔵馬とは対照的に、「別れたくない」「ここに残れ」と煮え切らない黒鵺。
  5(ヒロイン編) [2-5話(ヒロイン編)]
蔵馬と別れ、人間界で働きだしたヒロイン。その中で、観客の陣、酎、鈴駒という妖怪に出会う。
彼らと交流するうちに、妖怪の事がなんとなく分かり、蔵馬への恐怖が解きほぐされていく‥‥。
  5(妖狐編) [2-5話(妖狐編)]
ヒロインが人間界で、暗黒武術会場で働いていると知った黒鵺は、危険すぎると警告する。
いつ、ヒロインに会いに行くか。二人は作戦会議を練ることに‥‥。
  [2-6話]
暗黒武術会開幕。ヒロインたちは、「人間を殺せ」と大合唱する妖怪達に圧倒される。
逃げるように会場を後にすると、ヒロインたちを尾けてきた妖怪たちに囲まれてしまい‥‥。
  [2-7話]
暗黒武術会。人間の代表として出場している幻海とのお茶会。幻海の助言を聞きながら、言葉の重みに圧倒される。
  [2-8話]
ヒロインと黒鵺の再会。
「普通の人間とは異なる生き方をしている」との黒鵺の言葉に、ヒロインは「人間は人間界で生きた方が良いか?」と聞き‥‥黒鵺は絶句してしまう。
  [2-9話]
ヒロインと蔵馬の再会。
思わず再会に涙するヒロインに対して、蔵馬は優しく自身の想いを口にする。
■第3部   [3-1話]
ヒロインは人間か妖怪か? 蔵馬、黒鵺、ヒロイン二人。四人は初めて、腰を据えてじっくりと話し合った。
  [3-2話]
蔵馬とヒロインの大喧嘩。口を開くたびに言い負かされるヒロイン。護られるだけの立場なんて情けないと、「自分が妖怪になれば‥‥」と言いだし、蔵馬の逆鱗に触れる。
  [3-3話]
暗黒武術会が開催されたのに患者は来ず、やることがないヒロイン。蔵馬は、妖怪は基本“他者に頼らない”と言い、ヒロインを困惑させる。妖怪と人間の違いがわかる瞬間だった。
  [3-4話]
暗黒武術会決勝戦を観戦していたヒロイン。突如爆発が起き、ヒロインは吹き飛ばされてしまう。
蔵馬はスタジアムに駆け込んで助けに向かったが‥‥?
  [3-5話]
傷を負い倒れているのが蔵馬だと知った妖怪達が、蔵馬を殺して名を上げようと武器を携えてにじり寄る。
ヒロインは蔵馬を殺させまいと妖怪達の前に立ちはだかり、腕章を見せつけて脅すが‥‥。
  [3-6話]
独断で蔵馬と黒鵺を人間界に入れた雲鬼を咎めるコエンマだが、雲鬼はそれどころではないと抗議。
雲鬼は、コエンマの力を以て蔵馬を治してほしいと懇願するが、コエンマは拒否し‥‥。
  [3-7話]
自分の愚かな行為によって蔵馬に瀕死の重傷を負わせてしまったヒロインは、自分を激しく責めたてる。
幻海は「愛する人を失い独り残されるくらいなら、愛する者を庇って死んだ方が良い」と思っての行為だと言い、ヒロインのせいではないと慰める。
  [3-8話]
ヒロインが身を挺して自分を庇った事を知った蔵馬。いつも護ってきた立場だが、はじめて護られる立場に。
強い方が護るべき、弱いから護られるべき‥‥そういう理屈では語れない“何か”。
  [3-9話]
人間だろうが妖怪だろうが‥‥。100年生きようが1000年生きようが‥‥死は一律に不慮なもの。
その瞬間が訪れるまで、ただひたすら、共に生き続ける。
  10 [3-10話(完)]
ついに完結です。
それぞれに相応しい“居場所”に落ち着きます。蔵馬にとっての居場所は──“ヒロインと共にある”のです。
 [完]
■第4部   [4-1話]
黒鵺は、ヒロインを賊に迎えたい。だが、部下が人間のヒロインをどう思うかを心配する。
一方ヒロインは、部下が自分の存在をどう思うかを心配し、黒鵺のために何ができるかを模索する。
  [4-2話]
蔵馬は黒鵺に、『治癒能力』があるという理由だけで賊に侍らせている女を始末するよう命じる。
賊の役に立つ間は、持ち続けようと提案する黒鵺に、蔵馬は警告を発する。
  [4-3話]
賊の古株の女は、高い治癒能力を持つ自分より、何の能力もない人間の女性が黒鵺に優遇されていることに不満と嫉妬を抱き始め、始末しようと思い始める
  [4-4話]
加羅は、戦場にヒロインを連れてきて‥‥敵賊に対峙させて襲わせる。
黒鵺はヒロインを助けようとするが、蔵馬に関係性を知らせるからと制止されて──。
  [4-5話]
蔵馬と黒鵺は、加羅の口から今回立てた『策』について問いただす。
それはあまりに無謀で、一歩間違えれば‥‥ヒロインの命は無かったことにゾッとする。
  [4-6話]
初めて目にした、黒鵺の“妖怪”としての強さと、副将としての彼の地位と傅く部下の姿。
自分が黒鵺にした接し方が、どんなに馴れ馴れしかったかを知り、嘆く浅香。
黒鵺は、「今まででおり」で良いと言うが、どうにもそうなれなくて‥‥。
  [4-7話]
当たって砕けろ。一か八か。ダメで元々。猪突猛進の言葉が相応しいヒロインの性格に、黒鵺は心の底から恐ろしく思う。
こんなトラブルメーカーで口やかましいヒロインのどこに惹かれたのか、黒鵺は自問自答するが──。
  [4-8話]
タダでさえ人間ということで浮いているので、自分を特別扱いされたくないヒロイン。しかし黒鵺は、それは仕方がないと言う。
ヒロインが死んだら、全てが終わってしまう。その恐ろしさが全くわかってないと、黒鵺は浅香に言うが‥‥。
  [4-9話]
黒鵺は、部下たちにヒロインをどう思っているかを伝えることに。
人間を連れてきた以上、いつかは避けては通れないことであるが──。
  10 [4-10話]
部下が、ヒロインの存在を認める。 蔵馬は、“頭”として、自分がするはずだったことを黒鵺にやってもらい──礼を言う。
アップ  
中編
妖狐蔵馬
・ヒロイン暗殺計画!?蔵馬悪夢の1日   [1話]
猛烈な台風が近づいている最中に、医者として本土に向かおうとしているヒロイン。
それを必死に止める蔵馬に対して、一切聞く耳を持とうとしないヒロイン。
スタッフと観客の間柄を徹底している両者は、まともに会話をすることもできなくて‥‥。
  [2話]
ヒロインを探しても見つからない。フェリー乗り場で、停泊している船内にいたスタッフを問い詰める蔵馬。
蔵馬とスタッフの揉め事に割って入った雲鬼は、蔵馬に向けて銃を発砲してしまう。
  [3話]
妖怪は人間を蔑視している。ヒロインは、蔑視対象の自分と一緒にいれば、蔵馬の評価が下がるのでは‥‥?と問う。
蔵馬は関係ないというが、納得できないヒロインが出した提案に蔵馬がキレる。
  [4話]
ヒロインは、自分を殺す為に『病人に仕立て上げられた人間』を哀れまないこと、殺される前に相手を殺すという、蔵馬の妖怪としての冷酷な考え方を嘆く。
蔵馬はそんなヒロインに、もっと“危機感”を持つべきと叱るのだが──。
  [5話]
蔵馬は、人間界に来てからというもの、どうも平静でいられず意味もなくイラつく理由──。ヒロインが陣らと話している光景を見て嫌悪感を持つ“理由”にやっと気付いた。
それは、自身では全く予想していなかった‥‥“初めて持った感情”だった。
  [6話]
黒鵺に、血だらけの姿を見られた蔵馬。黒鵺は、蔵馬を攻撃した犯人を問いただすが‥‥蔵馬は答えない。
瞬間、ヒロインを庇って受けた傷だと察知し、その被害が自分のヒロインにも及ぶのかと、黒鵺は問いただしたが──
  [7話]
ヒロインを護衛することを諦めきれず、再び陣がやってきて、自分達が練った杜撰(?)なプログラムを公開する。
しかたなしに、ヒロインは蔵馬との関係性を暴露して──。
  [8話]
いつか蔵馬は、ヒロインを護って死ぬかもしれない。そう思った時‥‥抱きたいと思った。
  [9話]
(注)裏です。パスワードが必要になります。
  10 [10話]
恥ずかしさが先行してしまったヒロイン。
でも、ヒロインは蔵馬を愛している。今はそれで‥‥蔵馬は満足である。
 [完]
黒鵺
妖狐蔵馬
短編
妖狐蔵馬
黒鵺
1日遅れのバレンタイン 本日はバレンタインデー。ヒロインからチョコを貰った蔵馬。
貰っていない黒鵺は、これ見よがしな蔵馬に腹が立ち、ヒロインが勤務する病院へ‥‥。
  ・エレベーターパニック(リクエスト) エレベーターが故障し、ヒロインが閉じ込められた。助けに来た黒鵺だが、技術者でないと開けることは出来ない。
ヒロインも唖然とする、黒鵺が取った信じられない救出方法とは──!?
 ・ブローチの功罪  [1話]
黒鵺とヒロインの関係を知らない酎、陣、鈴駒、凍矢ら4人。彼らは、黒鵺がヒロインの動向を監視しているらしいと警告。
黒鵺との関係を明かせず返答に困っていると、4人は盛り上がり、終いには「やっつけよう」という雲行きなってきて‥‥!
  [2話]
蔵馬と黒鵺に意見を言う者賊仲間は、“反逆者”として殺されている。
黒鵺のヒロインは、その事実を知らず、蔵馬に向かって喧嘩を売ってしまい──。
  3[完] [3話]
口が達者なヒロインを言い負かせない黒鵺は、だんだんとイライラを募らせる。
そのイライラの正体が、実は“嫉妬”だと知って‥‥。
  はじめてのお使い(リクエスト) 夜食を買い忘れてお腹を空かせたヒロインのために、黒鵺が売店で買ってきてやることに‥‥。
初めての人間界。初めての売店。初めてのお使い。果たして、無事に目的のものを買って帰れるか!?
どちらでも


 様々な意見を頂いた結果、パス制になりました(^_^;)
長編
 南野秀一となった貴方へ  序章 賊を狩りに出かけた蔵馬が突然、ヒロインの元に返って来なくなる。霊界に問いただしたいが返答が怖くてできない。
いつか帰ってくると信じ待ち続けるヒロインだが‥‥。霊界から聞かされたのは、意外な事実であった。
  蔵馬を追って人間界へ降りたヒロイン。そこで出会った、かつて『妖狐蔵馬』だった『南野秀一』となった少年。
──あの日から17年目。互いの想いが溢れだす。
  突如行方を晦ましたヒロイン。家にはいない。学校にも来ていない。電話は繋がらない。
教師がヒロインに“厄介生徒”のレッテルを貼ろうとしているのを見かねて、蔵馬は教師に案を持ち出す。
  ヒロインは、蔵馬から取り返した暗黒鏡が霊界に返却される前に、まず自分に渡すよう話を取り付ける。
単純な幽助は、何の疑問ももたず、了承してしまい──。
  暗黒鏡がついに──ヒロインの手に渡ってしまう!
しかし、使おうとした寸前で蔵馬に止められる。蔵馬は「貴方は使ったのにどうして私はダメなのか」と問われて──。
  あの日から数千年。ヒロインは、果たして妖怪か人間か──。ついにその謎が明らかになる。
暗黒鏡に振り回された1日。全てが明らかになった今。蔵馬とヒロインは感慨にふける。
 


トップ ホーム